‘教務課’ カテゴリーのアーカイブ

野球部 がんばれ!

2024年7月13日 土曜日

全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)岡山県大会2日目 7月14日(日)
笠工野球部は、美咲エイコンスタジアム 第1試合(9:00〜)で、倉敷工業高校と対戦します。
お時間が許される方は、是非とも球場でのご声援をよろしくお願いいたします。

なお、監督の先生は、ご自身が高校球児の際にも、主将として甲子園出場を果たしておられるほか、
小生がこれまで出会った野球部の監督さんの中で、校内の仕事を本当によく頑張れる先生のお一人です。

笠工の監督さんは、部員に対して、平日はもちろんのこと、土日祝日、雨天時、試験期間中などにおいて、知徳体技(学習指導・人間教育・体力づくり・技術指導)を粘り強く指導されておられるほか、
「学年主任」「保健主事」の重責を責任感を持って仕事に当たられ、
笠工の先生方の中では誰よりも「早く」「元気で」「気持ち良い」挨拶を教職員や生徒たちにされる先生です。

このように、野球部の監督さんは笠工にとってはかけがえのない先生ですし、心から応援したくなる方です。

この監督さんの下で、2年半指導を受ける価値は大いにあると思います。

出前授業@寄島中学校

2024年7月11日 木曜日

令和6年度に入り、本日で5校目(高屋中→木之子中→笠岡東中→金浦中)となる出前授業に、浅口市立寄島中学校へ伺いました。

寄島中学校も他校と同様、昨年に引き続き2年連続の実施となりました。

本日の出前授業では、M科参加者6名、E科参加者6名、C科参加者7名と少人数でしたが、いずれの専門科も昨年以上に盛り上がり、本当に楽しい2時間でした。
各科の講座の様子は次のとおりです。

■M科(電子機械科)

生徒の司会進行による開会式の様子
笠工機械科教師による溶接を見学している様子
6人全員が溶接を体験しました。
この女子生徒は非常にセンスがあって、とても上手な溶接ができました。
その女子生徒が行った溶接です。
本校機械科の教師も驚くほど上手な溶接の出来栄えです。
技術担当の担当の先生も溶接体験をされました。
先生方のほうが生徒さん以上に楽しんでおられました。
溶接を体験したあとは、笠工専門科公認キャラクラー「MECくん」を製作しました。

■E科(電気情報科)

E科の開会行事の様子
E科長が笠工電気情報科について説明をしています。
基盤に、LEDライトや抵抗器をはんだ付けしています。
E科の体験に参加した6名全員は、科長も驚くほどはんだ付けが上手でした。
基盤を完成させたあとの一番の難関が、土台に基盤を「ことりちゃん」で取り付ける作業です。
E科長自らが、コツの説明や取付補助をしていました。
いよいよ最終作業です。
ケースに和紙をのり付けしています。
全員がLEDランプを完成させ、記念撮影をしました。
全員がとても素敵な笑顔です。ものづくりの力ですね。

■C科(環境土木科)

開会行事で、C科長から、笠工の魅力や土木の仕事について説明が行われました。
トータルステーションを用いた測量について説明をしています。
距離をメジャーで測定したあと、トータルステーションを用いて「光」で瞬時に正確に距離を測定しました。
ドローン操縦体験の様子。
溶接体験と同様、ここでも先生方のほうが生徒さん以上に楽しんでおられました。
最後に、男女対抗ドローンレースを行いました。
見事に女子チームがが勝利しましたが、男子も女子も先生方も大盛り上がりでした。
C科の閉会行事の様子
代表生徒さんからは、コンクリートマグネット製作も、測量体験も、ドローン操縦も、どれもとても楽しかったですと、感想を述べてくれました。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

先言後礼と立腰姿勢

2024年7月10日 水曜日

笠工では、学校長の学校経営計画に基づいて、SHRの開始時・終了時、授業の開始時・終了時などに「先言後礼」を行っています。

環境土木科3年生の授業開始時の先言後礼です。
お辞儀としては「敬礼」30度を意識して行っています。

「先言後礼」は、先に言葉を発して、その後にお辞儀をする礼法で、
入社試験などでは必ず実践しなければならない最上級のビジネスマナーです。

先言後礼を授業開始時にすることで、

・休み時間との区別・ケジメをしっかり付けることができる。
・授業に対して主体的・積極的になれる。
・先生に対して敬いの気持ちや感謝の気持ちを持てる。
などの効果が期待できます。

