9月23日(金)
本年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で活躍した、笠岡工業高校ウエイトリフティング部の7名が、教育委員会を訪れ、竹井千庫教育長に戦績を報告しました。
竹井教育長から、ねぎらいのお言葉をいただき、また、10月に岩手県で行なわれる国体に出場する小野君、長谷川君、山下君に、激励のお言葉をいただきました。
9月10日~11日に開催された「岡山県高等学校競技選手権大会」
ほんの一部の画像(写真)ご覧ください。
大会役員しかこのゾーンに入れないので、後ろからの姿は、なかなか見ることができません。
7が月ぶりに納得のいく記録が出ました。久々に試合後 大景さんに 笑顔が戻りました。
240g体重オーバーで出場できなかった、キャプテンは気持ちを切り替え裏方に。仲間の順番を計算中。
しかし、1年前のこの大会は「2kgも体重が足らず、飲んでは検量 再び検量」(H15/9/16)
くやしぃ~~~~ 「失敗は成功の元」失敗があるからこそ成長できる。
こうなる!!! 失敗 危険回避も大切な練習です。
化粧の準備中 やけに楽しそう
最近「炭酸マグネシウム」の、のりが悪い!だから調子も悪い
やっぱり失敗したでしょう もっとなめらかな粉が欲しい
M3A 中村隆之 インターハイでは、目標の101kgに失敗。このままでは終われない。以後も練習を続け見事6回の試技全て成功。スナッチもジャークもトータルも全て自己新記録。優秀の美で終わった3年間。
56kg級 スナッチ種目91kg(大会新記録)M3A 小野隆太
77kg級 ジャーク種目151kg(岡山県高校新記録)C3 長谷川昌紀
広島カープ25年ぶりの優勝と、リオパラリンピック・第71回国民体育大会夏季大会の好成績に隠れてしまい、笠岡工業高校ウエイトリフティング部の記事は新聞紙上に載りませんでした。所詮マイナー競技なのかもしれません。だからこそ、最新結果を報告します。
「強いから勝ったんじゃない!勝ったから強いんだ。」
「一人一人の能力よりもチーム一丸。これが勝敗を左右する。勝利は勝つにふさわしいチームか否かで決まってくる。」野村克也さんの名言。
今の笠岡工業高校ウエイトリフティング部まさに完璧。
【岡山県高等学校ウエイトリフティング競技選手権大会】
平成28年9月10日~11日 倉敷運動公園ウエイトリフティング場
男子 学校対抗の部
優勝 笠岡工業113点 2位 水島工業 49点 3位 倉敷工業 42点
53kg級 優勝 森川朋哉
56kg級 優勝 小野隆太 スナッチ種目大会新記録 3位 川久保雄留
62kg級 優勝 松浦辰馬 2位 中村 隆之
69kg級 優勝 津田尚紀
77kg級 優勝 長谷川昌紀 ジャーク種目県高校新記録 3位 真砂有京
85kg級 優勝 山下 博
94kg級 (優勝 倉敷商業)
+105kg級 (優勝 倉敷工業)2位 廣井治斗
こんなハプニングがありました・・・新キャプテンの「小林篤史」が、体重調整の失敗で、240gの体重オーバーで大会に出場できませんでした(泣)キャプテンとしては不合格です。しかし、部員は誰一人小林の失態に一言も触れません。そして、小林キャプテンは自分の辛さをもみ消しながら、部員の為に黙々と選手のセコンドという裏方を行いました。あっぱれ!キャプテン&仲間たち。これぞ「チーム笠工」
女子学校対抗の部
優勝 倉敷商業 48点 2位 笠岡工業 36点 3位 倉敷工業 18点
63kg級 優勝 大景 愛
69kg級 優勝 黒住彩夏
部員2名です(泣)二人とも圧倒的強さで優勝しても・・・部員の多い学校には勝てません。
中学生のみなさん!!!笠岡工業高校ウエイトリフティング部女子を助けてください。自分の頑張りで必ず「全国大会」出場できます。勇気をもって挑戦しませんか?笠岡工業高校ウエイトリフティング部は、あなたを待っています。
今大会も多くの保護者の方々に、応援にお越しいただきました。ご子弟の応援はもとより、笠岡工業高校の応援をありがとうございました。(監督)
声援のおかげで、自分たちだけでは達成できなかった「圧勝」という最高の結果で終り、そして一番嫌いな練習メニューのBスクワットオンリー・通称地獄の日!だった明日「練習休みぃ~~」にしてもらえました。これからも応援よろしくお願いします。(今度は僕頑張ります。キャプテン:小林篤史)
お楽しみ写真は近日公開
インターハイの忙しさに紛れてしまい、大切な大会の報告を忘れていました。
女子部員も頑張っています。
平成28年7月16日~18日 福岡県北九州市:九州国際大学体育館にて「全国高校女子ウエイトリフティング競技選手権大会」が、開催されました。厳しい基準記録をクリアして、本校部員3名全員が出場しました。
学校対抗戦 30位(70校出場)
個人戦(S=スナッチ J=クリーン&ジャーク T=トータル)
48kg級 眞鍋香野華(M3A)
16位 S51kg J65kg T116kg
63kg級 黒住 彩夏(C2)
5位 S58kg J75kg T133kg
69kg級 大景 愛 (C3)
12位 S60kg J78kg T138kg
奮闘の写真をどうぞ!
