‘笠工テクノ工房’ カテゴリーのアーカイブ

【環境土木科】ドローン飛行訓練を行いました。

2019年2月19日 火曜日

3年生の学校生活も残すところわずかとなりました。

本日は、家庭学習中の環境土木科3年生2名が技術向上のために、ドローンの飛行訓練にやってきました。

建設業に就職内定をいただいているこの生徒達は、実習や課題研究で学んだドローンの操縦技術・知識をさらに高め、4月から即戦力で会社に貢献できるようにと訓練を行いました。

有線ドローンで飛行訓練

シュミレーターで飛行訓練

トイドローンで飛行訓練

体育館でDJIドローンで飛行訓練

 

ドローンの飛行訓練の方法は、シュミレーターでの訓練から有線ドローンでの訓練などさまざまあり、おかれている環境によって方法は異なります。ただ共通して言える一番大切なことは、安全に訓練を行うことです。

安全に配慮した訓練を行いましょう。

【土木改革】

【環境土木科】感謝状を贈呈させていただきました。

2019年2月19日 火曜日

平成31年2月19日、地元企業の天野産業株式会社様に感謝状を贈呈させていただきました。

御社は、日頃から本校教育活動にご理解をいただいており、本校で行っているインターンシップデュアルシステムの研究・環境土木科生徒への現場見学会・ドローン測量研究に多大な貢献をしていただきました。

これらの事業に対し、高度な専門技術を活かしご指導ご協力いただいたことに感謝を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



【土木改革】

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 ウサギ小屋の二重扉を贈呈しました

2019年2月8日 金曜日

本日平成31年2月8日(金)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、扉の開閉時にウサギが逃げ出さないようにするための二重扉が完成し、神島保育所様へ贈呈に行ってきました。(園児の皆さんの写真は許可を得て掲載させていただいております。)

以下、贈呈までの様子です。

13時から贈呈式を行なうために、11時ころに伺い、設置し始めました。

学校で製作した物を搬入し、

設置場所に杭を打つための下穴をあけます。

仮の杭を打ち込み、穴を広げ…を繰り返しましたが、この作業が非常に手間取りました。

試行錯誤を繰り返し、形が見えてきました。

そして完成しました。

メディアからの取材には・・・タジタジ^^;

5-6歳児のクラスの皆さんが、受け取ってくれました。

生徒自ら使い方と、安全についての説明をしています。

工夫した点の一つは、すべて白く塗っているので、そこへ園児の皆さんに自由に絵を描いてもらうこと。

思い思いの絵で、扉をいろどってくれました。

完成後、本校生徒と園児、担任の先生で記念写真をして終わりました。

園児の皆さんは元気に「お兄ちゃん、ありがとう。」と大きな声でお礼の言葉をくれました。

園の先生方には、「高校生がこんなに立派なものを作ってくださって、感激しています。高校生にもなると立派になられるんですね。」と、出来上がった作品だけでなく、生徒の説明の仕方や言葉遣いについてもお褒めの言葉をいただきました。

帰りの道すがら生徒と話をしていると、「めちゃ喜んでくれたなぁ。」「これでウサギも逃げんよなぁ。」「こんだけ喜んでくれると、ほんまやりがいがあるよなぁ。」などと、彼らも喜びを口々に話していました。

 

担当者として1年間を振り返ってみますと、生徒の成長をダイレクトに感じることが出来た1年でした。やったことを発表した「平成31年1月21日【環境土木科3年】課題研究発表会をおこないました」(課題研究発表会)も準備から当日の発表まで、自分たちで作り上げました。

最初は「大丈夫かなぁ…。」と心配していましたが、授業を重ねていくうちに生徒は自ら考え行動し、報告してくれるようになり、不安は安心に代わり、生徒と教員の関係を保ちつつも、いつの間にか1つのプロジェクトを推進していく「仲間」のような関係となっていました。

依頼を受ける → 自分たちで作れるかどうかを検討する → サンプルを製作する → 依頼者様にアポイントメントをとる → サンプルを用いたプレゼンテーションを行なうとともに、依頼者様の詳細な要望を受ける → 依頼品を製作し完成する → 納品日のアポイントメントをとる → 贈呈する

この一連の作業を通じて生徒は、社会の一端を垣間見ることが出来たのではないかと思います。

あと少しで高校生活を終え、夢や希望を胸に進んでいく3年生。この経験をぜひいかしてくださいね^^

【土木改革】

文末となりますが、お互いにとって嬉しい笠工テクノ工房の作品贈呈も、環境土木科ではこれで一区切りつきました。依頼をいただきましたにもかかわらず、製作不可となりました依頼者様には大変申し訳ございませんでした。

 

 

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 パーテーションを贈呈しました

2019年1月31日 木曜日

さかのぼること2週間。平成31年1月18日(金)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、パーテーションが完成し、西備支援学校様へ贈呈に行ってきました。

この2名の生徒が協力して完成させた背景には、こんな流れがありました。

 

サンプルを製作し、依頼者様へプレゼン。細やかな希望やサイズ等を伺いました。

簡単な図面を描いて、デザインの共有。

いざ製作!

