‘環境土木科’ カテゴリーのアーカイブ

【環境土木科】科集会をおこないました

2019年4月22日 月曜日

環境土木科、記事が前後してしまいましたが・・・

 

先週平成31年4月19日(金)環境土木科全生徒を対象に科集会をおこないました。

芦田科長より、今年度も昨年に続き「土木改革」「徹底」を環境土木科スローガンとし、その考えについてお話しいただきました。

なぜ改革が必要で、なぜ徹底しなければいけないのか。それはすべて今後のキャリア教育や生きる力の育成に必要だと考えるからです。それは生徒に求めるだけではありません。目まぐるしい速さで過ぎゆくこの時代に、環境土木科教員も改革していかなければいけません。そういった意味が込められています。

学校全体の取組みである「笠工授業5」も「徹底」していきます。

今年度も「自分から!前向きに!」というキーワードを中心に頑張りましょう。

3年生が扇動で校歌を合唱しました。1年生の皆さん、校歌は覚えましたか?ありがとうO君。

 

先生方から様々なお話のあった約40分間でしたが、人の話を聞く姿勢、態度についてはおおむねOK!でもやっぱり一部の人の足並みがそろいません。一人がよそを向いていれば全体が注意されます。果たしてそれで良いのでしょうか?一人が善き行いをすれば全体が褒められます。環境土木科全体が一体となり同じ方向を向いて、確実に一歩ずつ進んでいきましょう。

今年度も生徒の活躍が楽しみです。

「土木改革」

【環境土木科3年】課題研究がスタートしました

2019年4月22日 月曜日

本日平成31年4月22日(月)、環境土木科3年生の課題研究がスタートしました。

先週は全科で【第1回PBL・探究活動研究会】を開催しましたので実際のスタートは本日でした。

環境土木科では今年度も「土木改革」「徹底」をスローガンにすべての授業に取り組んでいます。

今回のスタートにあたり、担任から「課題研究は私の授業と同じように、与えられたことをするだけでなく、自分たちで課題を解決することに重点を置いています。課題解決型学習をとおして生きる力を身に付けよう。」

と最大の目的を確認してからのスタートとなりました。

 

以下今年度の課題研究の班とその様子です。

★ドローン班

★テクノ工房班

★防災班

★コンクリート甲子園班

★道守班

 

取組みタイトルは昨年度と同様ですが、内容がより充実していきます。

ちなみに本日のテクノ工房班は、実習室の壁面製作です。事務室より依頼があり、壁面にボードを貼りました。

防災班は同じ実習室の床貼りのための準備(コンクリートのハツリ作業)をおこなっています。

まずは校内の環境を整えることから始めました。

壁面完成後は事務室の先生より、「きれいな出来栄えで感動しました。ありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。

どの班もよいスタートがきれています。今年もやるぜ!令和元年!

「土木改革」

 

【第1回PBL・探究活動研究会】を開催しました

2019年4月15日 月曜日

平成31年4月15日(月)、新年度が始まり3年生の課題研究を行うにあたり、標記研究会を開催しました。

高校生魅力化推進事業の一環として、「笠工テクノ工房」や「地域のお役に立てる人財の育成」を目指し、課題研究での問題発見や課題解決をどのように行っていくかを教員・生徒が一緒に研修を行い実りある勉強会になりました。

講師には、福山大学工学部の香川教授を講師にお招きし、「プロジェクト計画の立て方」のご講演を、本校指導教諭の芦田先生からは「笠岡工業高校の問題発見解決型学習KTH-PBL」を教員・生徒にわかりやすくご指導していただきました。

会の最後には、芦田指導教諭より生徒全員に課題が出ました。内容は……….。

【「だれか、なんとかしてくれや」コンクール】

はたしてどんな内容のものが提出されるか楽しみです。

 

※4月17日(水)の総合的な学習の時間は、2年生を対象に「探求の仕方」についてのご講演を予定しています。

 

【環境土木科】2年生が1年生へインターンシップ報告会を行いました

2019年2月20日 水曜日

本日平成31年2月20日(水)、本校にて環境土木科2年生が1年生へ向け、インターンシップ報告会を行いました。

今回の報告会には、お世話になった企業様や市役所の方々にも来校いただき、生徒の発表を聞いていただきました。

以下、その様子です。

科長挨拶

司会も生徒がやっています

①笠岡市消防組合様

 

