‘C3’ カテゴリーのアーカイブ

C3課題研究(ドローン班)の取組成果の発表会を行ないました。

2020年12月23日 水曜日

本日、本校に笠岡市長、笠岡市役所の関係の方々、天野産業株式会社様をお招きし、C3課題研究ドローン班の取組成果を発表しました。

課題研究ドローン班は、笠岡市から依頼された内容(笠工テクノ工房)に対して、どのように解決していくかを考え、計画して、実行することにより成果を出すことができました。

ドローンは、「変化の時代」と呼ばれる現在に、大きな役割を持っています。生徒たちは、ドローンを用いた活動で、様々な力を身に付けることができ、将来に向けた有意義な活動となったはずです。

発表後の質疑応答では、笠岡市長からも様々な質問に対して、相手に伝える難しさを感じながら、今ある知識や経験を十分に活かすことができていました。

課題を発見し、自らの知識や考え方や工夫を凝らし、時には必要となるものを調べ、時には他者の協力を得ながら、解決に向けて取組んでいくこの活動で、単に知識を学ぶ学習以上に、生きるための力が身についたと、生徒も実感することができているようです。

さいごに、本活動にご協力していただいた、笠岡市の関係の方々、天野産業株式会社様には、感謝を申し上げます。ありがとうございました。

【土木改革】

高校生ものづくりコンテスト岡山県代替大会(測量部門)に出場しました。

2020年12月1日 火曜日

 岡山県高等学校工業教育協会土木系部会主催の『令和2年度高校生ものづくりコンテスト岡山県代替大会(測量部門)』が、岡山県立新見高等学校北校地で、土木系学科4校の3年生8チームが参加し、土木研究部3年生6名が参加しました。

 コロナ禍の中、十分に練習するための時間を確保できない中、生徒は、放課後や休日を活用し、熱心に練習に取り組み準備をしてきました。結果は第5位と第8位でした。成果の出せた生徒、思うように力を発揮することのできなかった生徒と様々ではありましたが、大会後には、どの生徒の表情にも達成感が現れていたように感じることができました。このたびの岡山県代替大会(測量部門)は、生徒の基礎的な知識や、日頃の努力を自信に繋げることの出来た大会となりました。

土木改革

土の締固めテストを勉強中です♪

2020年10月23日 金曜日

10月23日(金)午後、環境土木科の3年生は実習中。ちょっとお邪魔をするとカンカンカンと音がするので覗いてみると土の締固め試験をしていました。土木現場で土を締固める時にどのくらい水分があると強度がでるのか、実際に試験を行っているようでした。環境土木科らしい実習でした。

豊かな海の再生事業「アマモの種まき」に参加しました。

2020年10月3日 土曜日

10月3日(土)、笠岡地区漁業連絡協議会主催[美しく豊かな海づくりに関する協定事業]「アマモの種まき」に、3年生課題研究ドローン班と土木研究部の1、2年生の計9名が参加しました。

アマモの種を選別しています。
土木女子も頑張ります!
選別がすんだら白石島へ船で移動です
海は気持ちいいなあ~
ドローンで撮影しよう!
ここら辺りで種をまこう!
種をまいています
生きた化石カブトガニ発見!
   参加者で記念撮影!  
                           

笠岡テクノ工房では、昨年度より、アマモ場の面積測定をドローンで計測しており、年々アマモも増えてきているのはデータでも確認できています。しかし、昔のように豊かな環境にするには、20年はかかると組合長が話されていました。これからも笠岡工業高校は、美しく豊かな海づくりに協力させていただきます。 

【土木改革】

【笠工テクノ工房:環境土木科】「園児もにっこり^^作品をプレゼントしました」

2020年9月14日 月曜日

本日令和2年9月14日(月)環境土木科3年生テクノ工房班2名が、横江幼稚園へ、製作した作品、「トンネル遊具の支え」をプレゼントに行きました。

生徒自ら説明し、園児のみんなに組み立ててもらいます

今回製作した「トンネル遊具の支え」は完成品を持って行ったわけではありません。最後の部品の取り付けを、園児のみんなにやってもらいました。

生徒は説明に苦労しながらも、園児のみんなに金具の取り付けとマジックテープの取り付けを、分かりやすい言葉と実際の動きで説明しながら一緒に取り付けることができました。

