親子ものづくり教室「二足歩行ロボット」

平成21年度よりスタートした「夏休み親子ものづくり教室」は,本校の教師と生徒が講師・スタッフとなり,工業高校のノウハウを活用して,地域の親子にものづくりの「楽しさ」と「面白さ」を体験していただく地域貢献活動です。

今夏8月19日(土)も各専門科がその特性を活かした3種類の魅力あるものづくり体験,すなわち
・二足歩行ロボット
・ミニ・ソーラーカー
・サンドブラスト体験
を案内しましたところ,定員を大幅に上回る応募をいただきまして誠にありがとうございました。

その中から本日は,電子機械科による「二足歩行ロボット」を紹介します。


電池BOXとギアBOXは市販の物を利用していますが,アクリル板による部品大小約100点はすべて笠工生による手作りです。

これは3年生の課題研究において,國富先生が指導する「MC班」の生徒達がレーザー加工機を使用して作製しました。
MC班の生徒達は加工機にカットデータと彫刻データを入力するのですが,ロボットの右足には「親子ものづくり教室」の刻字が入るように,彫刻データを入力してくれています。

なお,「MC」とはMachining Centerの略で,金型の製作や金属部品の製作に使われる工作機械で,さまざまな工具を自動で使い分ける機能を持った工作機械です。

笠岡工業高校では近隣高校では唯一,最新鋭のマシニングセンタ(MAZAK 5軸)を導入しています。

8月19日(土)には計25組の親子さんとお会いできるのを心待ちにしています。

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