祈 ソーラーカー全国大会2連覇

2023年8月3日

現在,笠工の電気工作部が,石川県白山市で開催されている「全国ソーラーラジコンカーコンテスト in 白山」に出場しています。

この大会は,全国の高等学校・高等専門学校の生徒を対象とした無線操縦によるソーラーカーレースで,笠岡工業は令和3年度の第28回大会で,優勝・準優勝・3位となり完全制覇を達成しました。

完全制覇を果たした笠工電気工作部の部員たち(5チーム計10名)。8位入賞に至らなかった2チームはともにデザイン賞を獲得しています。
応接室前のショーケースに完全制覇のトロフィーが披露されています。

また,令和4年度第29回大会は天候不良(荒天)のため中止になりましたので,笠工はこの令和5年度が2連覇をかけた大会となります。

本大会は全国から68チームがエントリーしており,岡山県内からでは笠岡工業高校が5チーム,東岡山工業高校と水島工業高校がそれぞれ3チームがエントリーしています。

8月3日(木) PITオープン,受付・車検,フリー走行

8月4日(金) 1回戦,2回戦

8月5日(土) 敗者復活戦,3回戦,4回戦,準々決勝,5〜8位決定戦,準決勝,決勝

対戦チームからはマークされ,対策を練られ,大変熾烈な戦いになることが予見されますが,連覇の権利を持っているのは笠岡工業だけですので,全国大会2連覇を祈念しています。

笠工のシンボル「御岳山」

2023年8月2日

笠岡工業高校の校歌の1番の歌い出しに「見よ雲を呼ぶ御岳山」とあります。

全国では読み方が様々ありますが,笠工のシンボル「御岳山」は「みたけさん」です。

また,「御嶽」「御岳」「御嶽山」「御岳山」などと称するものは日本全体では100近くあるようですし,中でも長野県と岐阜県にまたがる木曽御嶽山は3067mで最も高く,活火山としても有名です。

それに対して,我が御岳山はわずか320mですが,歴史・由緒・霊験では引けを取っていません。

平安時代,比叡山延暦寺第三代座主円仁上人(慈覚大師)(794~864)が唐から帰朝の途中,この笠岡水道の御岳山に特別な氣場が感じられたのか,山頂に寺を建立なさり,御嶽山量剛寺と命名されました。この量剛寺跡から布目瓦(ぬのめかわら:奈良時代~平安時代までの瓦)が多く発見されていることから山上伽藍(がらん:僧侶が集まり住んで,仏道を修行する清らかで広い静かな場所)があったことも推察されています。

看板「笠岡工業高校」の「高」のすぐ右隣の山が御岳山(みたけさん)で標高320mです。御岳山の右隣の山が四尋山(よひろやま)で標高は228mです。
御岳山山頂の少し下に位置する幻虹台(げんこうだい)展望広場からの風景です。
横長の1つの島のように見えるのが,北木島(正面)と白石島(右手側)です。右端の小さな島がコゴチ島,一番右端が小高島です。

中教審答申では「生きる力」の1つとして「健やかや体」が定義されていますし,

仲間と協力し合って登れば「道徳性」(新学習指導要領改定の三本柱の1つ)も養われますし,

そもそも本校校歌1番の歌い出しでもあるので,笠工生としては卒業までに1度は登頂したいものですね。

ウエイトリフティング部 公式記録会の結果

2023年8月1日

7月30日倉敷運動公園ウエイトリフティング場において公式記録会が行われました。

暑い中ではありましたが、選手一同頑張りました。

各選手の結果は以下の通りです。

55kg級 高森 祐 トータル133kg 第1位

55kg級 村上 翔馬 トータル131kg 第2位

61kg級 松浦 桜月 トータル135kg 第1位

73kg級 三宅 亜幸 トータル195kg 第1位

96kg級 山本 大樹 トータル220kg 第1位

102kg級 塩飽 隼斗 記録なし

県内工業高校 祝「第1位」記念

2023年8月1日

本年度4月〜6月にかけて,

県内高等学校のブログ更新数が3ヶ月連続で「第4位」

県内工業高校の中ではブログ更新数が3ヶ月連続で「第1位」

となりましたので,この取組を記念して,次のようなバナーを情報担当の先生に作っていただきました。

なお,ブログも含めた笠工ホームページへのサイトアクセス数は,本年度では

4月:34位

5月:20位

6月:26位

でした。

1学年3クラスで,全校生徒数も300足らずの小規模校ですから,PTAや在校生によるアクセス数では大規模校には到底太刀打ちできませんので,地域社会や地元中学生からさらに愛される笠工と笠工HPにしていき,毎月10位台にはランクしたいものです。

このほかにも,中学校の先生対象の説明会(9月下旬)などがあります。
笠工の校舎やグランドを上空から眺めたり,笠工の周辺環境(自然)を一望できたり,校舎内の各専門科の実習室などを確認できたりします。
笠岡工業高校に関するYou Tubeを100本超見ることができます。

