3Dプリンタの活用についての講習会を受講しました

本校では、「岡山県地域人材育成事業」の一環として、岡山県立大学の教員と連携して3Dプリンタの活用について学習しています。その中で、7月29日に「3Dプリンタの活用の実際」と題して講習会が行われ、電子機械科の3年生2名が岡山市の岡山県立大学サテライトラボeggで受講しました。

 3Dプリンタでは、フィラメントという樹脂製の造型材を使い、何段にも積み重ねていって作品を作ります。そして造形後は紙やすりなどを使い手作業で形を整える作業があります。そこでまず初めに、紙やすりの選び方やサポート材の取り除き方などについて学びました。
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3Dプリンタで作品を制作する方法は、3DCADを使って立体的な図面を作るやり方と3Dスキャナを使って立体物をスキャンして図面を作るやり方とがあります。今回は、フリーソフトの3DCADを使って図面を作る方法について学習しました。
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また、造形中にフィラメントが詰まるなどといったトラブルが発生することもあります。そこで、フィラメントを放出する部分を分解し、内部の構造の説明やトラブル対処に関するエピソードなどを聞かせていただきました。

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生徒たちは、「3DCADの使い方の説明などが分かりやすかった」「3Dプリンタで形やサイズなどを寸法通り正確に造形するのは大変だということが分かった」などと言っていました。

次回は、10月に校内で実施する予定です。

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