昨日11月8日(金)13〜14時 笠岡市民会館ホールにて、
岡山県立笠岡工業高等学校 創立80周年記念式典を執り行いました。
会場の笠岡市民会館ホールの座席数、駐車場数の制約などから、出席者を教職員、生徒、来賓、教育功労者の方々に限定しての実施となりました。
同窓会長 采女信二郎(うねめ しんじろう)様のお話を紹介いたします。

岡山県立笠岡工業高等学校創立80周年おめでとうございます。
諸先輩方を差し置き、このような晴れの席に臨んでお祝いを述べる事が出来ます事は、本校の卒業生として誠に光栄の限りです。
「光陰矢の如し」と申しますが、私がこの学校の門をくぐってはや半世紀以上が経ちました。
もうずいぶん昔の話ですが、この高校で過ごした三年間は、私達卒業生にとっては決して忘れる事の出来ない楽しい思い出です。
多感な青春期に生涯を通じての友達が出来る事も楽しい幸せな時間の過ごし方でした。
無論学び舎でありますが、先輩・後輩・先生方との繋がりでその後の人生の歩みを考えさせられる貴重な経験を積む三年間でもあります。
在校生諸君もこの三年間を十二分に謳歌してください。
卒業して後、年を経ると共に貴重な経験だったと理解されてくると思います。
笠岡工業高等学校も創立80周年伝統校の仲間入りです。
本校の掲げる「誠実」と言う校訓に基づく真面目で闊達な校風の中で学ぶ在校生を見るとあのしなやかな若竹を連想します。
しかしこの伝統も一朝一夕に出来た訳ではありません。
諸先輩・各先生方が80年間大切に引き継いできたのです。
少子化で定員の充足もままならぬ中、これからの母校の成長は、君達にかかっています。
より一層の飛躍をお願いします。
同窓会も学校と連携し笠岡工業高校の存続、更なる飛躍の為にこれからも活動し続けて参ります。
結びになりますが、本日ご列席賜りましたご来賓の皆様に御礼申し上げると共に引き続きのご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。



三
島山脈(やまなみ)のたそがれて
はるかに仰ぐ応神の
またたく星の輝きに
高き理想を求めつつ
誠実(まこと)つくさむ友よいざ
ああ光あれ 笠岡工業