小生の授業では、授業開始時に「先言後礼」を行ったあとに、
腰骨を立てた姿勢(=立腰姿勢)で、腹式呼吸を1分間行う「立腰タイム」を行っています。

腰骨(腰椎5本)をしっかり押し込んで立てている姿勢です。

立腰を行うと、次のような功徳(くどく)が科学的に証明されています。

1 やる気が起こる
2 集中力が高まる
3 持続力がつく
4 頭が冴(さ)える
5 勉強が楽しくなる
6 成績が上がる
7 行動が俊敏になる
8 バランス感覚が鋭くなる
9 内臓の働きが良くなる
10 スタイルが良くなる

笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

出前授業@金浦中学校

2024年7月9日 火曜日

令和6年度に入り、本日で4校目(高屋中→木之子中→笠岡東中)となる出前授業に、金浦中学校へ伺いました。

このたびの訪問では、金浦中出身のM(電子機械)科3年生が2名、C(環境土木)科3年生が3名、C科2年生が3名同行しました。

この8名の中には、現生徒会長のほか、岡山県溶接競技大会の1位・2位、県測量大会優勝者、レスリング全国大会出場者などがいます。
このように、金浦中学校は本校の活躍を支えてくれている中心的な中学校の1校です。

本日の出前授業では、M科参加者25名、E科参加者20名、C科参加者22名で、いずれの専門科も非常に盛り上がり、あっという間の2時間でした。
各科の講座の様子は次のとおりです。

■M(電子機械)科

M科の開会行事の様子
溶接競技大会岡山県1位のM3坂本くん(金浦中出身)が溶接しているのを見学している様子
このたびは熱中症予防も兼ねて、希望者限定の溶接体験となりました。
溶接体験を希望した金浦中の男子生徒が順番待ちをしているところです。
機械科の先生の指導のもと、溶接体験を行いました。
グラウンドのトンボを溶接で2本製作しました。
笠工専門科公認キャラクター「MEC(メック)君」を製作している様子
MEC君は金浦中女子生徒からは「かわいい〜」と大好評でした。
閉会時では、M3生徒から、笠工はどのような学校であるか、電子機械科はどのような科であるか、などの話がありました。

■E(電気情報)科

電気情報科の先生が、基盤のどの箇所にはんだ付けするかを、黒板に基盤図を描いて説明している様子
複雑な作業の場面では、電子黒板で基盤を投影して、丁寧に具体的に説明しました。
基盤に「LEDランプ」や「抵抗器」をはんだ付けしている様子
基盤に電池ボックスを取り付けている様子。
カメラマンをなさっておられた金浦中の先生も見兼ねて、ついに参戦しました。
いよいよ最終段階です。
基盤を「ことりちゃん」で台座に留めて、
青海波(せいがんは)模様の木製カバーを取り付けました。
この木製カバーは、電気情報科の先生方の完全手作りで、レーザー加工機で製作されました。
「ことり」と「青海波」の組み合わせは、「波に千鳥」に由来しています。
「波に千鳥」とは、我が国奈良時代から使われている、伝統抜群・縁起抜群の文様です。
電気情報科長は奥深いですね〜!!

■C(環境土木)科

速乾性コンクリートを練(ね)る際に、本校環境土木科3年生が指導している様子
練ったコンクリートを、好みの型枠に流し込んでいる様子。
このあとマグネットを埋め込んで、「コンクリートマグネット」の完成です。
測量体験の様子。
メジャーで測ったりするのではなく、測量機器(トータルステーション。奥に見える緑色の機器)を用いて瞬時に測る方法を体験しました。
環境土木科の先生が、測量機器トータルステーションを用いた測量結果をもとに、残る1辺の長さの算出方法を説明しています。
C3生徒の指導のもと、ドローン操縦初体験にもかかわらず上手に飛ばしていました。
キャーキャー大笑いしながら、大盛り上がりのドローン操縦体験
閉会直前、班対抗ドローン飛行レースを実施しました。
MCを務められましたC科長のトークで、本日最高の盛り上がりとなりました。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

酷暑週末の部活動

2024年7月8日 月曜日

過日7月6日(土)午前 テニス部の練習冒頭、部員全員で草抜きを行いました。

毎日の夕練で行っている草取りも期末考査割発表後はできていませんでしたので、わずか1週間で雑草が繁茂していました。

1時間ほど草抜きをして、打球練習を開始しようとしたとき、テント内の温度計に目をやると、午前10時前にもかかわらず、すでに38℃超になっていました。

グラウンドでは、野球部が7月6日(土)には津山高校と、7日(日)には津山工業高校と練習試合を行っていました。

7月7日(日)津山工業高校との練習試合前のアップの様子です。

なお、野球部は、全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)岡山県大会では、大会2日目の7月14日(日)美咲エイコンスタジアム 第1試合(9:00〜)で、倉敷工業高校と対戦します。

夏季OS 参加者数は近年最多!

