防災避難訓練

本日6月5日(水)6限LHR 防災避難訓練を実施しました。

このたびの訓練では、緊急地震速報により震度5強の揺れが発生し、そのあと、津波が襲来してくることを想定して行いました。

具体的には
・机の下に隠れて、頭部を守りました。また、出口も開放して確保しました。
・揺れが収まった段階で、津波襲来に備えて、全校生徒が本館3Fに避難しました。すなわち、1年生はそのままHR教室にとどまり、2年生は3F廊下に、3年生は3F会議室に上がりました。

全クラス、全教職員の点呼が済んだあと、全校生徒は体育館に移動しました。

体育館では、教頭先生のご講評をいただいたあと、
本日お招きしました自衛隊岡山地方協力本部の自衛官の方々によるご講話や実技演習をしていただきました。

教頭先生による講評の様子です。昨年度よりも避難時間は約2分短縮したとのことです。
また、教頭先生はご自身の体験から「いつか必ず自然災害や人災はやってくる」「そのために平時の訓練が大切になってくる」とのお話をなさいました。
教頭先生の講評を聞いている笠工生の様子です。
多くの生徒が頭を上げて、しっかり聞いています。
自衛官の方のご講話の様子です。
お話の中では、「共助」の重要性のほか、普段から家族で避難場所の確認をしておくこと、学校を離れた場合は(先生方からの指示がないので)自らの考えと責任で行動しないといけないこと、等々の多岐にわたる具体的なお話をいただきました。
自衛官の方によれば、地震による怪我は脚部が大半であるとのことです。
そのため、ふくらはぎから出血していることを想定して、持っているタオルを用いた止血を訓練しているところです。
足を怪我して歩けない怪我人を搬送するために、二人がかりで怪我人を持ち上げる技術を訓練しているところです。
なお、協力してくれている生徒はウエイトリフティングの3名です。
搬送している2人は怪我人の肩の後ろと、膝の下で手を組んでいます。
自衛官の方によりますと、ウエイトリフティング部の屈強な生徒だから2人で持ち上げられるが、一般人が怪我人1人を搬送しようとすれば3〜4人は必要となってくるとのことです。

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