7月23日(日)吉備津弓道場にて高校弓道夏季大会(7月大会)が催されました。
23日は二十四節気の中で最も暑い日という「大暑」という日にあたるそうです。名前の通り試合は熱戦となりました。
笠工Aチームは大前:M2B谷井、中:M2B三浦、落:E2廣瀬、介添えにC1大塚、笠工Bチームは大前:E2佐藤、中:C2神保、落:M3A卜部、介添えはM1B三宅、団体戦控え兼個人戦としてC2中島、E2竹内のメンバーで参加しました。
今回はAチームに主力を一点集中。Aメンバーが崩れてしまったときのために控え選手をBチームで組まず温存させます。
Aチームは強練でも12射11中を連発し、悪くても12射6中を切らない結果を出していました。さてこれが本番ででるかどうかです。
夏季大会は3人団体戦と個人戦が行われ、3人団体の4ツ矢計24射の総的で上から8位同中まで決勝に上がれます。
そして決勝進出校でさらに1立行い、計36射の総的で順位が決まります。団体戦表彰は3位までです。
団体戦は個人戦予選も兼ねます。個人戦は6位まで表彰されます。
さて試合の結果ですが、
Aチーム1立目 12射11中!!! きました。
岡工、岡山南、興陽を抜いてのぶっちぎり予選一立目1位です。会場がどよめきました。
大前:谷井皆中(4本すべてあたる)、中:三浦皆中、落:廣瀬3中です。


草むらに隠れて見えづらいですが、12射11中です。
さて問題は2立目です。11中とはいいません。8中~9中出しておけばいいかなと思っていました。
時間は1立目より一時間半ほど経っています。
さてどうなることやら、、、、、
なんと12射4中・・・・・
沈んでしまいました。せっかく1立目でたまった貯金もなくなり24射15中となりました。予選通過ボーダーは12中と余裕で通過ですが、、、後味はよくないですねえ。
さて、団体戦の前に個人戦決勝があります。三浦くんが8射6中で4位、5位、6位の遠近競射に出場となりました。
遠近競射とは射手がそれぞれ一本もって、一つの的を順番に狙って引きます。そして的の中心に近い人が勝ちです。
結果、見事的に当てることができ、6位入賞です!おめでとう!!
これまで月例射会や練習試合で遠近や一本競射をしてきた成果がでましたね。
さあ個人戦が終わり、これから決勝3立目です。もう15時をまわっています。ここからは気力と体力勝負。
貯金はありませんから、優勝するためには12射8・9中を当てないといけません。
12射5中・・・あれ?こんなはずじゃ(-_-;)
総的数36射20中となり、団体戦4位となりました。
一位岡工、二位岡山南、三位津山工業。
津工と笠工の差は一本です。また一本差で負けました。。。
生徒も顧問もがっかりです。しかし、私たちは試合で自己ベストを初めて出すことができました。これは自信をもっていいことです。あとは、それを続けること、もしかしたらプレッシャーや力み、焦りもあったでしょう。余裕という気持ちはなかったと思いますが、12射11中という的中によって注目され、逆に我々を縛ってしまったのかもしれません。
焦らず、おそれず、自分のやるべきことを淡々となす。そして結果を出す。出し続ける。なんとそれの難しいことか!!
団体戦での入賞は逃しましたが、明日につながるとてもよい経験ができたと思います。


三浦くん、プレッシャーに打ち勝ってよく頑張りました!!次は中国新人出場を目指そう!!
8月は椿射会に夏合宿、強化練成会と与一西日本大会とイベントが目白押しです。
この夏をどれだけ頑張れるかで9月新人大会、11月選抜大会の結果が変わります。
今年も中国大会いきたいなあ、、、今年は広島だなぁ、行けたらお好み焼きかなぁ・・・・
顧問の目線はもう中国大会、そして全国です。
まあ地に足をつけて、一歩ずつ歩いて行きましょう。
まだまだ暑い日が続きますが、休まず部活に参加し、たくさん練習しましょうね。
文責 島