過日4月9日(水)令和7年度入学式が挙行されました。
入学式では、佐々木校長先生からの式辞に加えて、PTA会長 藤井様から祝辞をいただきました。
会長の藤井様からのお話が、校長先生のお話同様にとても素晴らしく感動的な内容でしたので、ご紹介させていただきます。

なお、副会長の山河様は、昨年度、息子さんが入学式の際に、笠工PTAからプレゼントされたコサージュを大切に保管してくださっておられて、それを着けられて当式に臨まれました。
(前略)
皆さんは夢や目標を持たれていますか。
まだ自分の思いを描く将来が見えない方も多いことと思います。
ある方がおっしゃっていました。
何かの仕事に就きたいかと考えた時、自分に合う仕事が何か正直分からない人が多い。
だから、自分が仕事に合わせていかないといけない。
自分のできないことをできることに変えていく。
そうすることで、我慢しないといけないことが減る。
そういう考え方が大事だと。
笠工では、多くの資格取得が可能です。
また、部活動も盛んです。
自分の取り組み次第で、この3年間大きく成長することでしょう。
できなことをできることに変えるチャンスはいくらでもあります。
また、沢山の経験を重ねる中で、
楽しいことばかりではなく、辛く苦しい思いをすることもあるかと思います。
しかし、そこで苦楽をともにした仲間こそ、皆さんのこれからの一生の宝となるでしょう。
人と人のつながりも大切にしてほしいと思います。
結びにあたり、保護者の皆様にとってこの3年間は、お子様が大きく成長する時期です。
そして、成長期の大切な「親離れ、子離れ」の時期でもあります。
それ故に、高校生活の3年間は社会人として巣立つ前の子供に伝えて行ける最後の時期です。我が子に親として、人生の先輩として、また一人の人間として、生き方や価値観を伝える大切な時期です。
言葉は見えません、しかし、無限の力を持っています。
子供の心の声にしっかりと耳を傾け、真剣に受けとめてください。
3年後、笑顔あふれる子供達と出会うその日まで、それが私達の役目です。
(後略)
