親子ものづくり教室(サンドブラスト体験)

本校環境土木科が担当しました、サンドブラスト体験には、超高倍率を運良く引き当てた5組の親子が参加しました。

作業の第一段階では、本校が準備しました幾つかの絵柄の中から好きなものを選んで、それらを透明グラスの好きな位置に貼ります。

絵柄のシールがなかなか剥(は)がせなくて、本校環境土木科3年の生徒がお手伝いしています。
本校環境土木科3年女子生徒とともに絵柄の配置などを考えています。

絵柄の部分だけをすりガラスにしたい場合は、絵柄以外の部分に吹き付ける砂が当たらないように(すりガラスにならないように)テープを隙間なく貼っていきます。

保護者の方が作業しているグラスは、絵柄の部分がすりガラスとなり、それ以外は透明なままで残ります。
右側のグラスは、黒色三角形シールの部分以外がすりガラスとなります。

そしていよいよブラストマシンで、グラスに研磨材を吹き当てて、すりガラスにしていきます。

環境土木科長の指導で、研磨材をグラスに吹き付けていきました。
この女子児童さんは「研磨材をグラス全体に均等に吹き付けるのが難しかった」と、RNCのインタビューに応えていました。
なお、この粉状の研磨材は舗装道路にも使われるものです。

ブラストマシンでの作業は1人ずつしかできませんので、作業を待っている4人はその間に、

橋脚のないレンガ造りのアーチ橋を、笠工環境建築科3年生と一緒に手作り(施工)しました。

レンガを土台の上に並べて、レンガとレンガの隙間を砂で埋めていきました(本来はモルタルです)。
隙間を埋めたあとに、木の土台を取り除きました。

橋脚のないレンガアーチ橋が崩落せずしっかり架(か)かっています。不思議ですね。

レンガとレンガの隙間には砂が埋め込まれています。

しかも、橋脚が無いにもかかわらず、このアーチ橋は大人2人が渡っても崩落しませんでした。

担当の稲本先生によれば、最大荷重は100kg超とのことです。

私(65kg)もこのあと渡らせてもらいましたが、ビクともしませんでした。

本校環境土木科ではドローン実習が有名で好評ですが、このような大変面白い学習も行っています。

完成品です。ものづくりは作業工程も楽しいですし、こうして自らが製作した作品が残るのが良いですね。
完成品です。
安価でステキな物がインターネットですぐに購入できる時代だからこそ、自らが苦労してつくったものは格別です。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。
R4に製作されましたこの動画は笠工の様子を的確に表わしていますので。

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