2017年1月12日 のアーカイブ

【環境土木科1年生】「橋守」現場見学会に行ってきました

2017年1月12日 木曜日

本日平成29年1月12日(木)環境土木科1年生40名が、NPO法人TEC.ECO(テック.エコ)再生機構様・備中県民局様主催の「橋守」現場見学会に参加しました。
この「橋守」という活動は、橋の変化を見つけ改修等のきっかけの一助となる活動のことで、本校の先輩方も数年前からこの活動に参加しています。
今回は、倉敷市真備町にある「川辺橋歩道橋(昭和8年完成)」の見学に行きました。

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現地で記念撮影

学校を出発し、備中県民局に着きました。まず県民局建設部の方から「県庁の仕事について」と、TEC.ECO再生機構の方から「橋の基礎知識」というタイトルで、お話を聞きました。
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真剣に聞いています
(マスクの生徒が多いのは、移動中等での感染症予防のために着用しているためです)

その後、現場に移動しました。

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このハンマーを用いてコンクリートを叩いているのには意味があって、クラック(ひび)が入っているところは、異なった音がするそうです。その部分はすべて”はつる”(削り取る)そうです。これを「ハンマー打音調査」というそうです。

橋の下では、頭上を見上げ床版といわれる部分に不具合があるかないかを目視で確認しました。TEC.ECO再生機構の方が細かく教えてくださいました。

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最後に室長が「今回の見学会で見て学んだことを、将来の進路決定にいかしていきたい。」と謝辞の言葉を述べました。
(毎回室長に謝辞を言ってもらっていますが、なかなかいいことを言ってくれるんです。)
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今回の見学会の法人様ならびに、官公庁様・企業様等の多大なるご支援ご協力のおかげで、本校は様々な工事現場を見学させていただいております。回数を重ねるごとに生徒は”土木”という仕事に興味を深めていっているように感じています。室長の言葉にもありましたが、近い将来の進路決定に大きく役立っていると感じています。
このたびは本当にお世話になりました。ありがとうございました。(文責 山本)

【課題研究】電気情報科ソーラー班

2017年1月12日 木曜日

本校の東側(道路側)の校舎壁面には、「岡山県立笠岡工業高等学校」の校名看板が掲げられています。

夜間は、ソーラーパネルによって日中に蓄えた電気を照明に使っています。

しかし、曇りや雨の日のように発電量が少なかったときには、夜遅くなると照明が点滅したり消えてしまうという不具合が起こっていました。

そこで、今年の電気情報科の課題研究で、地元企業と岡山県産業教育振興会に協力・援助をいただきながら、パネルを増やすことによって発電量を増やす工事に取り組むことになりました。

STL01705_R

STL01707_Rケーブルを延長しています

STL01774_Rインバーター類を入れるボックスです

STL01775_R新たに設置する場所から地下ケーブルを引くために、深さ60cmの溝を掘っています

STL01785_Rこの屋根の上に設置します

STL01776_R様子を見に上がりました

来週初めにはパネルを屋根の上に設置し、1月下旬に完成する予定です。

取り組んでる生徒の中には、卒業後、ソーラー発電を設置する会社へ就職する者もおり、貴重な体験の場になっています。