本日12月22日(金)大掃除後に、体育館で終業式などを行いました。
終業式に先立って、収納式と壮行式を行いました。

収納式では、
・電気工作部がジャパンマイコンラリー中国大会優勝などを、
・機械工作部が溶接県大会優勝などを、
・レスリングが部が全国高校選抜岡山県予選60kg級優勝などを、
それぞれ収納しました。
壮行式では、電気工作部の全国大会出場(12月27日〜28日 長野県松本市)と、レスリング部の中国大会出場(1月17日〜28日 広島市)を激励しました。
引き続き、終業式が行われ、佐々木校長先生が次のようなお話をされました。
(前略)
さて,終業式にあたり,「鍛錬」という言葉を紹介します。
「鍛錬」という言葉は,郷土の先人で,江戸時代初期に剣術家として活躍した剣豪宮本武蔵の書「五輪書」に語源があります。
国語辞典では「厳しい訓練や修養を積んで,技芸や心身を強く鍛えること」と説明してあります。
一方,「五輪書」の中では「鍛錬」を次のように記しています。
千日(せんじつ)の稽古をもって鍛(たん)となし,万日(まんじつ)の稽古をもって練(れん)となす
この意味は,「千日の稽古で技を修得し,万日の稽古でその技を練り上げる」「一つの技を完全に自分のものにするためには,ひたすら毎日繰り返し稽古に励むしか道はない」ということです。
すなわち,宮本武蔵は
修行や訓練の中身や厳しさよりも,継続することの大切さ,努力を続けることの大切さを指摘しています。
そして,これは皆さんの勉強や部活動にもまさに当てはまります。途中で決して投げ出すことなく,毎日こつこつと繰り返し学習や練習を積み重ねていくことが大切です。(後略)

終業式後に、各課室長の先生方からのお話がありました。教務課長の先生からは次のようなお話がありました。
いつも言っているように,話は「聞く」ではなく,「耳にプラスして目と心」で聴くようにしなさい。
来週の火曜日に通知表が発送されますので,手元に届いたら,結果を分析して,3学期につなげてください。
本日紹介するのは「竹」です。
竹はどんどん成長していきます。この竹の構造の中で特に大切なのが「節」です。この節があることで,幹の中が空洞である竹を折れにくくし,竹をよりしなやかにしています。竹のこの特質を活かして作られているものの代表的なものが,釣り竿です。
本日,竹節を例に上げたのは,学校生活でこの節に当たるのが2学期終業式や通知表です。通知表の成績が悪かった生徒は,この休業期間中に時間をかけて勉強にしっかり取り組んで3学期を迎えるようにしなさい。
この大切な節目節目をしっかり活かして, 竹のようにしなやかで柔軟に対応できる人間になってください。

年末年始も、笠岡工業高校では、個別の学校見学を受付けています。
内容は、学校説明、課題研究(実習授業)参観、施設・設備見学、部活動見学などです。
オープンスクールや保護者説明会を逃された方は是非ともご活用ください。
ご興味のある中学3年生やその保護者の方がおられましたら、まずは笠工教務課にお電話をください。
☎0865−67−0311
