夏休み親子ものづくり教室 大盛況

本日7月27日(土)9:00〜11:30
令和6年度 夏休み親子ものづくり教室が、笠岡市内の小学3〜6年生を対象とした親子35組(M科10組、E科15組、C科10組)計70名をお迎えして開催しました。

昨年の親子ものづくり教室は8月下旬でしたが、参加者の要望により本年は1ヶ月早めたこの時期(7月下旬)に開催する運びとなりました。

本校の受入数が昨年よりも20名増えたことや、参加者が夏休みの宿題(自由研究)に当てようとなさっていることなどが影響しているとは思いますが、どの教室も昨年度以上に盛り上がっていたように見えました。

開会式や各科のものづくり教室は次のとおりです。

開会式。
まず初めに、主催者の笠岡市役所生涯学習課の方よりご挨拶をいただきました。
開会式。
次に、本校校長佐々木先生からご挨拶をいただきました。
開会式後の諸注意など。
本校教務課長の先生より、本日の注意事項やお願い、さらには笠工の学校紹介を行いました。

【M科−二足歩行ロボットの製作】

二足歩行ロボットの製作スタートです。
一人で頑張っています。
なお、アクリルパーツやネジなど約100点の部品はすべて本校電子機械科の先生の手作りです。
親子の共同作業です。
手前に見えるストラップの付いた黒色のアクリル板には、参加児童の名前が機械彫刻されています。
M2の生徒がサポートしています。
M3の生徒もサポートしています。
ちなみに、この生徒はウエイトリフティングに所属していて、このあと8月1日より、長崎県諫早市で行われるインターハイへ出場します。
完成したロボットが二足歩行で前進するかのテストです。
なお、10組全員のロボットが二足歩行することができました。
この透明LEDアクリルボードも、もちろん電子機械科の先生が製作されたものです。
このようなものづくりもできるのが笠岡工業高校電子機械科です。

【E科−ミニソーラーカーの製作】

E3の4名です。
この中には、昨夏、全国ソーラーラジコンカー大会で全国2連覇したメンバーが2名います。
プロジェクターとホワイトボードを用いて説明を行いました。
ソーラーカーのボディにペイントしています。
組み立てが難しい場面では、サポート役のE3生徒が支援しました。
完成後は屋外で試験走行です。
天気がものすごく良かったので、スピードもかなり出ていました。
児童だけでなく、お母さんたちも興奮していました。
全国2連覇ソーラーラジコンカーの登場です。
この車にはコンデンサーが内蔵されていますので、日陰でも一定時間は走行可能です。

【C科−セメントを使った橋の模型製作など】

セメントを流し込む型枠をつくっているところです。
型枠からセメントがはずれやすいように、剥離剤を塗っているとことです。
型枠に流し込んだセメントの仕上げをC科教員が行っています。
固まるのをしばらく待ちます。
待っている間に、レンガと砂だけでアーチ橋を建造しました。
アーチ橋の建造を説明しているところです。
接着剤や釘(くぎ)などは一切使わず、レンガと砂だけで造ります。
レンガとレンガの隙間(すきま)に砂を詰めていっているところです。
アーチ橋の下の木材の支えを抜き取って、完成です。
橋を渡る際に崩壊してしまうと危険ですので、笠工C3生徒がまず最初に渡って、安全を確認しました。
安全性が確認されましたので、小学生10人に続いて、親御さんもお一人ずつ渡りました。
セメントによる橋の模型の完成です。
C科の閉会行事です。
子供も大人もその表情から、このものづくり教室に満足してくださっていることが伺えます。
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