本校電気情報科3年生の浅井君が、公益社団法人全国工業高等学校長協会表彰規程に基づき表彰されました。

この表彰は、学習上の研究、発明、発見、工夫改善、製作、工業技術に関連のあるクラブ活動などで資格取得、全国コンクール優勝など顕著な実績等を残した生徒が対象で、本県で1名のみ受賞となりました。
後輩の皆さんも、是非受賞を目指して頑張ってください!
今更ですが・・・
2月は省エネ月間です!
エアコンの温度を上げすぎないように、一枚多く着ていざ省エネ!
実は冬の期間(特に1月〜3月)が一番エネルギーを使います。
中でも暖房の締める割合はかなり大きい事がわかります!
実は温度を下げる他にも、省エネに繋がる取り組みがあります。
それは…エアコンフィルターの掃除!
掃除と返事は誰でもできる!
なんて、言ったりもしますが騙されたと思ってフィルター清掃!
電気情報科では、省エネについても学びます。
「蛍光灯とLEDどちらが省エネ?」
「なんでそうなるの?」
「電気と熱ってなに?」
少しでも興味があれば、電気情報科へ!
本日2月21日(金)は、3年生の登校日でした。
笠工では例年この登校日に、卒業していく3年生に対して、高校生活最後の講演会を実施しています。
2年前までは、卒業後にマルチ商法や多重債務などの深刻なトラブルに遭わないように、消費生活センターの方に講演を依頼していましたが、
昨年度より、テーマを「人間力」、すなわち「人としての正しい生き方・あるべき在り方」にシフトして、講演会を実施しています。
本年度は、昨年度に引き続き、「かんてんパパ」で有名な「伊那食品工業株式会社」岡山営業所から、
所長の境澤栄一様をお招きし、『心身共に健康な社会人生活を』という演題で、ご講演をいただきました。
境澤様からは、今後の社会人・会社人として歩んで行くうえで、とても有益な多くのご示唆をいただきましたので、その中から幾つかをご紹介します。
・社是「いい会社をつくりましょう」
・「いい会社」というのは、数字が良い(=利益が上がる)だけでなく、会社を取り巻くすべての方に『いい会社だね』と言ってもらえる会社を目指すということである。
・我が社(=伊那食品工業株式会社)では、社員は労力ではない。
我が社では、社員が幸せだと感じないといけない。
・我が社では、スタッドレスタイヤ装着の際やガレージ設置の際には補助金を支給している。
ガレージを設置することで、雪の多い冬に暖気運転時間を減らし、ガソリン代の削減やCO₂削減につなげている。
・会社からは「人に迷惑をかけないように」と言われている。
・具体的には、朝の出勤の際、会社へ右折して入ろうとすると対向車が途切れないので渋滞を招いてしまうため、直進して交差点を右折して、会社へは左折で入るようにしている。
・スーパーマーケットやコンビニの駐車場では、一番遠いところに停めるようにしている。お年寄りや妊婦さんが店舗の入口付近に停められるにするためである。
・春の全国高校伊那駅伝大会のスポンサーを務めるほか、地元の児童のために横断歩道橋も設置している。
・我が社にはノルマ(数値目標)はない。
各部署ごとに自分たちで目標を取り決めている。
・年功序列型賃金制度を維持し、リストラもしない。
・毎年、社員全員(約600名)で社員旅行に出掛けている。
2年に1回は海外旅行に出掛けている。
冠婚葬祭や介護で当日行けない社員のために、別日にその社員たちだけの旅行を実施している。
・会社の駐車場では、社員は自家用車の後尾をみんなで揃(そろ)えるようにしたり、散水用ホースを購入時のようにきれいに巻き上げたり、傘立ての傘を見栄え良く並べたりしている。
・これらの気遣いや整理整頓は、次回に使いやすくなるだけではなく、結果的に労働災害の削減や撲滅につながっていると実感している。
・「年輪経営」 毎年樹木が年輪を重ねるように、少しずつ会社を成長させる経営手法。
笠工の教育活動の中にも、
「他人に迷惑をかけるな」
「いい学校だねと言ってもらえる学校を目指す」
「自分たちで目標を取り決める」
「毎年少しずつ成長 年輪経営」
など、すぐにでも取り入れるべき優れた観点が沢山ありました。
境澤所長様、笠工卒業生のために素晴らしいお話を誠にありがとうございました。