眞鍋香野華 スナッチ種目 審判の陰に隠れてしまうほど小さい?
眞鍋香野華 ジャーク種目 65kgは体重の1.4倍です。皆さん持ち上げれますか?練習ってすごいですね。
でましたあ~~。得意の「ピグモン」ポーズ。すでに、手とバーベルが離れていますよ。
1年生の途中から無理やり入部させられてしまいましたが、頑張ってよかったです。何事にも屈しない天性の明るさでチームのムードメーカーでした。もう、4kgもの減量はありませんから好きなだけ食べてください。
黒住彩夏 スナッチ種目 2年生になり試合度胸もつきました。
黒住彩夏 ジャーク種目 やっぱり地球は丸い?アメリカ方向に傾いてますよ!!!75kg自己新記録成功。
まさかまさかの表彰台。来年の敵は、同記録ながら体重差で負けてしまった、4位の兵庫県三木東高校の選手だ。後はみんな3年生。背高いね~ 手長いね~。持ち上げる距離長いね~~。
ヤバァ!失敗!!先生に怒られるう~~。ダッシュで退散あるのみ。
大景 愛 スナッチ種目 全国大会4回目 男子よりお先に「新ユニフォーム 野生の王国バージョン」お披露目です。
大景 愛 ジャーク種目 毎回毎回増量で苦しいです。どっしりとした安定感抜群のフォームです。こうした選手は監督も安心して見ていられます。しかし・・・この後痛めていた膝が再び悪化(泣)表彰台有力候補として、頑張っているだけに残念です。どなたか、膝の名医ご存じありませんか?次は11月の試合です。それまでに・・・(連絡は笠岡工業高校まで)
あれれ?いつもは完璧な大景が・・・そのバーベル後ろにしか落ちないでしょう?それともそのまま持っときますか? あっ やっぱり後ろに・・・ドカン。
膝を治し次の試合は、J89kgこんなポーズで締めくくりましょう。
中学生のみなさん。笠岡工業高校ウエイトリフティング部は、男子も女子も常に全国大会出場。楽しく元気いっぱいです。笠岡工業高校「野生の王国」の住民になってみませんか?
どうせやるなら「全国大会」どうせ狙うなら「日本一」
8月19日 倉敷運動公園ウエイトリフティング場で「岡山県高等学校ウエイトリフティング競技 1年生大会」が開催されました。
大会結果は・・・(S=スナッチ J=クリーン&ジャーク T=トータル)
56kg級 優勝 川久保雄留 S50kg J60kg T110kg
62kg級 優勝 原田 絃希 S63kg J80kg T143kg
69kg級 2位 金永 直樹 S64kg J77kg T141kg
85kg級 優勝 小野 晴史 S50kg J70kg T120kg
94kg級 優勝 岡崎 竜也 S58kg J75kg T133kg
+105kg級 優勝 廣井 治斗 S65kg J65kg T130kg
どうですか? 恐ろしき1年生達です。「練習は嘘をつかない」 今大会の県エントリー6階級中、5階級を取りました。このまま成長してくれれば・・・2年後何かが起こるかも?
これを見てくれた中学生のみなさん。笠岡工業高校で、ウエイトリフティング競技に挑戦して、全国大会に行きませんか?
