笠岡商業高校の笠SHOP観光班が12月に実施する観光ツアーのリハーサルに、環境土木科の2年生が3名、また笠岡高校からも3名がモニターとして参加しました。笠岡市内公立3校の生徒たちが交流しながらお互いに課題を見つけ、今後もその解決のための協力をすることになりました。笠岡商業高校の皆さん、ありがとうございました。
‘笠工テクノ工房’ カテゴリーのアーカイブ
笠岡公立3校で観光ツアーにモニター参加
2023年11月17日 金曜日未来のリーダーを育てる:環境土木科の課題研究と地域貢献の魅力
2023年11月7日 火曜日環境土木科の3年生(ドローン班)は課題研究の授業を通じて、リーダーシップと実践的スキルが身についています。この記事では、課題研究の魅力についてお話しします。
① 企業設立体験
生徒たちは仮に会社を設立し、実際のビジネス経験を積む機会を得ます。また次年度への引き継ぎの緩和やデータの一括管理のため、Googleアカウントを用いた社内ポータルサイトを運営しています。このプロセスを通じて、生徒たちは社会人としての基本を学ぶことができています。
② 生徒主体の学習
課題研究は生徒主体の学習を基本としています。生徒たちは自分でプロジェクトを計画し、実行し、評価する責任を担います。これにより、自己管理能力と問題解決能力を身につけます。
③ 地域貢献と連携
生徒たちは笠岡市と連携し、ドローン技術を活用して地域貢献プロジェクトを進めます。この経験により、彼らは地域社会への貢献と協力の重要性を理解し、実際の成果を生み出すことで自信を得ることができます。
④ 企業との連携とプロジェクト
笠岡工業高校は地元企業と連携し、プロジェクトを進める機会をつくっています。生徒たちは、役割ごとに日程調整や打ち合わせ、ドローン空撮にあたっての手続きなど、実際のビジネス環境を想定した活動のなかで問題を解決し、企業との協力を通じて専門的なスキルを磨きます。
⑤ ボランティア活動と発表会
生徒たちは積極的にボランティア活動に参加し、社会に奉仕します。また、課題研究の活動成果を報告する発表会を開催します(現在資料作成中)。これにより、彼らはリーダーシップとコミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルを向上させます。
もちろん活動当初は失敗の連続です。戸惑い立ち止まることもありました。しかし、一つ一つの経験を積み重ねることで確実に成長しています。
高校生活は将来への準備の大切な時期なので、生徒たちは課題研究と地域貢献を通じて、多くの実践的スキルを身につけ社会に羽ばたいてほしいと願っています。
アマモの種まきボランティア – 海と地球の未来に貢献
2023年10月2日 月曜日こんにちは、皆さん!
最近、美しい笠岡の海を守ることをテーマに、アマモの種まきボランティアに参加しました。
快晴のもと開会式がはじまり、主催者からアマモの役割とその重要性について学びました。
まずは、6月に収穫したアマモから道具を器用に扱いながら種を取り出して行きました。独特な匂いもまたいい思い出となるはずです。
アマモの種を海にまく瞬間は心が躍り、海洋生態系の健康に寄与することを実感しました。
仲間の学生たちと一緒に、潮風を感じながら、種まきを行いました。協力し合い、持続可能な未来のために一歩を踏み出すことの喜びを分かち合いました。
このボランティア活動を通じて、私たちは海洋環境への愛と責任感をさらに強く感じるようになりました。私たちの小さな行動が、海と地球の未来に寄与することを信じています。
皆さんも一緒に笠岡の海の健康を守り、未来の世代に美しい海を残しましょう!