2024年7月2日 火曜日

本年度の夏季オープンスクールは、昨年度(7月15日)に比べて2週間早めて、6月29日(土)に実施しました。
この早期実施は、7月初旬〜中旬に各中学校で実施されます保護者懇談の前に、是非とも笠工の魅力や強みを中学生やその保護者の方々へ直接お伝えしたかったからです。

さて、
・この早期実施が影響しているのか、
・昨年度以来の出前授業の実施校拡大によるものなのか、
・新旧様々な広報活動の成果なのか、
その要因を知る由(よし)もありませんが、今夏のオープンスクールには中学生だけで、定員を大幅に上回る生徒さんが参加してくださり、保護者の方を合わせると、参加者数は実に200にも上りました。(近年過去最多の参加者数)

当日の様子は次のとおりです。

体育館での朝の整列時の様子です。プラカードを持つ手前の3人は生徒会の2年生たちです。
溶接によるイノシシの箱わなです。
中学生に「イノシシになってみたい人?」と呼びかけましたが、今回は誰も手が上がりませんでしたので、笠工生自らがイノシシ役になって捕まりました。
なお、一番左側に立っている生徒はM3坂本くんで、過日の岡山県溶接大会では第1位に輝きました。
ちなみに、岡山県第2位も、M3の岡田くんです。
電気情報科のロボット製作です。
カニロボットやムカデロボットが動いていました。
ドローン測量実習や起業設立体験などについて、C3生徒が中学生に説明しているとこです。
笠工PTAとの座談会の様子です。
左からM3、C3、E1に息子さんを通わせておられますお母さん方です。
お母さん方のご意見は嘘や大げさが無いので、説得力や安心感が絶大です。
食堂を担当なさっておられます「はつね」のスタッフさんが、助っ人として息子さん(大学2回生)を連れて来られました。

最後に、生徒アンケート、保護者アンケートから幾つかのご意見をご紹介させていただきます。

【中学生の感想】
・すごくワクワクしました。

・ゼロハンカーがすごかった。

・どの科の生徒もすごく楽しそうにしていると思った。

・笠工の最新の設備が素晴らしかった。

・1人につき30社以上の就職先があり、笠工を安心して選べます。

・先輩や先生方の説明が分かりやすく、とても明るい雰囲気だったので、話しやすかったです。

・機械を自分の手で作っているのがすごいと思ったし、やりがいがあると思った。

・先輩が明るくて、優しくて、工業について説明してくれたので、楽しかったです。

・笠岡工業は先生と生徒の距離が近いことや、分からないことも先生が教えてくれるので驚きました。

・笠岡工業の生徒と先生の雰囲気がとても良くて、印象に残った。

【保護者の感想】
・生徒、先生、みんな、あいさつが気持ちいい。

・生徒さんがとてもキラキラしていた。楽しそうでした。

・在校生が明るく素直で、言葉遣いが丁寧で、良い子たちだと思いました。

・先生も生徒も感じが良く、思っていた以上に雰囲気の良い学校だと思った。

・全体的なイメージが変わりました。楽しそうでした。ありがとうございました。

・在校生の方々一人一人がしっかりしていて頼もしく思えました。

・どの科に行っても、先生と生徒が丁寧に説明してくれて分かりやすかったです。

・「地域とともに」というところが良いと思います。

・生徒主体で説明してくれたので、とてもリアルに感じられた。頼もしく成長していて素晴らしかった。

・学ぶ内容が将来に役立ちそうな事ばかりなので、これからは貴校のような学校がもっと注目されていくのではないかと思いました。

・座談会の雰囲気がとても良かったです。

・実際に通わせている方のお話を聞くことができて(=座談会で話を聞くことができて)、進学先として安心することができました。

臨時休校&ケルシー先生とのお別れ

2024年7月1日 月曜日

本日7月1日(月)は、午前4時半頃に、笠岡市、里庄町、浅口市に「大雨警報」「洪水警報」が発令され、午前8時半時点でも解除されませんでしたので、本校の規定に従いまして臨時休校となりました。

笠工でも、一部の側溝があふれ、大きな水たまりがあちこちには見られました。

休校になりましたので、小生は担当している「歴史総合」(3年生)と「地理総合」(2年生)にChromebookのクラスルームから、課題プリント(期末考査の範囲)の解答などを配信して、家庭学習を促しました。

さて、話は変わりますが。
本日は、本校で5年間お世話になりました、ALTのケルシー先生が最後の勤務日でした。
あいにく臨時休校になりまして、笠工生たちとの最後の授業ができずにお別れとなりましたので、ケルシー先生も本校生徒たちも非常に残念で、不本意ではないかと推察しています。

お昼休みには、生徒が登校していませんでしたので(生徒対応がありませんでしたので)、英語の先生が中心となって、ケルシー先生とお弁当を囲んでお別れ会をしました。

なお、ケルシー先生は、自然豊かで落ち着いた雰囲気の笠岡の地を非常に気に入られて、ALTとしては異例の5年間を笠岡市で過ごされました。
このたび、ご郷里のフロリダ州オーランドに戻られるそうです。

笠工と笠工生のために長きにわたりご厚誼ご尽力くださり、本当に有難うございました。教職員・生徒一同、心から感謝しています。

笠工てるてる坊主の力!?

