2021年6月22日 のアーカイブ

現場と教室をつなぐオンライン授業 その2【環境土木科】

2021年6月22日 火曜日

6月17日(水)、環境土木科1年生土木施工の授業でGoogle meetを活用した玉島・笠岡道路の現場見学を行いました。本時も株式会社荒木組様と、内地留学研修を行われている安東先生(岡山工業高校)のご協力のもと行われました。

生徒のアンケート結果より、多くの生徒がICT施工に興味を持っている事がわかり、まずはICT施工の様子をスライドにより説明していただきました。

次に、ボックスカルバートの施工を通じて、コンクリート構造物がどのように施工されているか、LIVE配信により説明していただきました。

授業の終わりに、Google Classroomを活用して今回の授業を振り返りました。以下生徒の感想です。

  • 実際の現場をリモートで繋いで見たけど、第1回のリモートの時の説明と関連していて、興味を持つことが出来た。将来自分があのような現場働くかもしれないのでもっと勉強しようと思った。
  • ボックスカルバートを作るまでに足場工、型枠工、支保工など色々な工程があり、目地材、止水材などを用いた工夫をしていることが分かった。
  • 鉄筋とコンクリートのことがよく分かり、鉄筋と型枠の間にある手裏剣(スペーサー)の役割が分かった。
  • ボックスカルバート1つ作るだけでも膨大な時間と費用がかかりそこには死の危険もあることが分かった。
  • 詳しく教えて下さったおかげで、ICT施工の深いことを知ることが出来た。2次元から3次元の図面をつくるという、シミュレーションのような図面に興味をもった。建設機械も組み合わせると、簡単に施工できることが分かった。
  • 現場を生中継で見て、思ったよりボックスカルバートが大きく、迫力があった。足場などがとても狭そうだった。次は自分の目で見に行きたいなと思った。
  • 足場は狭くて危ないことが分かった。現場のサイズにびっくりした。ふざけたり、気を抜いていると、本当に大事故につながることがわかった。中途半端な仕事はできない。
  • 雨が降ってて足場が悪いのに作業をしていてすごいと思った。危険な中、わかりやすく説明してくださって、とてもありがたかった。
  • 危険を伴いながら仕事をしていると思うと、とても尊敬した。もっと土木施工について知識を深めようと思った。

この授業によって、土木施工に関する興味・関心が高まり、理解も深まったようです。雨で足場が悪い中、またお忙しいにも関わらずご協力いただきました株式会社荒木組様、安東先生大変ありがとうございました。また、授業準備に協力してくださった担任の小林先生、授業改善に向けたアドバイスをくださった先生方、ご協力いただきまして、ありがとうございました。