本日令和3年1月26日(水)、環境土木科3年生が授業の集大成であるポスターセッションをおこないました。

今回のプログラムは、「土木施工」という授業において、課題発見解決型学習(PBL)法を取り入れたプログラムとなっています。
①学校内でフィールドワークを実施し、校内の課題を発見する
②その課題ポイントを土木施工の知識を生かして改善案を考える
③改善案を含むポスターセッションの実施と評価をする
という流れで授業を実施しました。



3年間通った学校も知っているようで知らない。フィールドワークを実施したことで新たな気付き(発見)があり、そして「土木施工」という視点で校内を見て回ることで様々な課題ポイントが見つかりました。
ではそのポイントをどのように改善(改修)していくのか。
教科書やipadを用いて、その案を導き出しました。
そして本日のポスターセッションに至りました。ポスターセッションでは、生徒ひとりひとりが自分たちのポスターを説明(プレゼン)しました。以下その様子です。



傍聴者からも鋭い質問が飛び交います。


ポスターです。


今回のプログラムにおいては、「土木施工で学んだ知識をどのように生かすか」ということのほかに、社会人になって生きるであろう「知恵」を身につけることも大切にしてきました。
この学習法をグループで実施すると、困ったときに助けたり助けられたり、自分が苦手なことは誰かが補完してくれるから、自分が得意なことは責任をもって取組むことができるなど、様々な体験が今回のプログラムの中に含まれています。そんな体験の中から「知恵」を得て、社会人となりチームの一員として活躍してくれることを願っています。
【土木改革】