マジックテープのとりつけ
こちらも一緒に
取り付け方法を生徒から先生へ

輪っかをひっかける順番やその方法、工夫した点や苦労した点などを伝えました。

元気いっぱい「ありがとうございます」
笑顔でトンネルくぐり。高校生も一緒に応援しています

今回の依頼品は、トンネルが自立することで先生が持っておく必要がなくなり、先生方がより園児と関われるようになるための”支え”を製作しプレゼントしました。

園児は「一緒にねじをとめるのが楽しかったー。」「大切に使いまーす。」と元気に答えてくれました。

製作した生徒も「楽しかった、先生や園児のみんなに喜んでもらえて嬉しかった。」と、今回のことを振り返っていました。苦労したことも多々ありましたが、今日この日を迎え、依頼者が喜んでくれることに彼らの苦労も吹っ飛んだのではないかと思います。

笠工テクノ工房では、自分たちで計画(P:Plan どのように製作するか考える)、実施(D:Do 製作する)、評価(C:Check 製作物を評価する)、改善(A:Action 良し悪しそ確認し、次のプランにつなげる)というPDCAサイクルを回すように実践しています。その中で中間報告(笠工テクノ工房:環境土木科】「打ち合わせと中間報告をおこないました」以下URLhttp://www.kasako.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=32934)で確認や改善案、アドバイスをもらうなどして、より良いものをプレゼントできるように取り組みました。

生徒には今回何を作り、どんな技術が身につき、どんな気持ちになったのかも大切ですが、そのプロセスを理解し、自分なりの解釈を行い、今後の社会生活や実生活につなげてほしいです。生徒のみなさん、お疲れ様でした。

【土木改革】

笠工テクノ工房はアマモ場の撮影に行きました♪

2020年9月5日 土曜日

 9月5日(土)午前、笠工テクノ工房の環境土木科のドローン班は笠岡市から依頼されていたアマモ場の測量に行ってきました。当日は天野産業株式会社に船舶を出していただき、笠岡諸島の高島と白石島のアマモ場を上空からドローンを使用して撮影しました。出港時は曇りでアマモ場が撮影できるか心配していましたが、島に着く頃には太陽も出て、波も穏やかになり、絶好の撮影条件になりました。帰校後は撮影した写真をコンピュータで処理します。

 今回の撮影では天野産業(株)にたいへんお世話になりました。ご協力ありがとうございました。

↑天野産業(株)の船で島に向かいます。

↑ドローンをセットします。

↑測量する場所を事前にプログラムしています。

↑あとはドローンが自動で撮影します。

↑残暑が厳しかったですが、楽しい撮影旅行でした。

【笠工テクノ工房:環境土木科】「打ち合わせと中間報告をおこないました」

2020年8月24日 月曜日

本日令和2年8月24日(月)環境土木科課題研究テクノ工房班の2名が、打ち合わせと中間報告を行うために、依頼者であります横江幼稚園を訪問しました。

今回の依頼品は、運動会で用いる「トンネル自立用の支え」を作ることとなっています。

まずは制作したサンプルが実際にトンネルと合うかどうかのチェックと、寸法の確認を行いました。

続いて生徒が考えたアイデアで「入り口と出口の指示板」をつけるか付けないかをプレゼンしました。今回は持ち運びのことを考え取り付けないことになりましたが、自分たちのアイデアを相手に伝えることができました。

しかしやはり緊張してしまいます。同じ大人とはいえ、保護者や私たち学校の教員とは異なる大人と接するには、言葉遣いや目線、身ぶり手ぶりなども大切です。あと8か月後には社会人(学生)になります。今は失敗しても大丈夫です。こうした機会をチャンスととらえ、しっかり練習を重ね社会人になる準備をしていきましょう。

【土木改革】

【笠工テクノ工房:環境土木科】「地元企業様に力をお借りします」

2020年8月3日 月曜日

本日令和2年8月3日、環境土木科3年生テクノ工房班が、近隣にあります「株式会社カサセイホームズ」様を訪問し、アドバイスを頂戴しました。

代表取締役の吉本様からアドバイスをいただいています

本校では平成28年度からテクノ工房の取組が始まり、今年で4年目となります。様々な教具や製品を製作し贈呈しましたが、基本は生徒が考え作って贈呈する流れで取組みます。その中で、困りごとが生じたときに教員はサポートするという流れでおこなっていました。