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
笠岡工業高校 環境土木科2年生・3年生
地域課題を考える〜笠工テクノ工房班〜
2023年8月18日 金曜日教育サポートセンター副主幹 太田 知二様
環境土木科の課題研究という授業ないで設けている笠工テクノ工房班では、10月21日(土)に笠岡市民会館で行われる、Jimoto♥Award(ジモト アイ アワード)〜あなたはまちがすきですか〜(主催:一般社団法人笠岡青年会議所)に参加することとしています。
そのため、自分自身が考える地域課題をより具体化するために、山陽新聞社の太田様にご協力をいただき、山陽新聞 総合データベースSandex(サンデックス)を活用し、情報検索・収集、先進的な取り組み事例、手段・手法など様々なアプローチの方法を教えていただきました。
人口減少、観光資源の活用方法、公共交通機関の利便性など、生徒はそれぞれ考えて発表し、その問題についてSandexを使い調べていました。
ある生徒は、地域課題を見つけるために、家族から近所の方が「住んでいて、買い物に行くにも不便なんだ」という声を聞いたようで、公共交通について取り上げ、課題解決の方法を探ってみようとする生徒がいました。自分や友人など身近なところから課題とするのではなく、他人が困っていることに注目し、その解決をしようと考えることが、人のため、社会のためと考える土木科らしさが出ていると感じました。
就職や進学と将来のために忙しい時期であるのですが、どのような解決方法が考えられるのか楽しみです。もし、興味を持たれた方は10月21日(土)に行われるプレゼンを見に来ていただきたいと思います。
Jimoto♥Award〜あなたはまちがすきですか〜 で検索してね!
笠工テクノ工房〜環境土木科から愛を込めて1〜
2023年7月7日 金曜日環境土木科では3年生課題研究の授業を5つの班に分けて活動しています。
『笠工テクノ工房』という班では、地域の課題(依頼)を受けた後、生徒が考えてその課題に対して解決策を見い出し、解決に向けて取り組むことで、実践的な課題解決に対応する力の成長を目的にしています。(= PBL:課題解決型学習)
さて、今回の依頼は青空認定こども園からの依頼について紹介します。
半円形テーブル(2枚1組)の足に付いていたキャスター(コロコロ)が故障したため、高さが合わず使用できなくなっていました。
また、キャスター部分を切り、足の高さを揃えることで、手をついたときに移動しにくいようにすることで子供の転倒も防ぎたいということも依頼の一つでした。
鉄パイプの足は電子機械科に切ってもらいました
高さは、インターネットで2歳〜5歳の一般的な座高を参考にして、30〜35cmとなるようにしました。
今回の依頼を受ける中で、生徒たちは『子供が安全に使用できる』という部分に注目して考えていました。特にテーブル裏面の板もよく傷んでおり、板の繊維が棘(とげ)のようになっていて怪我の危険があるという事も出ました。
ネジ跡をパテで埋めて再度ネジ込めるように下地(したじ)を整え、損傷面と共にヤスリがけをして、可能な限り平坦さを出しました。
裏面はどうやってもきれいにならないので塗装をした4mm程度の板を新たに張り付け、足を取り付けました。この足は折りたたみ式のため、同じ位置に取り付けなければ4本がバランスよく開かず、ガタついてしまいます。それを防ぐためにも穴をパテで埋める必要がありました。
生徒たちは初めて取り掛かる作業のため、教員の指示を聞いて動くことも多く、また塗装一つでもどのように刷毛(はけ)を動かすと色ムラ無く仕上がるのか、試行錯誤しながら作業していました。
今回の経験で、道具や材料の名前、道具の扱い方のコツなど地道に学んでくれたと思います。
そう、それはコツコツと・・・一歩ずつ確実に!
【笠工テクノ工房】ひまわり認定こども園のフェンスを修繕しました その1
2023年6月21日 水曜日笠工テクノ工房とは、ものづくりの知識や技術を活かして、地域の困りごとを解決する学習活動です。おもに課題研究の授業で取り組んでいます。
今回より全6回に分けて、ひまわり認定こども園のフェンスを製作した様子をお届けしたいと思います。第1回は、電子機械科で行われたフェンス製作の様子です。それでは写真をご覧ください!!!
実際に溶接している作業の写真を載せることができていません。
(参考に、溶接実習をしている様子のリンクを載せます!)
投稿者である環境土木科の私が言うのもなんですが・・・工業高校って本当にすごい!!!
と改めて思いました!!!
次回は、このフェンスを支える基礎ブロックの製作編をお伝えしたいと思います!!!
(以前掲載した、環境土木科~何ができるかな?~を覚えていますでしょうか?今回はあえてリンクを載せません!!!)