②中谷興運株式会社様

③中村建設株式会社様

④タチバナ工業株式会社様

⑤株式会社まつもとコーポレーション様

⑥株式会社藤原組様

⑦株式会社和田組様

⑧世紀東急工業株式会社様

⑨笠岡市役所様

⑩天野産業株式会社様

1年生も真剣にメモを取りながら聞いていました。

すべての発表が終わり、質疑応答、教頭による講評ののち、閉会となりました。

その後・・・

発表した生徒は、お世話になった方々へお礼のあいさつへと向かい、しばしの歓談を楽しみました。

このインターンシップ報告会の目的は、大きく2つあります。

ひとつは、「1年生が来年自分自身がインターンシップに行かせていただくための心の準備や、進路決定に向けた意識向上を図る」こと。

もう一つは、「2年生がインターンシップに行かせていただき学ぶことで終わるのではなく、その内容をプレゼンテーションソフトを用いて、聞く側にとってわかりやすくまとめる力を育む」こと。「人前で発表するというプレゼンテーション能力を身に付ける」こと。

この2点だと思います。その中で、お世話になった企業・市役所の方々が”見て”くださることで、緊張感をもって取り組み、このような発表が出来たのだと思います。

インターンシップを体験し発表をした2年生、お疲れ様でした。来年度は課題研究発表会もあるよ!

他人事ではなく自分事として話しを聞いていた1年生、次は君たちの番だ!

 

文末となりましたが、ご多忙中にもかかわらずインターンシップを受け入れ、そして本日も来校いただき講評までくださいましたご関係の皆様、本当にありがとうございました。

 

【土木改革】

【環境土木科】ドローン飛行訓練を行いました。

2019年2月19日 火曜日

3年生の学校生活も残すところわずかとなりました。

本日は、家庭学習中の環境土木科3年生2名が技術向上のために、ドローンの飛行訓練にやってきました。

建設業に就職内定をいただいているこの生徒達は、実習や課題研究で学んだドローンの操縦技術・知識をさらに高め、4月から即戦力で会社に貢献できるようにと訓練を行いました。

有線ドローンで飛行訓練

シュミレーターで飛行訓練

トイドローンで飛行訓練

体育館でDJIドローンで飛行訓練

 

ドローンの飛行訓練の方法は、シュミレーターでの訓練から有線ドローンでの訓練などさまざまあり、おかれている環境によって方法は異なります。ただ共通して言える一番大切なことは、安全に訓練を行うことです。

安全に配慮した訓練を行いましょう。

【土木改革】

【環境土木科】感謝状を贈呈させていただきました。

2019年2月19日 火曜日

平成31年2月19日、地元企業の天野産業株式会社様に感謝状を贈呈させていただきました。

御社は、日頃から本校教育活動にご理解をいただいており、本校で行っているインターンシップデュアルシステムの研究・環境土木科生徒への現場見学会・ドローン測量研究に多大な貢献をしていただきました。

これらの事業に対し、高度な専門技術を活かしご指導ご協力いただいたことに感謝を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



【土木改革】

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 ウサギ小屋の二重扉を贈呈しました

2019年2月8日 金曜日

本日平成31年2月8日(金)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、扉の開閉時にウサギが逃げ出さないようにするための二重扉が完成し、神島保育所様へ贈呈に行ってきました。(園児の皆さんの写真は許可を得て掲載させていただいております。)

以下、贈呈までの様子です。

13時から贈呈式を行なうために、11時ころに伺い、設置し始めました。

学校で製作した物を搬入し、

設置場所に杭を打つための下穴をあけます。

仮の杭を打ち込み、穴を広げ…を繰り返しましたが、この作業が非常に手間取りました。

試行錯誤を繰り返し、形が見えてきました。

そして完成しました。

メディアからの取材には・・・タジタジ^^;

5-6歳児のクラスの皆さんが、受け取ってくれました。

生徒自ら使い方と、安全についての説明をしています。

工夫した点の一つは、すべて白く塗っているので、そこへ園児の皆さんに自由に絵を描いてもらうこと。

思い思いの絵で、扉をいろどってくれました。

完成後、本校生徒と園児、担任の先生で記念写真をして終わりました。

園児の皆さんは元気に「お兄ちゃん、ありがとう。」と大きな声でお礼の言葉をくれました。

園の先生方には、「高校生がこんなに立派なものを作ってくださって、感激しています。高校生にもなると立派になられるんですね。」と、出来上がった作品だけでなく、生徒の説明の仕方や言葉遣いについてもお褒めの言葉をいただきました。

帰りの道すがら生徒と話をしていると、「めちゃ喜んでくれたなぁ。」「これでウサギも逃げんよなぁ。」「こんだけ喜んでくれると、ほんまやりがいがあるよなぁ。」などと、彼らも喜びを口々に話していました。

 

担当者として1年間を振り返ってみますと、生徒の成長をダイレクトに感じることが出来た1年でした。やったことを発表した「平成31年1月21日【環境土木科3年】課題研究発表会をおこないました」(課題研究発表会)も準備から当日の発表まで、自分たちで作り上げました。

最初は「大丈夫かなぁ…。」と心配していましたが、授業を重ねていくうちに生徒は自ら考え行動し、報告してくれるようになり、不安は安心に代わり、生徒と教員の関係を保ちつつも、いつの間にか1つのプロジェクトを推進していく「仲間」のような関係となっていました。

