‘笠工テクノ工房’ カテゴリーのアーカイブ

【笠工テクノ工房】横江幼稚園 駐車場ロープ張りが完成しました

2017年11月14日 火曜日

先日平成29年11月10日(金)環境土木科3年生18名が、横江幼稚園から依頼のありました「駐車場ロープ張り」へ行ってきました。

以前より現地の測量を行ったり、電子機械科にロープ固定用ペグの作成を依頼したりしながら進めたこのプロジェクト、見事に完成し引き渡しとなりました。

以下、その様子です。

まずは最終打ち合わせです。

続いて現地測量。ここを間違えるとえらいことになります^^;

使った器械はトータルステーションとトランシットです。角度や距離を正確に測定できる器械です。

そして、測量した基準点をもとに、電子機械科で作成していただいたロープ固定用ペグを用いて、駐車場の枠を貼っていきました。


そして、完成☆

多少見にくいですが、黄色と黒のロープが駐車スペース一台一台分きっちりと、そして整然と貼られています。

現地作業終了後、園長先生がとても感激してくださり生徒にも丁寧にお礼の言葉をくださいました。
こうした地域貢献活動を通じて、生徒には

1.大人と話をすること(コミュニケーション能力の育成)
2.地域愛
3.打ち合わせ、測量、ロープ張りといった一連の流れを自分たちで取り組む(問題解決能力の育成)
4.完成した時の喜び(ものづくりのおもしろさ)

などが身についてくれることを期待しています。

笠工テクノ工房!新たな製作を開始します。(電気情報科)

2017年11月6日 月曜日

3年生の課題研究で取り組んでいる「笠工テクノ工房」。電気情報科では、「自動販売機」、「ログタイマー」の製作を2班が取り組んでいますが、競技会が終了した1班が新たに加わりました。
「バスの降車ボタン」の製作です。
本日、西備支援学校へ打ち合わせに行きました。

製作のイメージを考えながら、打つ合わせ内容を記録しています。いくらか、製作にかかわる質問をしながら、製作イメージ完成したようでした。

しかし・・・、バスを利用しての通学者がおらず、実際の「降車ボタン」のイメージがはっきりしません。

よっし!バスを見に行こう!

打ち合わせの後、美の浜にある株式会社 笠岡バスカンパニー様を訪ねてみました。突然の訪問にも関わらず、快くバス内を見学させていただきました。


 

 

 

 

 

 

 

 

これで、製作イメージも固まりました。

株式会社 笠岡バスカンパニー様 ご協力ありがとうございました。

【笠工テクノ工房】神内小学校へ行ってきました。

2017年10月13日 金曜日

本日の実習で、環境土木科3年生テクノ工房班4名が神内小学校を訪問しました。

神内小学校からは、【縄跳び練習補助ボード】の製作依頼を環境土木科で受け賜っていました。

12月頃の完成を目指し、テクノ工房が再開しました。

以下その様子です。

事前に書面で大まかな要望は見ていましたが、実際に設置する現場に足を運び、先生方とお会いして話し合いをすることで、製作する製品のイメージが湧いてきます。これによりコミュニケーション力や、考える力が付いてきます。
これから製作中、何度も改善しながら納品までの期間が大変ですが、完成して納品した物を使ってもらった時の達成感・感動を味わえることを楽しみに頑張りましょう。

【笠工テクノ工房】笠岡西中学校へ行ってきました。

2017年9月25日 月曜日

本日の課題研究で、環境土木科3年生テクノ工房班3名が笠岡西中学校を訪問しました。

笠岡西中学校からは、図書返却ボックスの製作依頼を環境土木科で受け賜っていました。

就職試験も終盤に近づいてきており、本格的にテクノ工房が再開しました。

以下その様子です。


事前に書面で大まかな要望は見ていましたが、実際に設置する現場に足を運び、先生方とお会いして話し合いをすることで、製作する製品のイメージが湧いてきます。これによりコミュニケーション力や、考える力が付いてきます。
これから製作中、何度も改善しながら納品までの期間が大変ですが、完成して納品した物を使ってもらった時の達成感・感動を味わえることを楽しみに頑張りましょう。その時にはきっと技術も向上していますよ。