電子機械科の取組はこれだけでは終わりません!
別の場所にあるフェンスの修繕も行っていました!!
鉄を自由自在に扱うことができる電子機械科は本当にすごいと思います!!!
C科:笠工Flights(R5.6.5)_営業報告 vol.2
2023年6月13日 火曜日※ 笠工Flightsとは、環境土木科3年が職業リテラシーを身につけるために設立した“仮の会社”です。
環境土木科ドローン班(3年生)が富岡保育園まで打ち合わせに行ってきました。その内容をお伝えします♪♪
笠岡工業高校:「ドローンで地域のお役に立ちたい」
富 岡 保 育 園:「ドローンで園児や保育園の写真を撮ってほしい」
今回の打ち合わせで、私たち笠工と富岡保育園の両者の思いが重なり、10月にドローン体験を通じた、つぎのような交流会を開くことになりました。
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① 園児の様子を空から撮影
② 小さなドローンを操縦してみる
③ 大きなドローンで記念撮影
④ 園児とおやつを食べて
⑤ 園児と遊ぶ
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打ち合わせが終わると20分ほど園児と遊んで帰りました。小さな子は無邪気で可愛いですね。生徒はとても人気者です。
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主体的・対話的な学習で課題を解決する
少し真面目な話をすると、ドローン班は会社のように生徒一人一人の役割を決めています(生徒が決めた、会社名もあります)。
そして、最初から最後までのほとんどを生徒が考えて試行錯誤しながら行っています(もちろん先生が多少の助言はしています)。
教育者向けの言葉でいえば「主体的・対話的な学習」と「課題解決型学習」になります。
社会人として成長するため、社会人リテラシーを身につけるために作成した名刺を交換し、丁寧に挨拶を行なっていました。
園長:「この社訓いいねえ」
名刺の裏には、高校生が考えた社訓(どんな心意気で取り組んでいくのか?)が書かれています。どうですか?格好良くないですか。私たちはお気に入りです。
学校に残ったメンバーは、専用ホームページの更新、外部展示用ポスターの作成、空撮データの処理を一生懸命に行なっていました。さすがだね。
環境土木科ドローン班(その名も「株式会社 笠工Flights」と命名)はこれからも頑張ります。
笠工テクノ工房は真夏も頑張っています♪
2022年7月28日 木曜日笠工テクノ工房は保育園を訪問しました♪
2022年6月20日 月曜日電気情報科の笠工テクノ工房班は依頼者である富岡保育園に打ち合わせに行きました。昨年度に引き続きクリスマスイルミネーションの依頼がありましたが、今年度は富岡北地区の撮影依頼もあります。まずは副園長先生に直接話を伺い、依頼内容の確認をしました。打ち合わせが終わったら、せっかくなので保育園を案内してもらい、園児たちと触れ合いました。生徒たちは園児たちのパワーに圧倒されていたようでしたが、同時に園児たちのためにイルミネーションを成功させようと誓ったと思われます。
副園長先生と打ち合わせです♪
イルミネーションの設置場所の確認です♪
園児たちとのふれあいタイムです♪
園児たちのパワーに圧倒させられる笠工生…。
笠工テクノ工房の打合せ(環境土木科3年生)
2022年5月30日 月曜日本日、課題研究という授業のなかで「笠工テクノ工房の打合せ」に参加してきました。
笠工テクノ工房とは、笠岡工業で学んだ力を活かして地域の人々のお役に立つことを目的とした活動になります。
私たちは、環境土木科の課題研究ドローン班として、ドローンの技術を用いて地域のお力となれるよう活動をしています。
とくに、笠岡市および天野産業株式会社様と共同しながら「美しく豊かな海づくりに関する協定」にかかる、アマモ場の再生事業にご協力させて頂いております。
少しでも地域の方々のお役に立てるよう頑張ります。
〜 追伸 〜
現在は高校生しかし、数ヶ月後には社会人になります。職業観を身につけるためにも、授業のなかで一人ひとり作成した名刺を交換し、生徒の作成した次第を用いて、生徒自身が会議の司会進行を務めていきました。
【土木改革】