しかし、今年度「かつてウサギ小屋として使用していた小屋を、物置小屋にリフォームしてほしい」という依頼があり、生徒はぜひそれにチャレンジしたいと強く希望しておりましたが、正直なところ私自身(担当教員であり、この文章を書いている者)がサポートしきれるかどうか不安を抱いていました。そんなおり、ご縁いただきまして株式会社カサセイホームズ様を紹介していただき、今回の運びとなりました。

自分たちの考えをホワイトボードに描きながら説明をする生徒
現物を見せていただきながら、想像を膨らまします
大工の三宅様が実際の施工方法をわかりやすく教えてくださいました

生徒は、6月中に依頼者を訪問し打ち合わせてきた内容をお伝えすることと、自分たちが今考えている(想像していること)を伝えました。

http://www.kasako.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=32601

その内容をもとに、カサセイホームズの皆様が懇切丁寧にアドバイスをくださるという形で、あっという間に予定していた1時間が過ぎました。

今年度、環境土木科テクノ工房班は、地域の企業様の力をお借りしながら進めていきます。6月末に「力をお貸しいただきたい」とお願いに上がった際、吉本様から「ちょうど弊社も何らかの形で地域に貢献したいと考えて動き始めていましたが、コロナ禍において中止になってしまいました。そんな折、笠工さんからこのようなご相談をいただき、弊社としてもとてもありがたいことです。」と、嬉しいお言葉をいただけたお陰で、このような機会を設けることができました。本当にありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

長くなりましたが、最後に大工の三宅様が生徒にくださった言葉を紹介します。

「一回目の失敗は知恵になる。二回目どうするか考える。」

生徒は様々な経験を重ね、本校を巣立っていってほしいと思います。

【土木改革】

【笠工テクノ工房:環境土木科】依頼者との打ち合わせに行ってきました

2020年7月6日 月曜日

本日令和2年7月6日(月)、課題研究において、今回のテクノ工房で製作予定の2校に打ち合わせに行きました。

先週電話にてアポイントメントとらせていただいていたので、本日がその打ち合わせの日ということで、1つの班が神内小学校、もう一つの班が横江幼稚園にお邪魔しました。

先週の電話でも、普段では考えられないくらい緊張しながら話しをしていましたが、今回依頼者の校長先生教頭先生、園長先生とのお話しということもあり、最初はなかなか考えていた(用意していた)質問をすることができにくい様子でした。しかし、会話の中から聞いたり、考えたり、判断しなければならないことがあったりしたので、最後の方はスムーズに対応できていました。

今はそれでよいと思います。就職試験や進学試験では、私たち工業の教員ではない大人・親ではない大人と接することとなります。その時に思ったこと、考えていたことが言えるようになるための、いわば訓練となるからです。繰り返すことで成長していきます!もちろん、必要な内容は全て伺うことができたので、goodです!

いよいよ次回からは製作に移ります。どんな発想をもって製作していくのか楽しみです。

【土木改革】

【笠工テクノ工房:環境土木科】自分たちでやること

2020年6月30日 火曜日

昨日令和2年6月29日の課題研究において、環境土木科テクノ工房班は「依頼者へのアポイントメントとり」を行いました。

事前に質問事項やうかがう日時を綿密に話し合いました。フェイスガードが役に立っているかな。

電話のかけ方を練習し、担当の先生とシュミレーションしながら電話を掛けましたが、やはりガッチガチに緊張している様子でした。

「大人と話す機会というのは、親・先生だけ」という生徒達。今回の相手は小学校の教頭先生。それは緊張しますよね。でも立派に電話応対できていましたよ!あっぱれ。

そして、昨日電話できなかったもう一班は、今日の昼休電話をかけ、無事アポイントメントをとることができました。こちらもあっぱれ!

笠工テクノ工房の取組は、課題解決型学習(PBL)の方法にのっとり、PDCAサイクルを回しながら完成・贈呈にこぎつけます。担当教員が依頼者に電話をかけアポイントメントをとることは簡単ですが、基本は彼ら自身で一から作り上げることが大切です。私たち教員はそのサポーターです。

さて、次回の訪問は無事に終わるかな?それまでにどんな準備がいるかな? 一緒に頑張ろう。

【土木改革】