こんなものまで工夫して作る笠工

2年生は来月5日から修学旅行に出るため、本日11月29日(水)から2学期期末考査が始まりました。

これに伴い、倉庫から検査室に、朝一で石油ファンヒーターを搬入することになりました。
すると、次のような驚くもべきものを目の当たりにしてしまいました。

ファンヒーターの下部をご覧ください。

机の廃棄天板にキャスターを取り付け、そのキャスター付き天板をさらにファンヒーターに固定して、
キャスター付きファンヒーターに加工されているではありませんか。

廃棄資材の中から、ファンヒーターと天板を留(と)めるアイデアと工夫が素晴らしいです。
金具を外せば、天板からファンヒーターが簡単に取り外せます。

これにより、階段は持ち上げるしかありませんが、倉庫から検査室までの延べ50m程度は、軽々と押して運ぶことができました。

この作品は、機械科の「溶接」「旋盤」「鋳造」ではなく、電気情報科の「電気工事」でもなく、環境土木科の「コンクリート」技術でもなく、言ってみれば「DIY」的なものかもしれませんが、
さすが、「ものづくりの笠工」「廃材を再活用する笠工」を改めて思い知らされましたし、
ものづくりの「楽しさ」「面白さ」がこの作品からヒシヒシ伝わってきました。

笠工の専門科の先生方は本当にスゴイです!

笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

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