一人では、達成できなかった「準優勝」このチームだからできた偉業。地元開催の大きなプレシャーの中で戦った精鋭達。
53kg級 森川 朋哉(2年生)トータル170kg 第10位
人生初の大舞台 緊張もマックス いつもは平気なスナッチ72kgを2度も失敗。次を落とせば失格(泣)3回目で何とかクリア。この時の森川君の気持ちは・・・きっと「この場にいたくない。もう家に帰りたい」
クリーン&ジャーク1回目 99kg 無情にもバーベルは前に落下(また泣)
99kg 2度目の挑戦 見事に成功!試合では98kgしか持ち上げたことないのに・・・99kgからスタートなんて・・・無謀ですか?来年のメダルが見えてます。
53kg級 猪原 巧朗(3年生) 記録なし
スナッチ種目 3回とも失敗で失格。残念でしたが記録なし、順位なし。
1回目78kg失敗。2回目78kg失敗。そしてチームのために、失格覚悟で果敢に挑戦した81kg。結果はともあれ、その勇気と決断に拍手。
53kg級 小野 隆太(3年生)トータル197kg 第3位
得意のスナッチ種目。3回目 会場が静まり返る中 挙げれば「優勝」落とせば「3位」の大勝負。見事成功。会場中が歓喜に包まれました。
スナッチ種目 優勝の表彰式
苦手なジャーク3回目で106kgを成功し、みごとトータルで3位入賞。怪我に泣かされた今日まで。頑張りました
56kg級 中村 隆之(3年生)トータル170kg 第22位
大会ルールで、同一階級1県3名までと定められています。予選は一つ下の53kg級でしたが、小野・猪原・森川の3人が53kg級のため、やむなく56kg級でのエントリーとなりました。自己記録更新を狙っての貴重な大会。頑張りました。
ジャーク2回目 98kgのバーベルにフッ飛ばされて・・・
雪辱の3回目 見事成功! この後の小さなガッツポーズが印象的でした。
69kg級 長谷川昌紀(3年生)トータル257kg 第3位
苦手なスナッチ種目 不安いっぱいでの107kg ひとまず、大安心
あれ????? なんでバーベルが後ろにあるの????????? 111kg失敗
完璧! 1回目で3位を決定。 さあああああ 優勝に向けて勝負
C&J147kg 成功 この時点で1位 あとは残りの選手の結果を待つのみ。残念!結果は逆転されてしまいました。3位
見事な戦いぶりで堂々の3位 胸を張れ 練習の虫・研究の虫・チームのムードメーカー最高のキャプテンでしたよ。 この雪辱は 国民体育大会で 倍返し
85kg級 山下 博(3年生)トータル252kg 第5位
何もコメントはいらないでしょう。日本中が期待したパフォーマンス 6回の試技すべて成功 やっぱり何かを起こす野生の王国原住民
どうだ!文句あるか!おれが 笠岡工業高校 環境土木科3年 山下博だ
ついにここまで来ました。ノーセンス&オンリーパワー 最高の5位 表彰式
105kg級 大島 大晟 (3年生)トータル244kg 第9位
触ったこともない 111kg もちろん自己新記録。1回目107kg失敗(しかし、失敗の仕方が良かった こいつ今日は何か違う。いつもは試合前小心者のはずなのに・・・
3年前、たかが県のデビュー戦1年生大会では、緊張のあまりこんな姿だったのに・・・・{次 僕の番 もう死にそう}
今日はやけに笑顔が多い。なにかを起こすはず、2回目 重量を挙げての勝負!!! あの物静かな「大晟」が 嬉しさのあまり、叫んだあ~~~~~~~見たことない3年間で初の雄叫び
まさか まさか 自己新記録からのスタート 監督・・・そりゃむちゃデス(by大島 大晟) 見事成功
補習の後に、8時・9時まで居残って一人練習してましたね。まさか、ここまで君が強くなるとは思ってませんでした。影の努力が実りました。おめでとうー
多くの方々のご支援をいただき、無事最高の結果で閉幕しました。笠岡市実行委員会の皆様ありがとうございました。歴史に残る立派な会場と運営・準備でした。補助員の各校の生徒諸君、本当にありがとうございました。地元開催の重圧にも負けず、笠岡工業の選手は見事な戦いぶりの結果でした。表彰状にもカップにも、2位とは書いていませんでした。「準優勝」です。おそらく一生に一度のチャンスだったかもしれない「優勝」の文字。準優勝は、「監督まだまだあまい、もっと頑張れ、まだまだ頑張れ」との選手からの激励メッセージでしょう。
おう!またやるわ。ありがとう、22名の部員たち。(by M)
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各県3名しか出場できない 国民体育大会(岩手大会)に、小野隆太・長谷川昌紀・山下博が内定しました。