出前授業@金浦中学校

令和6年度に入り、本日で4校目(高屋中→木之子中→笠岡東中)となる出前授業に、金浦中学校へ伺いました。

このたびの訪問では、金浦中出身のM(電子機械)科3年生が2名、C(環境土木)科3年生が3名、C科2年生が3名同行しました。

この8名の中には、現生徒会長のほか、岡山県溶接競技大会の1位・2位、県測量大会優勝者、レスリング全国大会出場者などがいます。
このように、金浦中学校は本校の活躍を支えてくれている中心的な中学校の1校です。

本日の出前授業では、M科参加者25名、E科参加者20名、C科参加者22名で、いずれの専門科も非常に盛り上がり、あっという間の2時間でした。
各科の講座の様子は次のとおりです。

■M(電子機械)科

M科の開会行事の様子
溶接競技大会岡山県1位のM3坂本くん(金浦中出身)が溶接しているのを見学している様子
このたびは熱中症予防も兼ねて、希望者限定の溶接体験となりました。
溶接体験を希望した金浦中の男子生徒が順番待ちをしているところです。
機械科の先生の指導のもと、溶接体験を行いました。
グラウンドのトンボを溶接で2本製作しました。
笠工専門科公認キャラクター「MEC(メック)君」を製作している様子
MEC君は金浦中女子生徒からは「かわいい〜」と大好評でした。
閉会時では、M3生徒から、笠工はどのような学校であるか、電子機械科はどのような科であるか、などの話がありました。

■E(電気情報)科

電気情報科の先生が、基盤のどの箇所にはんだ付けするかを、黒板に基盤図を描いて説明している様子
複雑な作業の場面では、電子黒板で基盤を投影して、丁寧に具体的に説明しました。
基盤に「LEDランプ」や「抵抗器」をはんだ付けしている様子
基盤に電池ボックスを取り付けている様子。
カメラマンをなさっておられた金浦中の先生も見兼ねて、ついに参戦しました。
いよいよ最終段階です。
基盤を「ことりちゃん」で台座に留めて、
青海波(せいがんは)模様の木製カバーを取り付けました。
この木製カバーは、電気情報科の先生方の完全手作りで、レーザー加工機で製作されました。
「ことり」と「青海波」の組み合わせは、「波に千鳥」に由来しています。
「波に千鳥」とは、我が国奈良時代から使われている、伝統抜群・縁起抜群の文様です。
電気情報科長は奥深いですね〜!!

■C(環境土木)科

速乾性コンクリートを練(ね)る際に、本校環境土木科3年生が指導している様子
練ったコンクリートを、好みの型枠に流し込んでいる様子。
このあとマグネットを埋め込んで、「コンクリートマグネット」の完成です。
測量体験の様子。
メジャーで測ったりするのではなく、測量機器(トータルステーション。奥に見える緑色の機器)を用いて瞬時に測る方法を体験しました。
環境土木科の先生が、測量機器トータルステーションを用いた測量結果をもとに、残る1辺の長さの算出方法を説明しています。
C3生徒の指導のもと、ドローン操縦初体験にもかかわらず上手に飛ばしていました。
キャーキャー大笑いしながら、大盛り上がりのドローン操縦体験
閉会直前、班対抗ドローン飛行レースを実施しました。
MCを務められましたC科長のトークで、本日最高の盛り上がりとなりました。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

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