本日11月8日(金)13〜14時 笠岡市民会館ホールにて、
岡山県立笠岡工業高等学校 創立80周年記念式典を執り行いました。
会場の笠岡市民会館ホールの座席数、駐車場数の制約などから、出席者を教職員、生徒、来賓、教育功労者の方々に限定しての実施となりました。
式次第は次の通りです。
1 開式の辞
2 国歌斉唱
3 物故者への黙祷
4校長式辞
5岡山県教育委員会祝辞
6感謝状並びに記念品贈呈
7受賞者代表挨拶
8来賓祝辞
9来賓紹介並びに祝電披露
10同窓会会長挨拶
11PTA会長挨拶
12生徒代表挨拶
13校歌斉唱(1〜3番)
14閉式の辞

佐々木校長先生の式辞(抜粋)を紹介します。
(前略)
さて、本校は昭和19年に、笠岡商業学校から転換された笠岡工業学校として設置され、
戦後の学制改革や高等学校再編成により、笠岡第一高等学校、笠岡高等学校、笠岡商工高等学校と変遷し、
昭和36年に現在の笠岡市横島に移転、分離独立し、校名を現在の岡山県立笠岡工業高等学校と改称しました。
その後も常に時代の要請や社会のニーズに合わせて、
平成7年度には、機械科から電子機械科に、
平成19年度には、電気科から電気情報科に、土木科から環境土木科にそれぞれ改編し、電気機械科、電気情報科、環境土木科の3科を設置する工業高校となり、
本年創立80周年を迎えることになりました。
(中略)
これらは、皆さんの技術・技能や創造力などの学習や部活動の成果であり、創立以来受け継がれてきた、何事にも積極的に関わってチャレンジしようとする「笠工魂」の結実であると考えられます。
どうか皆さんも、高度情報化やグローバル化が急速に進展する時代にあっても、この精神を、後輩たちに確実に受け継ぐとともに、将来のスペシャリストとして、地域で活躍する心豊かな人材として羽ばたいてくれることを期待しています。
時代が「令和」に移った今、先輩方がこれまで築いて来られた輝かしい歴史と伝統に改めて思いを馳せ、変化の激しい時代にあって、「変わり続けることが変わらないことである」との言葉が示す通り、教育に求められる不易と流行を見定め、県西部の工業教育を牽引し、本県を支え、世界で活躍する人間性豊かな「人財」の育成に今後も努めてまいる所存です。
地域に愛され信頼される夢と希望の持てる開かれた学校づくりを目標に、教職員、生徒、保護者、同窓会が一丸になって邁進してまいります。(後略)