依頼を受ける → 自分たちで作れるかどうかを検討する → サンプルを製作する → 依頼者様にアポイントメントをとる → サンプルを用いたプレゼンテーションを行なうとともに、依頼者様の詳細な要望を受ける → 依頼品を製作し完成する → 納品日のアポイントメントをとる → 贈呈する

この一連の作業を通じて生徒は、社会の一端を垣間見ることが出来たのではないかと思います。

あと少しで高校生活を終え、夢や希望を胸に進んでいく3年生。この経験をぜひいかしてくださいね^^

【土木改革】

文末となりますが、お互いにとって嬉しい笠工テクノ工房の作品贈呈も、環境土木科ではこれで一区切りつきました。依頼をいただきましたにもかかわらず、製作不可となりました依頼者様には大変申し訳ございませんでした。

 

 

【環境土木科1年】現場見学に行ってきました

2019年2月5日 火曜日

平成31年2月1日(金) 学校行事であります現場見学会に、環境土木科の1年生が行ってきました。

今回の見学場所は、小田川復旧工事現場(堤防復旧・回転式破砕混合工法など)と、高梁川倉敷立体工事現場(橋梁上部工事)の2か所を見学させていただきました。

 

以下その様子です。

小田川河川復旧工事現場

高梁川倉敷立体工事現場

現場見学で大切なことは、その場の雰囲気や環境を肌で感じることです。普段の学習で土木に関する知識はいくらか身に付けることが出来ます。しかし、現場の空気感はやはり現場でしか感じることが出来ません。

今回の見学会で生徒は楽しそうに見学することが出来ていました。自分も将来こうした仕事に就きたい!というワクワク感の表れだと思いたいです。

進路を決めるまであと1年半ほどでしょうか。それまで様々なものを学び、自分に合った進路を見つけていきましょう。

 

文末となりましたが、今回の現場見学におきましては、国土交通省様をはじめ、(株)横河ブリッジ様など、多くの皆様にご尽力いただきました。ありがとうございました。

【土木改革】

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 パーテーションを贈呈しました

2019年1月31日 木曜日

さかのぼること2週間。平成31年1月18日(金)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、パーテーションが完成し、西備支援学校様へ贈呈に行ってきました。

この2名の生徒が協力して完成させた背景には、こんな流れがありました。

 

サンプルを製作し、依頼者様へプレゼン。細やかな希望やサイズ等を伺いました。

簡単な図面を描いて、デザインの共有。

いざ製作!

指導者「折りたたむ方法考えた?私の考えがあるんだけど。」

生徒「あ、大丈夫です。自分たちで考えてます。」

指導者「そうか、それでいこう!」

結果…

この足のアイデアが素晴らしい☆

自分たちで考えて作った作品なので、使用方法やポイントの説明もバッチリでした。

昔、「若い力で。」とか「若い発想で。」とか言われていた頃、(若い発想って・・・?若さって関係あるの?)って思っていた自分がいました。

今こうして高校生に対峙していると、「やはり高校生の発想ってすごいなぁー。」と、素直に感心しています。私が思っている以上に生徒は着実に確実に成長し、きたるべき社会へ向けて歩んでいっているのだと感じさせられました。

【土木改革】

ちなみにこの生徒、木工用道具をしまう器具をさくさくっと作ってくれました。見た目も使い勝手もバッチリ!ありがとう、あっぱれ☆

【笠工テクノ工房】環境土木科3年 校内女子トイレ物置台を設置しました

2019年1月31日 木曜日

本日平成31年1月31日(木)、環境土木科3年、課題研究「笠工テクノ工房班」が製作していた、女子トイレの物置台が完成し、設置しました。

真ん中に移っている彼が中心となり、ほぼ一人で製作しました。

この木の組み方、難しかったようですが、コツコツとノミと金づちで彫り込みました。

 

今まではこう。

今日からはこう。

代表して、生徒会長に受け取ってもらいました。

様子を見に来てくださった先生に、工夫した木の組み方を説明しています。

 

「もっと簡単な方法もあるんじゃない?」と問うと、

「いや、こっちの方が見栄えがいいんで。こうやりたいんです。」との返答。

指導者としてこんなに嬉しい返答はありません。

作らされたのではなく、自分でこだわりを持って作ったこの作品。彼の作った物置台は、今後笠工で末永く利用されることになるでしょう。

笠工テクノ工房では、依頼を受けて要望の品を製作します。その中で技術を身に付けるだけでなく、その過程や、完成後贈呈することで得られるもの多々あり、それが高校生を成長させていくのだと強く感じました。

【土木改革】

ちなみに彼はこの1年で、廃材を利用した1.8m×0.9m×高さ0.8mの作業台と、直径90㎝の円形板を用いたハイテーブル(生徒の荷物置き用)も製作してくれました。実習室が充実しました。ありがとう。「あっぱれ!」