剣道部の活動報告

2023年7月31日

7月26日(水)の午後,武道館をたまたま訪れる機会がありました。

中に入ると,3年生部員2名(M3とE3)が監督も後輩もいないのに,観客も誰一人いないのに,大きな声を出して,一生懸命練習をしていました。

M3とE3のこの2人は現代社会の授業中も態度が素晴らしいです。
サウナのような武道館でしたがグダグダ感は微塵もなく,大きな声を出して,足もしっかり動かしていて,とても感銘を受ける練習をしていました。

この練習シーンを見て

・監督の高畑先生の指導が素晴らしいな

・監督が居ようが居まいが,2人は自らを律することができる大人だな

・2人は剣道の稽古だけが自律しているわけではなく,学校生活や家庭生活も自律しているのだろう

と深く感じ入りました。

「城山であそぼう」

2023年7月31日

7月30日朝7時からVYS部1年生2人が「城山であそぼう」ボランティアに参加しました。小学生以下の子どもたちと一緒にラジオ体操をした後は水鉄砲。水の補充をしたり、的になったり。頑張りました。

親子ものづくり教室「二足歩行ロボット」

2023年7月30日

平成21年度よりスタートした「夏休み親子ものづくり教室」は,本校の教師と生徒が講師・スタッフとなり,工業高校のノウハウを活用して,地域の親子にものづくりの「楽しさ」と「面白さ」を体験していただく地域貢献活動です。

今夏8月19日(土)も各専門科がその特性を活かした3種類の魅力あるものづくり体験,すなわち
・二足歩行ロボット
・ミニ・ソーラーカー
・サンドブラスト体験
を案内しましたところ,定員を大幅に上回る応募をいただきまして誠にありがとうございました。

その中から本日は,電子機械科による「二足歩行ロボット」を紹介します。


電池BOXとギアBOXは市販の物を利用していますが,アクリル板による部品大小約100点はすべて笠工生による手作りです。

これは3年生の課題研究において,國富先生が指導する「MC班」の生徒達がレーザー加工機を使用して作製しました。
MC班の生徒達は加工機にカットデータと彫刻データを入力するのですが,ロボットの右足には「親子ものづくり教室」の刻字が入るように,彫刻データを入力してくれています。

なお,「MC」とはMachining Centerの略で,金型の製作や金属部品の製作に使われる工作機械で,さまざまな工具を自動で使い分ける機能を持った工作機械です。

笠岡工業高校では近隣高校では唯一,最新鋭のマシニングセンタ(MAZAK 5軸)を導入しています。

8月19日(土)には計25組の親子さんとお会いできるのを心待ちにしています。

サッカー部活動報告!

2023年7月28日

今日は浜トレーニングでした!

工業高校は「ものの解体」も得意です!

2023年7月28日

大半の工業高校では「ものづくり」「資格取得」「部活動」を三大教育活動に定め,中でも「ものづくり」は一丁目一番地です。

ですから,工業高校の先生方はものづくりが得意です。

ものづくりが得意=ものの解体も得意(再利用が得意)ということでもあります。

令和4年度末をもって87年の歴史に幕を下ろした井原高校南校地(旧 精研高校)のHRで使用されていたプロジェクターなどを譲り受けるために,7月26日(水)に電子機械科の先生を中心に訪問してきました。

井原高校南校地の事務部長から「どこの業者が来とんかと思った」と冗談を飛ばされました。

教室用プロジェクタの解体に関しては,プロジェクタ本体はもちろんのこと

・壁掛け取付金具

・各種ケーブルや各種端子

・大画面スクリーン

・インターフェースボックス(スイッチャー)

等々をすべてをキレイに解体し,笠工にいただいて帰りました。

いただきましたプロジェクタをこのあと点検してみて動作が良好であれば,本校の選択教室のプロジェクタ(投写映像が不鮮明で見えにくくなっているもの)と交換する予定です。

工業高校の教育の中には,日本古来からの伝統的価値観「もったいない」「ものを大切にする」がしっかり根付いて生きています。

県測量大会 平板測量の部 準優勝&第3位

2023年7月27日
いつものように共通科職員室のホワイトボードに入賞者を紹介し,環境土木科と生徒たちの栄誉を称えました。

7月21日(金)に本校を会場にして

「第23回高校生ものづくりコンテスト岡山県大会(測量部門)」「第59回岡山県測量競技会」が開催されました。

本校の佐々木校長先生が開会の挨拶をなさっておられるところ。

本大会の平板測量の部において,笠工1年生の2チームが2位と3位に入賞しました。

この偉業(=本校の1年生チームが他校の2,3年生チームをおさえて,2位と3位に入賞を果たしたこと)を,本校環境土木科長の大西先生に尋ねてみたところ,

・土木研究部の1年生がこの1学期間によく努力をしたこと

・(その1年生たちを指導した)稲本先生の指導力が素晴らしい

とのことでした。

平板測量をしているところ。
同様に、平板測量をしているところ。
測量ポールを両手で持ち,身体の中央になるように立てています。酷暑の中でも基本が徹底されています。
測量した結果を計算しているところ。
同様に,測量結果に基づいて計算しているところ。

入賞した1年生の2チームは,8月8日(火)に島根県立松江工業高校で開催される中国大会への出場権を獲得しました。

閉会式後の記念撮影の様子。

中国大会でも是非とも上位入賞できるように,今大会の総括も含めて,2週間足らずの期間をしっかり準備して臨んで欲しいと思います。