【C2・C1】生徒の発表が面白い

先日(平成30年10月6日)の投稿で「環境土木科3年生が、2級土木施工管理技術検定合格に向けて、先に合格している生徒がほかの生徒に教えながら授業を展開している。」という内容がありました。

その裏で、環境土木科2年生、1年生も負けじと頑張っています。

この授業では、課題(与えられたプリント)を、班(一班5~6名)で協力しながら解決して(解いて)いきます。次にその解いた問題の答えを班の全員で共有し、内容の理解に努めます。その後、発表(問題に対する答えの解説)への流れとなります。

 

以下その様子です。

〈2年生〉

協力してまとめる(この授業は席の移動OKなんです)

発表(書画カメラや電子ペン、黒板などを用い問題の解説を行う)

他の班の意見を聞いたり、質問に回答したりする

その後、担当教員による補足

 

〈1年生〉

スクリーンに教科書を映し、その内容を自分の言葉で黒板に書く方法

(以下、2年生と同様)

 

いずれの授業においても発表方法は生徒個々人に任せました。自分が担当する問題も任せました。

この授業の約束は、まとめ段階から発表まで「他者の意見を否定しない(認める)」ことと決めて取り組んでいます。

そのせいか、自分の意見が言いやすく、個人の意見や考えがどんどん出ることがメリットです。誤りを正すのは教員の役目です。

こうした授業を通じて、教科の学習だけでなく、プレゼンテーション能力や他者を尊重する(認める)力などなど身に付けていってほしいと考えています。

 

そうそう、今回の発表の中で2年生のS君が、自身の「考察(推測)」を含めて発表していました。まるで大学生のような発表方法に驚くと同時に、成長を強く感じ嬉しい気持ちになりました。様々な工夫を凝らした発表を今後も楽しみにしています。

1年生においては、班で問題を解いている最中に急に立ち上がって、後ろのロッカーに向かって歩き出した生徒がいました。(な、なんだ?)と思いしばらく見ていると、なんとロッカーから国語辞典を持ち出し、教科書の文字を引き始めました。これも素晴らしい!自分で問題を解決する力が備わっている証拠ですね。

【土木改革】

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