コンプレッサーの音に引かれてのぞいてみると原動機の実習中でした。
3年生はみんな真剣そのもので、エンジンを分解していました。感想でも聞こうと思ったんですが、とてもそんな雰囲気ではありませんでした。それにしてもみんな機械が好きなんですね。
環境土木科で課題研究の実習が行われていました。まずは「フェロセメントカヌー」
コンクリートが水に浮くのかと思うでしょうが、ちゃんと浮くそうです。完成したら夏に行われるレースに出るそうなのでまたレポートします。
続いて「コンクリート製魚礁」別の班はコンクリート製の魚礁を設計していました。いまは模型を作っているそうです。
これは魚礁のテストピース製作班です。適切なコンクリートを選ぶためにいろいろなサンプルを作って検討するそうです。これはコンクリートのための金型です。
そして最後はフラワーポット製作班です。環境に優しい、土に帰るコンクリートを使ったフラワーポットです。紙を粉砕したものを混ぜているので微生物分解されて土に帰るコンクリートなんだそうです。文化祭では花付きで売ってますからお楽しみに。
完成品はこんな感じです。後ろは乾燥中の実習作品です。きょうもたくさん作ったようです。
午後から学校行事の芸術鑑賞がありました。今年は演劇で東京演劇集団 風 による「肝っ玉おっ母とその子供たち-あとから生まれてくる人たちに」を鑑賞しました。
挨拶をした生徒会長に話を聞きました。「話はすこし難しかったけれど、戦争や家族についてもう一度考えてみます。」とのこと、彼も何か感じるものがあったようでした。
クラスの生徒は「子供の命をお金ではかるのはおかしい。なんで値切るんだろう。」とか「最後に雪の中でおっ母は何を考えていたんだろう?」とか「自分の子供を殺した軍隊との商売でしか生きられない生き方なんて信じられん。」などと感想を語ってくれました。演劇を通じて何かを考えるきっかけにしてくれればいいなと思いました。