主権者教育<2年生>

1月11日(水)6限LHR、Fujiホールにて2年生を対象にして、主権者教育につながる講義を行いました。

今回は、特に1人1票の重みについて話をしました。自分の1票で議員の当落選が決まるかもしれません。102票という僅差で決する場合もあります。そのような事実を知ると私たちは「たかが1票」とはいえなくなりますね。

1人1票をお金で換算するとどうなるか。

地方公共団体の当初予算を、それぞれの都道府県市町村の人口で割ると、1人あたりの金額が出てきます。

地方政治において、我々は首長と議員を直接選挙にて決めます。首長が予算案を作成し、議員がそれを議会で審議し、採択します。

我々が投票し、信任している政治家たちによって市の予算が組まれ、執行されているということは、我々が間接的に市の予算を決めているとも言えます。

我々は責任と自覚を持って、この1票を投票する。

その際、しっかりと政治家や党の情報をキャッチし、その人が何を言っているのか、自分の意見と比べてどうなのか、分析する。そのような力がこれからの主権者には求められると思います。

今回の講義のアンケートで、多くの生徒が「話を聞く前は関心がなかったが、話を聞いて投票に行こうと思う」に○をしていました。うれしいことです。

また、「1票の大切さがわかり、自分はよく考えて投票したい。」「自分の1票で当落選が決まるのだから、政治家をしっかりと選びたい。」「18歳で選挙権を得たら必ず投票に行きたい」という意見もありました。

このような機会だけでなく、折に触れて、日常の中で、生徒には政治や選挙に興味を持ってもらえるように指導を続けていきたいです。

 

文責 島

 

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