環天頂アーク(逆さ虹)

放課後の校内で中央廊下を歩いていた生徒たちが空を見上げて騒いでいました。何だろうと声をかけるとちょうど頭の上に虹が架かっていました。しかも逆さまの虹です。163
これは環天頂アークという気象光学現象で、虹が逆立ちしたような形になります。ほぼ頭の真上に見えるので気づきにくい現象です。
生徒たちによく気がついたなあと聞くと「先生、太陽の横に短い虹が見える。」「さっき、太陽が3つ見えた。」といいます。611
これは、内暈(うちかさ)と幻日と呼ばれる現象です。残念ながら右側の幻日はもう消えていました。写真は校舎の陰から左の幻日と暈(かさ)を撮影したものです。部活の生徒たちも集まってきてしばらくみんなで空を見上げていました。

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