笠岡湾におけるアマモの定植

2月13日(月)の早朝、笠岡湾の見崎地区沿岸部において、環境土木科3年生の環境班が、アマモの苗の定植を行いました。例年は1月中旬~下旬にかけて行っていますが、今年は苗の生育状態が良くなかったため、この時期となりました。時期をずらしたお蔭で、今年のアマモの苗も、例年のように立派に育ってくれました。

参加した3年生は、笠岡湾での定植が早朝から行われるため、前日から本校みたけ会館で宿泊をし、万全の態勢で臨みました。

本取組には、神島見崎里浜づくりの森中さんをはじめ地域の方や、おかやまコープの組合員の方等、多くの方が参加しました。

今回定植に用いた苗は、環境班が課題研究での活動を通して、アマモの種の植え付けを行い発芽させたものや、出前授業で訪れた神内小学校の児童が育てたものです。専用ポットに入れたアマモの苗を、約20cm間隔で海底に一つずつ定植していきました。

今年から環境班は、海洋教育パイオニアスクールプログラムの助成を受けて、アマモ場再生への取組を行ってきました。この取り組みを通して、今後生徒が海洋環境を初めとする様々な環境問題に配慮できる土木技術者へと成長してもらえればと思います。

なお、この取組は2月19日付の山陽新聞に掲載されています。

 

 

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