本日11月29日(金)11時に、島根大学の合格発表が行われ、
M3の坂本航輝くんが、
国立島根大学 総合理工学部 総合理工学科 先端ものづくり分野 に、見事合格を果たしました。

アットホームな笠工ならではの光景の1つです。

坂本くんは、今夏8月7日(水)〜8日(木)岡山工業高校で開催されました、高校生ものづくりコンテスト(溶接部門)中国地区大会 で、僅差で優勝を逃したものの、堂々の3位入賞を果たしました。
また、昨年(M2当時)12月16日(土)岡山工業高校で開催されました「令和5年度高校ものづくりコンテスト(溶接部門)岡山県大会」において、見事に第1位に輝きまして、令和6年度中国地区大会の出場権を獲得していました。
このたびの国立島根大学の入学試験では、
溶接ビードを引くスピードを日々の練習を通じて改善することで、隅内溶接が安定して行えるようになり、県大会1位、中国大会3位を獲得できた成果をアピールしたほか、
島根大学入学後は、「人体に有害ではない溶接棒の開発」を研究したいとの志望動機をしっかりと訴えました。
※溶接ビードとは、アーク溶接などで母材を接合したとき、接合部分の表面でかまぼこのような凸形状に盛り上がっている部分のことです。
本日放課後に、坂本くんが私のところへ合格報告ならびに面接練習のお礼に来てくれました。
私が「大学卒業後はどうするのか?」と尋ねると、
坂本くんは「地元(岡山、笠岡)に戻ってきたい」と答えましたので、
さらに私からは、
「大学では、教員免許を必ず取得すること」と
「できれば岡山県で工業高校の先生になって、笠工機械工作部で、顧問の塩飽先生から習得した高度な溶接技術を次の世代に継承をしてほしい」と提案しました。
坂本くんは二つ返事で、快諾してくれました。
3年後に教育実習生として笠岡工業高校に戻って来るのを今から楽しみにしています。
なお、笠岡工業高校からの国立大学合格は、坂本くんで「5年連続」となりました。
