‘C3’ カテゴリーのアーカイブ

環境土木科 笠工テクノ工房【白石島アマモ場のドローン面積計測】及び【笠岡市沖アマモ場を再生させよう海と日本PROJECT in岡山 アマモ場再生活動(種まき)ボランティア】に参加しました。

2019年10月21日 月曜日

令和元年10月19日(土)早朝より、笠工テクノ工房で依頼されている、ドローンを活用したアマモ場の面積計測、アマモ場再生活動(種まき)のボランティアに、環境土木科3年生ドローン課題研究班5名が参加しました。       

天野産業株式会社様のご協力を得、船を出していただき、まずは白石島でアマモ場のドローン撮影を行いました。潮位は中潮の時間を確認しており、生徒が事前にドローン自動飛行ミッションソフトを用いて、ドローンの自動飛行、撮影ルートやカメラの設定をしております。

ドローン撮影の協力依頼
ドローン自動飛行ソフトでの設定
自動飛行設定画面
笠岡諸島で二番目に大きい白石島
夏は海水浴客で賑わいます
約一時間撮影を行いました

白石島での撮影を終え、神島へアマモの種選別作業に向かいました。神島では漁業者、おかやまコープ組合員、小学生、行政、そして本校生徒を含め約70名が参加し、約10㎏のアマモの種を取ることが出来ました。以下その時の様子をご覧ください。

種を取った後、再び白石島まで行き、種を蒔きました。

海のゆりかごと言われ、多くの生き物が命を育むアマモですが、笠岡市は地元漁師らと協力し、アマモ場再生活動に取組んでいます。

今回種を蒔いたことで、来年はどれくらいのアマモ場が広がっているかをドローンを活用し面積を計測していこうと考えています。

地域のお役に立てる人財の育成を!

【土木改革】

【C3】2級土木施工管理技術検定学科試験対策講座に参加しています

2019年10月4日 金曜日

10月27日(日)に実施される2級土木施工管理技術検定学科試験に向けて、岡山県土木施工管理技士会ご協力のもと対策講座が岡山市で開かれています。

今日は、前期で合格した12名の生徒を除く生徒が参加しています。

次々と建設業界への進路が決まっている生徒たち。卒業を前に国家資格である2級土木施工管理技術検定に合格してくれることを願っています。

【土木改革】

【環境土木科】県文教委員会の皆様が来校されました

2019年7月30日 火曜日

本日令和元年7月30日(火)、岡山県議会文教委員会の皆様をはじめ、地元県議会の皆様が本校環境土木科の課題研究である「ドローン測量」の取組みを、調査視察に来校されました。

以下その様子です。

この度の視察では、説明を担当教員が行うのではなく、生徒自らが活動を説明しました。堂々とした説明に、委員の皆様も「高校生が説明してくれるのは今までにありません。立派な説明で感動しました。」と賛辞をくださいました。課題研究の主命題である「課題解決型学習」の成果がこうした場で、表れているのだと強く感じました。

実際にトイドローンを飛ばす際も、生徒が飛ばし方の説明や補助をしながら、体験していただきました。

質疑応答では、質問に対し生徒は堂々と回答することが出来ました。

今回の調査視察をきかっかけに、県議会の皆様にも本校の活動を知っていただくことが出来ました。

【土木改革】

【環境土木科】令和元年度県測量競技会出場

2019年7月30日 火曜日

先日令和元年7月24日(水)、第55回岡山県測量競技会 兼 第36回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)予選会 兼 第19回高校生ものづくりコンテスト中国地区大会(測量部門)予選会が、ふるさとかもがたプラザ(かもがたビッグハット)開催されました。

結果は、1年生(平板測量の部)のAチームが3位入賞し、8月2日(金)に山口県の下関工科高等学校でおこなわれる中国大会出場を決めました。

本校が今年度の担当校でしたので、準備に始まり、最後の片付けまでおこなって、科長集合で総括のお話をいただきました。

今回の大会では出場した選手以外に、準備と片付けを中心でやってくれたサポートメンバーの3年生も多くいます。自ら考え動けた生徒が多く、本当に助かりました。今回の大会の成功の陰には、こうした生徒の活躍がありました。本当にありがとう。

中国大会に出場する皆さん、がんばってください。また、惜しくも出場権を逃した皆さんも、暑いなか練習に練習を重ねていた姿、本当に「アッパレ」でした。

【土木改革】

【環境土木科3年】企業を招いたコンクリート技術講習会をおこないました

2019年7月22日 月曜日

少し前のことですが、令和元年7月1日(月)環境土木科3年生を対象に、課題研究の時間を用いてコンクリート講習会を開催しました。

今回の講習には、愛知県の「大有建設株式会社」様から講師の先生方をお招きし、課題研究の「コンクリート甲子園班」を中心に、ご指導いただきました。

以下その様子です。

今回の講習会では、コンクリートの物理的性質を学ぶだけでなく、実際にコンクリートを練るための「配合(コンクリート中の石や砂、セメントや水の割合)」「練り混ぜ」「打設(コンクリートを型枠に流し込む作業)」まで、一貫した内容でご教授いただきました。

