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岡山近府県卓球選手権大会

2018年4月30日 月曜日

卓球部が、4/28(土)、4/29(日)と岡山近府県卓球選手権に出場して来ました。この大会は、冬の新人戦で団体ベスト16以上の成績を収めている、もしくは、国体予選、全日本ジュニア予選、新人戦(個人)などの試合でベスト32以上の成績を収めなければ出場できない、強い選手が集まる大会でした。

初日は、団体戦ということで、8人の部員に参加してもらいました。この大会は朝の練習ができるので、早速練習をしに行きました。

試合ですが、4チームのリーグで全国大会に出場するほど強い高校や、社会人チームと当たり、力の差がはっきり見えました。4チーム中4位でした。

その後、練習試合をさせてくれることになり、できるだけ経験が積めるように、たくさんの試合をさせていただきました。

試合の中での気づきもあり、全体的に他校と比べて、「初見に弱い」、「戻りが遅い」、「試合で使うピン球を持ってないので練習できてない」(これは顧問の問題でしたが…)ミーティングで言うのを忘れましたが、「サーブが単調」というのもありました。

高いレベルの大会で、部員の意識も少しずつ変わってきました。今後に活かせるいい時間にできたかなと思って初日を終えました。

2日目は個人戦です。団体戦は8名の参加が可能でしたが、7人しかエントリーができなかったので、1年生を先行投資を兼ねて出場させました。

兄弟で出場することになったのですが、この兄弟だけが初戦突破することができました!兄弟でお互いを奮起させたのでしょうか。

この試合では、普段の試合では経験できない「ベンチコーチ」が入ることができました。コーチの話だと「他の高校は誰かがベンチコーチに入っている」とのことでしたが、笠工は「自分でなんとかさせる」ということで、部員の自由意志で入ることになったようです。

力を出せなかったように見えませんでしたが、完全に力負けだったと思います。負けている状況で戦意喪失するというこれまでの様子が見られなくなったのは大きく成長したと感じました。

ちびっ子も出場しています。一般の部ですが、笠工生も負けてしまいました。

試合の後、部員たちが「シャドー(素振り)を導入した方がいいか?」とか、「ももあげは効果がある」とか、「多球練習をもっとやったほうがいい」とか、「この後練習したいです」という意識の向上が図れました。顧問も満足です。

最後のミーティング時に、この試合は条件付きで、個人戦でベスト32以上、団体戦でベスト16以上に残らなければ、来年戻ってくることはできない。それを意識して、戻ってこれるようにがんばること。また、次の公式戦(インターハイ予選)で結果を出し、中国大会に出場するために、限られた時間で、できることをやるように伝えました。そして、3年生は最後の試合まで数が限られてきました。外部指導者のコーチにもお世話になっているのだから、結果を出して恩返しをすること。2年生以下には、今後3年生が抜けて戦力ダウンすることを考えて、入部してきた1年生を鍛えて主戦力に育て上げること。と伝えてきました。

今後の試合での様子に期待をしています。