コンプレッサーの音に引かれてのぞいてみると原動機の実習中でした。
3年生はみんな真剣そのもので、エンジンを分解していました。感想でも聞こうと思ったんですが、とてもそんな雰囲気ではありませんでした。それにしてもみんな機械が好きなんですね。
1月19日、電子機械科製作の白ポスト贈呈に対し、笠岡市・浅口市及び里庄町青少年補導連絡協議会(会長笠岡市長 高木直矢氏)より感謝状をいただきました。この白ポストは、投入箱が、直径約45センチ、高さ60センチで、全高約90センチメートルの丸形ものと、縦横約45センチ、高さ60センチ、全高約90センチの角形のものの、各1基です。
白ポストは管内の11箇所に設置され、青少年に有害な雑誌・DVD等を回収しています。年間では約600程も回収しています。主に設置されているのは、JR駅や、バスステーション、多くの人が通行する場所なのですが、屋外のところが多く、だんだんと痛んできます。本校ではかなり以前から白ポストを製作し、同協議会へ寄贈してきました。今回その行為に対し、感謝状を頂いたものです。
ポストの製作は、電子機械科3年の課題研究「難しい溶接班」の井上智彰君、橋本和希君、八杉 亮君、山下洋紀君、阿部将太君、岡 正紀君の6名があたりました。彼らの感想です。
材料の大きさから、できるだけ無駄が無いよう、大きさを計算し、最大寸法で取れるよう工夫しました。また、屋外のため、フタに雨が溜まらないよう、傾斜をつけました。そして、フタも簡単に外れないようダブルナットとし、安全のために袋ナットも使用しました。
製作で苦労したことは、溶接です。練習では上手くできても、いざ製品となると、穴があいたり溶け込み不良があったりで大変でした。また、ふたは斜めの部分にはまるため、横の部分の角度はそのままでは使用できず、製作には非常に苦労しました。丸いほうは、2、3ミリメートルの鉄板を、ローラできれいに曲げるのが大変でした。
自分たちが一生懸命作ったものが、社会のために役立つことは、大きな喜びです。
21日の山陽新聞、22日の朝日新聞にも掲載していただきましたのでご覧ください。
11月30日(日),岡山工業高校で『ジャパン・マイコンカーラリー 中国地区大会』がありました。
笠工からは,M科課題研究,E科課題研究,電子部から計7台のマシンをエントリーしました。
結果は以下のとおりで,電子部のマシンがBasic Classの部で6位入賞を果たしました。
【Basic Classの部】
6位(25秒62)…電子部(後藤君,内田君チーム)
19位(28秒62)…E科課題研究(加藤君,川田君チーム)
23位(30秒29)…M科課題研究(山崎君)
詳しくはマイコンカーラリーの公式ページで。