特にコンクリート甲子園班は今年度、全国大会出場を目標に取り組んでいますので、非常に有意義な時間であったと思います。

コンクリート甲子園班の生徒は現場や研究所で行われている方法を目の当たりにし、配合や養生の工夫など、全国大会出場へ向けた様々なスキルをも身につけることができたと思います。

文末になりましたが、今回の講習会を開くにあたり、大有建設株式会社の皆様におかれましては、幾度にわたる打ち合わせをはじめ、材料の輸送など、そして本校まで来校いただき、無事開催できましたことを教員生徒、心より感謝申し上げます。

【土木改革】

環境土木科【課題研究 テクノ工房班 贈呈式】

2019年7月2日 火曜日

令和元年7月1日、環境土木科3年課題研究の授業にて、笠工テクノ工房班が神島保育所様の依頼品を贈呈に伺いました。

(園児の皆さんの写真は許可を得て掲載させていただいております。)

以下、その様子です。

先日学校で組み立てた依頼品をいったんばらして持っていきました。さて、どう組み立て直すか…。

自分達で書いた図面を見ながらやっています。

お昼寝が終わった園児も見に来てくれて…

そして生徒(C3三田君)の説明で、一緒に作ります。園児も楽しそうでした。

だいたい完成しました。三宅君が次の作業を考えながら…考えています^^

2台組み立てたのですが、生徒間での意思の疎通がうまくできず、1台は途中でやり直すことになりました。

失敗はしょうがない。でも3人でしゃべって話して共通理解しながら進めていこう。

贈呈式の始まりです。

使い方や、工夫したポイントを説明しています。

安藤君が考えたアイデアは先生方から驚きの声が上がりました。

(棚が外れ、長いものも入る。板が外れない工夫、移動しやすい工夫など)

実際にお道具箱や鍵盤ハーモニカを入れています。

「お兄ちゃん、ありがとうございます。」

元気なお礼の言葉を頂きました。

今回贈呈したのは、このホールを仕切ることができ、なおかつ収納もできる棚です。

元々の依頼はそれぞれ別々のものでしたが、生徒がそのご意向をもとに考え、プレゼンしました(【環境土木科3年】笠工テクノ工房班が打ち合わせに行きました)。

この度の贈呈までの流れは以下のように行いました。

 

①昨年度末までに依頼品を募集する(全科まとめて)

②今年度の最初に、自分たちで取り組めるものを検討、決定する

③制作させていただく旨を依頼者様に連絡する

④サンプル(模型)を作り、依頼者様にアポイントメントをとり、伺い打ち合わせ

(サイズやその他詳細、贈呈式の日(納期)などの確認、決定)

⑤工程表の作成と依頼品の製作

工程表に基づき製作するが、予定工程より実績が遅い場合は具体的なフォローアップを検討し実施する

今回は製作が遅れたため、具体的なフォローアップを、

Ⅰ:時間的なもの・・・放課後に残って製作

Ⅱ:人員的なもの・・・先生に手助けをお願いする

⑥途中経過報告

⑦贈呈

 

生徒は、園児や先生方の感動やお礼の言葉にとても喜んでいました。

苦労したこともありましたが、達成感や自己肯定感が養われている様子が手に取るように感じることができました。

 

笠工テクノ工房班の取り組みはまだまだ続きます。今後とも地域のお役に立てる活動をとおして、様々なスキルを

身に付けていってほしいと思います。

「土木改革」

環境土木科【課題研究 ドローン班 その1】

2019年6月10日 月曜日

ドローン班は、笠工テクノ工房において笠岡市役所から2つのご依頼をいただきました。

・ドローン測量による起伏状態の計測(道の駅ベイファームの景観作物畑)

景観作物の生育に影響している畑の起伏を把握することを目指します。

笠岡市役所 産業部 商工観光課 様のご依頼

・ドローン測量によるアマモ生息範囲計測(神島、高島、白石島)

平成28年度より実施されている「アマモ場再生活動」により広がったアマモ場の面積を計測することを目指します。

笠岡市役所 産業部 農政水産課 様のご依頼

 

 

本日は、笠岡市役所において初回打合せを実施しました。

何を話せばいいのか?何を聞けたらいいのか?

事前に生徒はあれこれと考えていました。

 

打ち合わせの様子です。

授業では見たことがないくらい真剣な表情が印象的でした。

 

打合せには天野産業株式会社様にもご出席いただきました。

昨年度に引き続き今年度も天野産業株式会社様ご協力のもと、ドローン測量を実施させていただきます。

 

打ち合わせ終了後は、本校が所有するドローンの紹介を行いました。

 

「ドローンを飛ばしたい!!!」

というご要望にお応えして、ドローン実習で練習に使用しているトイドローンを操作していただきました。

生徒が操作方法を説明しています。

 

 