2024年6月27日 木曜日

本日6月27日(木)もまた、県内外の生徒さんや保護者の方から夏季オープンスクールの申込みをいただきまして有難うございました。

オープンスクール前日にあたる明日28日(金)も受付けますので、ご遠慮なくお電話にてお申込みくださいませ。

さて、今週はじめの週間天気予報では6月29日(土)のオープンスクール当日は「曇り」でした。

笠工のオープンスクールでは、雨天バージョンももちろん用意してありますが、
やはり、C科の「測量体験」や「ドローンによる笠工上空からの空中撮影」は雨天ではできませんし、
M科の「ゼロハンカーやEVカーの走行」では前日強雨であれば(グラウンド不良のため)実施は難しいと思われます。

ところが、笠工共通科職員室の「てるてる坊主」が今回もまた、その力を発揮したのか、
本日の天気予報では、
明日28日(金)は「曇りときどき雨」「降水確率(午後)30〜40%」
明後日29日(土)「晴れのち曇り」「降水確率20%」と好転していました。
ただし、29日(土)のオープンスクール当日の最高気温が31℃と高温が予想されていますので、各自で熱中症対策をよろしくお願いします。

笠工で数年前から活躍している「てるてる坊主」です。
天気予報が悪い際の行事では、毎回神通力を発揮してくれています。
今春の入学式でも、下校時には晴天をもたらせてくれて、新入生と保護者の方は屋外での記念撮影をすることができました。

プルバックカーレース大会

2024年6月26日 水曜日

本日6月26日(水)5限 総合的な探究の時間に、2年生は自作「輪ゴムプルバックカー」によるカーレースを行いました。

6月5日(水)から3週間かけて製作してきた「輪ゴムブルバックカー」を、各HR前廊下をレース場として、どのくらいの距離を走行するかを競うレースを本日集大成として取組みました。

M2、E2、C2の3クラスのレースを私が見学した中では、E2の赤木くんの「カー」が5m超を走行し、ダントツ1位でした。
どのクラスもとても盛り上がっていましたし、3科が仲良く交流していたのが印象的でした。

なお、この単元では探究的にものづくりに取組む力を養うとともに、
ペットボトルや食品トレーなどの廃材から、新たな価値を生み出すことで、環境問題への興味・関心を持たせることもねらいとしています。

出来上がったカーを見てみると、ボディの材質が「ペットボトル」もあれば「牛乳パック」や「竹串」などもあり、生徒個々の個性と工夫ぶりがよく現れていました。

完成が間に合わずに急いで製作していたり、レース中に大破した車体を修理をしていたりしていていました。
中央に見えるのがメジャーで、緑のテープが各生徒のレース結果(走行距離)です。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

新神島大橋の橋梁に「笠工横断幕」

2024年6月24日 月曜日

笠岡工業高校の南西約1km付近の笠岡水道に、現在、国道2号線笠岡パイパスの「新神島大橋」が施工中です。

この施工を担当されている「宮地エンジニアリンググループ株式会社」様のご厚意により、新神島大橋の橋梁に笠岡工業高校の横断幕を、5月末に設置していただきました。

このお話を同社様より昨年末頃にいただきまして、環境土木科長と教務課長が中心となり、現場事務所にも何度も訪れてデザインについての意見交換を行ったり、校内でもデザイン案を幾度となく修正を繰り返し、4月末についにデザインが完成しました。

令和6年度で8年目になる「笠工テクノ工房」は地域に根差した学習です。
工業高校で学んできた知識・技術や行動力を活かして、地域の方々が困っている問題を、工業の力や人間力で解決しています。
 

横断幕の中にある『環境土木科の「白石島でのドローン測量」』とは、アマモ場の再生をお手伝いしている取組です。
笠岡市は昔のような豊かで美しい海を取り戻すために、アマモ場の再生を目指しています。
令和元年より、環境土木科の笠工テクノ工房(ドローン班)も、白石島や高島で「アマモ場の面積測量」や「アマモ種まきボランティア」に参加しています。

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