昨日6月5日(金)3限 社会会教室において、
M1(電子機械科1年)でも、「公共」授業の「道徳教育」分野のまとめとして、『笠工木鶏会 in M1』を実施しました。
前日には、E1での木鶏会をFujiホールで行ったのですが、
声や拍手音があまりにも反響して、班員の発表が聞き取りにくかったで、M1ではやむを得ず社会科教室でやりました。
木鶏会の目的は、
これからの人生の指針になるような文章を読んだり、ただ感想文を書いたり、というのではなくて、
【美点凝視】を行うことで、
お互いの「良いところ」「素晴らしいところ」に気付き、
褒めてあげることにより、褒めた方も、褒められた方も、良い脳波となって刺激が伝わり、
相乗効果によって、より良い結果が生まれることにつながっていきます。
この美点凝視、木鶏会に関して、
元号「平成」の考案者と噂され、玉音放送原稿の最終添削を担当なさった、
【昭和の大陽明学者 安岡正篤(やすおか まさひろ)先生】は、
次のような言葉を残しておられます。
◯「縁尋機妙」(えんじん きみょう)
・・・良い縁がさらに良い縁を尋ねて(=探し求めて)、発展していく様は誠に妙(たえ)なるものがある。
◯「多逢聖因」(たほう しょういん)
・・・良い人に交わっていると、良い結果に恵まれる。
「元ハワイ州知事ジョージ=アリヨシ氏『おかげさまで』を読んで」の感想文(M1生徒)
◯僕はこの文章を読んで、他人を見習ったり、協力したりする素直さが大切だと思いました。
ジョージ=アリヨシさんからすれば、靴磨きの少年は自分より下のランクの人間なのに、「国のために」という日本精神を見習い、州政の運営でそれを活かしています。
そして、両親の教えも素直に受け止め、「皆のおかげ」と心から思って行動したからこそ、彼は初めて白人以外の州知事にもなれたのだと思いました。
僕も素直さを大切に生きていきます。
◯僕はこの文章を読んで、日本精神の原点を改めて知ることができました。
「人の恩を忘れないようにしなさい」は僕もその通りだと感じました。
自分の生活でもできそうな教えが幾つかあったので、試してみたいです。
一人ではできないことがあるということや、1つの出来事が後々つながっていくことを感じました。
困難があっても決して諦めてはいけないし、続けることが大切なんだと思いました。
◯ジョージ=アリヨシ先生の文章には、沢山の心に響く言葉や名言がありました。
その中でも自分が特に良いなと思った言葉は「何事も一人では為し得ないのだから、いつも威張らずに謙虚でいなさい。どんなときも、おかげさまでの気持ちを忘れてはいけませんよ」という言葉です。
自分の人生は沢山の人に助けられているので、感謝の気持ちを伝えることが大切だと思った。
◯「おかげさまで」を読んで、周りの人への感謝の気持ちがとても大切だと思いました。
ジョージ=アリヨシさんは、自分の力だけではなく、家族や多くの人の支えを受けながら努力を続け、ハワイ州知事になりました。
自分の成功を周りに人のおかげだと話しているところに特に印象に残りました。
これからは支えてくれる人への感謝を忘れずに生活していきたいです。

机を片付けるスペースが無いので、机を合わせてやりましたので、
一人一人の物理的距離(心理的距離)が少し離れてしまいました。

「木鶏会」に入る前に「拍手の正しいやり方」を教えました。
「腿の上やベルトの高さで行えば、それはやる気の無い拍手です」と。
「他人を称(たた)える拍手とは、最低でも、胸の高さ、
できれば顔の高さ、
最上級はオデコより上です」
と教えましたところ、M1の生徒達の多くは、顔の前で拍手を送っていました。


読み終えると、班員全員から拍手をもらえます。
そのあと、班員一人ずつから「どこか良かったか」を言葉で褒めてもらえます。
班員達はどこを褒めようかと、集中して聞きながら、「良いところ」「素晴らしいところ」を懸命に耳で探しています。

すなわち、たった今拍手をした生徒も、そのあとすぐに自分に対して拍手をし返してもらえます。
褒めて、褒められて、の繰り返しです。
4人班であれば、1人の生徒は、計6回褒められ、計12回褒めてあげるので、
4人合計で72回の美点凝視(褒め言葉と拍手)が行われることになります。

班長から選ばれた生徒が教壇に立ち、クラス全員を前に感想文を発表している様子です。
いつも元気いっぱいの生徒も、クラス全員の前で読むとなると、とても緊張して読んでいました。

発表者は重圧や緊張に耐えて読み終えると、クラス全員から大きな拍手がもらえます。
「木鶏会を体験してみての感想」(M1生徒)
・同じチームのメンバーの意見を聞いて、自分とは着眼点が違ったり、感想も違ったりしていた。
だから、こういう意見交換の場は大切だと思った。
・木鶏会をすることで、良い空気になって、みんな良い気持ちになれたから、これから美点凝視で生活していきたい。
・木鶏会を体験してみて、人に褒められたりするだけでなく、褒めた方も良い気持ちになると感じた。
・発表するのはとても緊張するけれど、美点凝視することによってとても和らいだ。
・お互いの人間性を高められる素敵なグループワークだと思いました。
「木鶏」の要素を感じませんでしたが、なぜ「木鶏会」というのですか?
・僕も木鶏のような全く動じない人間になりたいと感じました。
また、平成の元号をつくったとされる安岡正篤さんを知ることができました。
