未来のリーダーを育てる:環境土木科の課題研究と地域貢献の魅力

環境土木科の3年生(ドローン班)は課題研究の授業を通じて、リーダーシップと実践的スキルが身についています。この記事では、課題研究の魅力についてお話しします。

① 企業設立体験

生徒たちは仮に会社を設立し、実際のビジネス経験を積む機会を得ます。また次年度への引き継ぎの緩和やデータの一括管理のため、Googleアカウントを用いた社内ポータルサイトを運営しています。このプロセスを通じて、生徒たちは社会人としての基本を学ぶことができています。

② 生徒主体の学習

課題研究は生徒主体の学習を基本としています。生徒たちは自分でプロジェクトを計画し、実行し、評価する責任を担います。これにより、自己管理能力と問題解決能力を身につけます。

③ 地域貢献と連携

生徒たちは笠岡市と連携し、ドローン技術を活用して地域貢献プロジェクトを進めます。この経験により、彼らは地域社会への貢献と協力の重要性を理解し、実際の成果を生み出すことで自信を得ることができます。

④ 企業との連携とプロジェクト

笠岡工業高校は地元企業と連携し、プロジェクトを進める機会をつくっています。生徒たちは、役割ごとに日程調整や打ち合わせ、ドローン空撮にあたっての手続きなど、実際のビジネス環境を想定した活動のなかで問題を解決し、企業との協力を通じて専門的なスキルを磨きます。

⑤ ボランティア活動と発表会

生徒たちは積極的にボランティア活動に参加し、社会に奉仕します。また、課題研究の活動成果を報告する発表会を開催します(現在資料作成中)。これにより、彼らはリーダーシップとコミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルを向上させます。

もちろん活動当初は失敗の連続です。戸惑い立ち止まることもありました。しかし、一つ一つの経験を積み重ねることで確実に成長しています。

高校生活は将来への準備の大切な時期なので、生徒たちは課題研究と地域貢献を通じて、多くの実践的スキルを身につけ社会に羽ばたいてほしいと願っています。

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