今後の予定

まずは、実際に測量する場所でドローンを飛行させるためにドローンの練習を積み重ね、国土交通省より無人航空機の飛行に係る許可・承認を得ることを目指します。

【課題研究 ドローン班 その2】につづきます。

【土木改革】

環境土木科【道路パトロール 発足式】

2019年6月3日 月曜日

6月3日、本校で道路パトロール隊の発足式を行いました。

道路パトロール隊は昨年より始まり今年度で2年目となります。

昨年度に引き続き、

国土交通省 岡山国道事務所 玉島維持出張所 様

日本道路 株式会社 様

株式会社 富士通交通・道路データサービス 様に

ご支援、ご指導をいただきながら行っています。

 

事前学習会の様子です

 

 

・道路点検のポイント

・昨年度の事例など

道路パトロールに必要な講義をしていただき

今年度も、日本道路様より道路パトロール隊の

キャップとベストをいただきました。

 

来週は、合同パトロールということで

2週続けてお時間を作っていただき

実際に、国道2号線でパトロールを行います。

 

事故・怪我が無いよう安全第一で

1年間頑張っていきます!

ご安全に!

 

【土木改革】

【環境土木科】現場見学会へ行ってきました

2019年5月29日 水曜日

本日令和元年5月29日(水)校内行事として、全学科全学年が現場・工場見学へ行きました。

環境土木科は、午前は全クラスで「倉敷立体船穂高架橋PC上部工事」、午後は2・3年生のみ「県道園井里庄線 道路改築事業」の現場見学へ行きました。

以下その様子です。

午前「倉敷立体船穂高架橋PC上部工事」

案内やご説明をくださったのは「極東興和株式会社様」「株式会社日本ピーエス様」です。

現場到着後、概要説明を聞きました

コンクリートの現地受入検査(模擬検査の様子)を拝見しました

その様子を真剣にメモしています

橋げたに上がらせていただき、コンクリート打設(流し込む作業)を見学

支承(橋脚と橋げたをつなげるゴム製の部品の一部:地震による揺れを軽減するなど)について説明を聞いたのち、その模型を熱心に観察しています

支承のある場所(高所)に上がるために、安全帯を装着します

この高さです!

(赤文字:↑この黒い部分が支承のある場所です)

PC(プレストレストコンクリート:あらかじめ負荷をかけたコンクリート)の説明をうかがった後に、その模型に乗りました。こんなに薄くてたわんでいるのに強い!壊れない!

代表がお礼の言葉を述べ、現場を後にしました

 

午後「県道園井里庄線 道路改築事業」

案内やご説明をくださったのは「広成建設株式会社様」です。

まずは現場事務所にて工事の概要を学びました

実際に見学するとこの大きさ、このスケール感!(約80名が入っています)

上には線路が通っています。

こちらも最後は代表がお礼の言葉を述べ、一日の見学会が無事終了しました

生徒は、「現場の方が優しかった。わかりやすく教えてくれた。」「やっぱ構造物を作るのってかっこええわ。」「なんで(PC模型)あんな薄いのに折れんのんじゃろ。」「(橋げたに上り)うわ、たっか(高)ー」「俺やっぱ土木の仕事に就きたいわ。」などなど口々に話している様子を見ると、やはり現場見学は生徒や私たち教員にとって、生きた学びの場であると、より強く感じました。

 

今回の現場見学におきましては、ご準備くださいました国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所様をはじめ、極東興和株式会社様、株式会社日本ピーエス様、岡山県備中県民局井笠地域事務所様、広成建設株式会社様、西日本旅客鉄道株式会社様におかれましては、ご多忙中にもかかわらず、ご尽力くださいまして、本当にありがとうございました。またサポートしてくださっております岡山県土木部管理課様にもあわせて御礼申し上げます。

【土木改革】

【環境土木科3年】笠工テクノ工房班が打ち合わせに行きました

2019年5月27日 月曜日

本日令和元年5月27日(月)環境土木科3年生の課題研究において、笠工テクノ工房班が神島保育所様へ打ち合わせに行きました。

前回の授業では、今年度いただきました依頼の中で、自分たちで製作できるかどうか検討し、教頭先生に報告に行きました。

以下その様子です。

真剣に打ち合わせをしています。

教頭に報告し、スタートしました。

そして今日はさっそく依頼者であります神島保育所様へ、打ち合わせに行きました。

今回の依頼は「道具箱を入れる棚、(室内を区切る)仕切り」の2点です。

事前準備として、使用する材料を撮影し、それを見ていただきながら説明します。

実際に使われる部屋での打ち合わせ。

(写真がブレブレでした・・・すみません)

その後、職員室で詳細を打ち合わせました。

前回話し合いを行い、今日も打ち合わせ前に自分たちで質問事項を検討しうかがったため、とてもスムーズな打ち合わせとなりました。保育所の先生方と話すのも生徒。自分たちでできることやアイデアを伝えるのも生徒。頼もしい!

依頼者の思いと、自分たちのアイデア、そして自分たちで製作できるものを形にして、贈呈式へ向けて製作していきます。

生徒は「緊張した。」「早く作りたい。」「楽しみです。」などと、すでに前向きな様子でした。そしてブログを書いている今も、実習室で1/10模型づくりをおこなっています。

今回の納期は6月末として、いよいよ本格的に始動しました。

笠工テクノ工房を通じた地域貢献、そして郷土愛、何より社会人になるための準備として頑張っていきましょう。

【土木改革】