指導者「折りたたむ方法考えた?私の考えがあるんだけど。」

生徒「あ、大丈夫です。自分たちで考えてます。」

指導者「そうか、それでいこう!」

結果…

この足のアイデアが素晴らしい☆

自分たちで考えて作った作品なので、使用方法やポイントの説明もバッチリでした。

昔、「若い力で。」とか「若い発想で。」とか言われていた頃、(若い発想って・・・?若さって関係あるの?)って思っていた自分がいました。

今こうして高校生に対峙していると、「やはり高校生の発想ってすごいなぁー。」と、素直に感心しています。私が思っている以上に生徒は着実に確実に成長し、きたるべき社会へ向けて歩んでいっているのだと感じさせられました。

【土木改革】

ちなみにこの生徒、木工用道具をしまう器具をさくさくっと作ってくれました。見た目も使い勝手もバッチリ!ありがとう、あっぱれ☆

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 校内女子トイレ物置台を設置しました

2019年1月31日 木曜日

本日平成31年1月31日(木)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、女子トイレの物置台が完成し、設置しました。

真ん中に移っている彼が中心となり、ほぼ一人で製作しました。

この木の組み方、難しかったようですが、コツコツとノミと金づちで彫り込みました。

 

今まではこう。

今日からはこう。

代表して、生徒会長に受け取ってもらいました。

様子を見に来てくださった先生に、工夫した木の組み方を説明しています。

 

「もっと簡単な方法もあるんじゃない?」と問うと、

「いや、こっちの方が見栄えがいいんで。こうやりたいんです。」との返答。

指導者としてこんなに嬉しい返答はありません。

作らされたのではなく、自分でこだわりを持って作ったこの作品。彼の作った物置台は、今後笠工で末永く利用されることになるでしょう。

笠工テクノ工房では、依頼を受けて要望の品を製作します。その中で技術を身に付けるだけでなく、その過程や、完成後贈呈することで得られるもの多々あり、それが高校生を成長させていくのだと強く感じました。

【土木改革】

ちなみに彼はこの1年で、廃材を利用した1.8m×0.9m×高さ0.8mの作業台と、直径90㎝の円形板を用いたハイテーブル(生徒の荷物置き用)も製作してくれました。実習室が充実しました。ありがとう。「あっぱれ!」

【環境土木科3年】課題研究発表会をおこないました

2019年1月21日 月曜日

平成31121日(月)本校Fujiホールにて、環境土木科3年生の課題研究発表会を行いました。

 

 

今回の発表会には、2年生をはじめ、保護者の皆様、協力していただいた企業等の皆様だけでなく、伊原木隆太岡山県知事が来校してくださいました。

芦田土木科長のあいさつに続き、伊原木知事からは「有意義でワクワクする人生は、若い時に鍛えられます。今の時期に技術を学ぶだけでなく、話す、聞く、体を鍛えるなどすべてが力になります。」と生徒への熱いエールをいただきました。

そして発表へと入りました。 

以下その様子です。

 

【笠工テクノ工房班】 

「笠工テクノ工房による地域貢献~PBLっておもしろい~」

【ドローン測量班】 

「ドローンを利用した測量の取組~PBLを活用した測量プロジェクト~」

【道守班】 

「産官学協同 道路パトロール隊による点検と報告」

【コンクリート甲子園班】 

「コンクリート甲子園出場を目指して」

【防災班】 

「防災意識向上のための液状化現象モデルの製作」

 

本年度の環境土木科は、【土木改革】をスローガンに掲げ、各班でPBL(課題解決型学習)をベースに研究に取り組んできました。そして、今回の発表会を1年間、いや、3年間の集大成の場ととらえ、生徒と教員が、準備に準備を重ねてこの日を迎えました。

その成果がいかんなく発揮され、どの班の取り組みも見ごたえのある発表会となりました。

今回の課題研究を通して、生徒はそれぞれの研究内容だけでなく、発表のやり方や言葉遣い、ものづくりの面白さや難しさなど様々なことを身に付けることが出来たのではないかと感じています。

今回の発表会をもって一区切りつきますが、この1年間で身に付けたスキルは、今後の生活にも非常に役立つスキルです。

3年生の今後の飛躍に期待するとともに、伊原木県知事をはじめ、参加してくださいました皆様に感謝申し上げ、この度の課題研究発表会の報告といたします。

【土木改革】

 

【環境土木科】笠工テクノ工房の活動を発表してきました

2018年12月15日 土曜日

本日平成30年12月15日(土)矢掛町にて、OLa(おかやまローカルアソシエイト)in矢掛で、環境土木科3年生が、笠工テクノ工房の活動について発表しました。

以外その様子です。

パネルディスカッションを聞きました

リハーサルを2度ほどやりました。緊張で喉も乾きます。

いよいよ発表です。

無事終わりました。発表者の小坂くんは原稿を読まずに発表しています(多少チラ見はしましたが…)。

感想として「私たちはものづくりに携わる仕事に就きます。今回の経験を将来にいかしていきたいと思います。」とはっきり伝えてくれました。

うなずきながら聞いてくださる聴衆者(大人)の前で発表することが大切なんです。

この経験は必ずこの5名の糧になります。

お疲れさまでした。

最後に校長から慰労と、次に繋がる言葉をいただきました。

【土木改革】

 