【笠工テクノ工房】鴨方中学校 校章制作

2017年7月18日 火曜日

【笠工テクノ工房】鴨方中学校 校章制作のお手伝い

7月18日午後から、鴨方中学校の生徒9人と鴨方中学校PTA関係者が来校して、中学校玄関に掲げる校章を制作しました。制作過程には、木型つくり、鋳造、切削加工、設置作業などのいろいろな作業がありますが、本日は、鋳造という作業をします。木型と同じ形の空洞を作り、その隙間にドロドロに溶けた金属を流し込んで形にします。と、簡単に言ってみましたが、中学生だけで、早々簡単にできるものではありません。もちろん、本校の生徒・教員も応援したり指導したりしました。

まず、鋳造実習室に・・・なんですか、この砂山は!

ここで、鋳造の砂型を作ります。この、砂山の砂をつかって作ります。

たたいたりひっくり返したりしながら、砂型を作ります

砂型の中に、溶けたアルミニウムを流し込むわけですが、さすがにここは笠岡工業高校電子機械科の生徒が作業します。水の様に流れ落ちるアルミニウムの温度は、約700℃!!!

うまく流れ込んで形になるかな?

さあ、取り出してみよう!

よいしょっ・・・へこんでる???

アルミニウムの校章は、上の砂枠に引っ付いて取れています。

それそれっと、土を落としてみると見事に鴨方中学校校章の形をしたアルミのカタマリが出てきました。ちなみにこの状態でも、推定200℃以上です。この後、水をかけて、持って帰ることができる温度にまで冷却します。

これ、1個10kg以上あるんですよ!!!

最後に、一緒に作業した鴨方中学校の生徒、笠岡工業高校の生徒で記念撮影。

この後、校章は、安田工業(株)様で表面加工されて鴨方中学校に設置されます。出来上がれば、鴨方中学校を中心として地元の高校・地元の企業と様々な人の手をかけて完成することになります。よい記念品となるとともに、中学生の良い体験になったと思います。

 

 

 

 

【笠工テクノ工房】環境土木科 西備支援学校へ贈呈に行きました

2017年7月13日 木曜日

本日平成29年7月13日(木)13時半から、西備支援学校へ、笠工テクノ工房で作成した品物を届けに行きました。

この笠工テクノ工房では、生徒自身が依頼者と打ち合わせ、品物の作成、納品までを行う主体的な活動を行っています。(本ブログ4月24日、5月29日、7月7日等も併せてご覧ください)
今回は、1学期中という納期に間に合うように、本日の納品となりました。
以下その様子です。

児童の皆さんは本当に素直に喜んでくれました。

本校の生徒も誇らしそうに、自分たちが作った教材の説明をしたあと、一緒に遊びました。
本校の生徒は、「作ってよかった。」「こんなに喜んでくれてうれしい。」と、ものづくりの醍醐味を十分に感じたひと時となりました。

今回の納品で一区切りついたように感じますが、笠工テクノ工房はこれでおしまいではありません。まだまだ依頼を受けた品々があるので、次も今回のように依頼者が喜んでくれる教材を作成し、届けていきたいと思います。

あっ、そうそう今回も取材がありました。


先ほどの笑顔はどこへやら・・・。こっちまで緊張が伝わってきます。
しかし、思いを込めて作った教材なので、うまく受け答えできていました。あらためて、4月からの成長がとても著しく、頼もしく感じることができました。

喜んで、いつまでも遊んでくれている様子を見ていると、生徒だけでなく、支援学校の先生、そして私たちも涙が出そうになる程の感動を味わうことができた、素晴らしい贈呈式でした。
(文責:山本し)

「笠工テクノ工房」は人を育てる場

2017年7月7日 金曜日

本年度、岡山県教育委員会の重点事業枠をいただいて取り組んでいる「笠工テクノ工房」。

地域から「お題」をいただき、依頼先の方と話をしながら要望を受けたり、逆に自分たちが工夫改善したことを提案したりしながら「モノ」を作っています。

今回は、1学期間かかって製作していたものが完成したので、依頼先の管理職の方に生徒自らが連絡し、贈呈式の日程調整を行いました。

事前に自分達で検討した原稿を見ながら掛けるのですが、かなりの緊張感で、なかなか受話器に手が伸びません。

コール中です。

相手の方につながり、こちらの伝えたいことを話しています。

知らない間に立ち上がり、原稿も見ずに話が進みだしました。

無事、日程調整ができました。ほっとした瞬間です!

