
クラスのため、最高の学習空間を実現するため、6時間も床を磨き、ワックスをかけてくれた彼ら。強制したわけはなく、自ら「やりたいです!」と、言ってくれました。担任として、すごくうれしいです。

「小さな汚れも落とします。少しでもきれいになるのなら、そこに、全力を注ぎます。」僅かな汚れに気づくことのできる彼らは、きっと大人になっても、活躍することができるでしょう。


もう作業を始めて、何時間が経過したのか。彼らの頑張りが実を結び、鏡のように、顔が映る床になりました。クラスの仲間が気持ちよく、学習に取り組める、最高の床です。

「まって。床がピカピカなのに、黒板が汚いなんて、なんか気持ち悪い。」と彼らは思いました。当たり前のレベルが、ぐんぐん上がる。成長は止まることを知りません。
そして、全ての作業が終了したときに、彼らは言いました。
「もう汚れてほしくないなぁ。机を運ぶときに引きずってほしくないなぁ。弁当のおかずや、ごみを床に落としてほしくないなぁ」
だが、これだけきれいにしても、時間が経てば、床は汚れる。それが真実。親になって初めて、本当の親のありがたみを知れるように、彼らには彼らしか感じることのできない感覚を得ることができた。また一つ、心が豊かになった。
おつかれさま。本当に、ありがとう!
【土木改革】