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 支援学校へ納品しました

2018年12月14日 金曜日

平成30年12月12日(水)、2学期末考査も終わり、笠工テクノ工房の依頼品が完成したので西備支援学校様へ納品に伺ったところ、贈呈式を開いてくださいました。

事前にアポイントメントをとるのも生徒の役目

何度かけても緊張するようですが、以前よりも上達していました^^

完成品は2つあります。





様々な工夫を凝らして作りました。

以下贈呈式の様子です。


工夫をしたポイント(足をのせるところに星印、滑り止めなど)を説明しています

設置しています。ぴったり!

こちらも設置して・・・ぴったり!!

足をのせてもらうと・・・ピッタリ☆

先生が足をのせてみても壊れない・・・しっかり☆☆

 

依頼を受けて半年以上かかっての納品になりましたが、依頼者の希望を叶えるだけでなく+αの工夫やアイデアを出し合い、今日を迎えました。

支援学校の皆様も非常に喜んでくださったこともあり、生徒は帰り道で「やってよかった。楽しかったなぁ。(「ありがとう」とかの感謝の言葉をいただいたことで)喜んでくれて嬉しかった、達成感あるなぁ~。」と話していました。

 

笠工テクノ工房の依頼品はあと数点製作途中のものもあります。完成し納品後、今日のような体験を多くの生徒に感じてほしいと思います。

ものづくりの面白さ以上に多くの力が身につくのがこの笠工テクノ工房の取り組みです。その根底にある「ものづくりって楽しい」を忘れることなく、社会人になっても頑張っていってほしいです。

【土木改革】

本日の笠工(課題研究は佳境に)

2018年12月3日 月曜日

平成30年12月3日(月)

3年生の課題研究発表会は、1月21日が電子機械科と環境土木科、25日が電気情報科です。

3学期に入ると、ほとんど準備の時間が取れないので、早い班はすでに発表用のプレゼンを作り始めています。

そのような中、各科の笠工テクノ工房班は、次の課題に取り組み始めたり、現在取り組んでいる課題の仕上げにと大忙しです。

鉄の棒を加熱して、曲げています。何を作っているのでしょうか?

加熱後、分業で曲げています。

積木遊びではありません。

小学校のプランター台の製作に取り組み始めました。

イメージを持つために、箱をプランターに見立てて配置を考えています。

そのような中、黙々と溶接を練習している生徒もいます。

電気情報科イルミネーション班

こちらのは?

電気工事班は校内の配線を点検していました。

就職先が同じような仕事になるため、練習をしているそうです。

支援学校から依頼されたパーテーションも、工夫を盛り込んだ形になってきました。

3年生が取り組んでいる姿は、最高学年にふさわしい、PBL(課題解決型学習)の取組になっています。

来月の発表会が楽しみですね!

【環境土木科】ドローン(UAV)測量を行いました。

2018年11月28日 水曜日

平成30年11月26日 月曜日

環境土木科3年生課題研究ドローン測量班がドローン(UAV)測量を行いました。

笠岡市の干拓地にある「かさおか太陽の広場BMXコース」は、今まで数々の全国大会や国際大会が開催されてきました。近年では、国際的競技のレベル向上により、国際基準に適合しなくなり、バージョンアップが必要になっています。そのためには正確なコースの図面作成が必要なため、本校ドローン測量班が協力することになりました。

今回協力をするにあたって、生徒たちがドローン測量を行うためにはどうすればできるかを生徒自ら考え、課題研究で多くの課題を解決していきました。生徒はドローン実習で法規や飛行訓練を学んでいますので、課題研究でさらに深く学び、資格を取得するなどして、今回の測量を行いました。

課題研究の様子です。

今回測量するにあたり、地元建設業の天野産業株式会社様にもご協力いただき、笠岡市役所の方も今後の為にと、協力していただくことになったため、産官学の連携事業として測量を行うことになりました。

ジッタ中国株式会社様を講師にお招きし、講習会→測量→データ処理を行い、今後の処理の確認を行いました。

その様子です。

生徒達がドローン測量を行うにあたり、国土交通省大阪航空局・笠岡市よりドローン飛行許可承認を得るため、生徒自ら申請書を作成し、測量計画を立て、安全に行うため関係機関と調整を行い、何度も申請書を訂正しながら飛行許可を得ることが出来ました。また、飛行訓練を繰り返し行うことにより、飛行技術も向上することができました。

今回ご協力いただいた多くの方に感謝し、今後も市や企業と連携をしながら、知識・技術を高め、地域に貢献できる人財に成長してもらいたいと思います。

【土木改革】