携帯電話やスマートフォンが発達し、相手に直接連絡が取れる世の中ですが、社会に出ると、今回のように緊張しながら電話をしなければならない場面が多々あります。

社会につながった学習の場である「笠工テクノ工房」に取り組んでいたからこそ経験できた貴重な機会となりました。

電話の後、笑いながら言った「いや~緊張した~!」の一言が、彼の成長を物語っています。

【E3・C3笠工テクノ工房】西備支援学校を訪問しました

2017年5月29日 月曜日

本日平成29年5月29日(月)学校をあげての取り組みであります、笠工テクノ工房の打ち合わせを、県立西備支援学校にて行いました。今回は、電気情報科3年(E3)、環境土木科3年(C3)の担当の生徒自ら打ち合わせを行いました。
冒頭、西備支援学校副校長の挨拶の中で、「子どもの喜ぶものであり、本校生徒児童にフィットしたグッズをよろしくお願いいたします。」と激励のお言葉を頂戴しました。

今回の打ち合わせでは、担当の先生方と具体的な形(サイズ)や注意すべきポイント等を確認しました。
以下その様子です。
電気情報科



環境土木科


サンプル品を持って行って、それを用いながら詳細打ち合わせを行いました。

生徒は、
「実際に話をしたからこそ、今回のサンプルではまだまだ改善すべき点があることが分かった。」
「何を話していいのかはわかっていたが、どのように伝えてよいのかが難しかった。」
など感想を述べていました。
今後は今回の打ち合わせで得た情報をもとに、さらなる改善をして、より扱いやすく学習効果の高いグッズの作成に取り組んでいきたいと思います。
(文責:山本し)

【笠工テクノ工房】横江幼稚園のトロッコ物語(電子機械科)

2017年5月10日 水曜日

同じ町内の横江幼稚園から、「キャンピングトロッコの足の溶接をしてほしい」という依頼がありました。

4月24日

早速、電子機械科の生徒がどのような状況なのか確認に行きました。


  これは、学校に持って帰って修理しましょう!

では、材料を切り出したり

あぶってまげたり・・・

5月1日くっつけて

こんなになりました。

取っ手の部分も、きれいに塗装です。

5月8日本体もきれいに塗装!

バケットの部分にシールを貼って

上からきれいに塗装して

シールをはがすと

こんなにきれいになりました!

さっそく、横江幼稚園に持って行き

贈呈式をしました。

大切に使ってね。

【笠工テクノ工房】スタートしました(環境土木科)

2017年4月24日 月曜日

平成29年度、本校の新たな取り組みとして「笠工テクノ工房(笠工テクノ)」が始まりました。この取り組みは電子機械科・電気情報科・環境土木科の3科の課題研究でおこなわれる、地域貢献を念頭に置いた活動です。
本日は環境土木科の様子を紹介します。

初めに、今回の取り組みの概要説明をおこないました。昨年度末に各クラスに導入されましたプロジェクターを用いて話し合いをおこないました。

つづいて、今年度の徹底事項「笠工授業5」を見ながら説明しました

そしていよいよ話し合いの始まりです。
何を作るかは決まっていますが、ではどうやって作るのか。どこに注意すればよいのか。依頼者は何を望んでいるのか・・・などをグループで話し合います。

その話し合いで出てきたことを共有するために、生徒も実物投影機を用いて説明します。

それを個人個人でまとめていきます。
依頼案件が多かったので、その中で2件を検討し、続きは次回に持ち越しとなりました。
その後、今後依頼品を作成する実習室で、機械の使い方や安全講習を簡単におこない、今日の課題研究を終えました。

今後実際に作っていく中で、依頼者の方と打ち合わせをしたりプレゼンしたりと、やること盛りだくさんですが、この笠工テクノ工房を体験することで、確実に社会人になるための準備をしていってほしいと願っています。(文責:山本し)