本日6月3日(水)13:30〜15:10(上映時間100分、休憩なし) 笠岡市民会館において、
令和8年度芸術鑑賞を行いました。


これまで市内4高校で共同開催していましたが、
本年度より龍谷高校さんが辞退されたことにともなって、笠岡工業高校は笠岡商業高校と一緒に鑑賞することになりました。

さて、本年度は「演劇」鑑賞の年(音楽→古典→演劇のローテーション)で、
このたびは名古屋市を拠点に、児童や生徒向けの劇の専門劇団「うりんこ」さんによる
『クローゼットQ』(「世にも奇妙な旅のはじまり」「生きること、働くこと、大人になることを知るために」)
を鑑賞しました。

STORYは次のとおりです。
高校生の【高橋ゆうき】(宮腰裕貴さん)は、自宅敷地内に祖父が立てた高床式物置に引きこもり、高校を休みがちで、バスケットボール部も親に内緒で退部している。
その高床式物置部屋には、電気も家具もある。
飲料水などの必要なものは通販サイトで購入し、物置部屋に届けてもらうという生活。
ある夜、豪雨により、【高橋ゆうき】の住む地域には避難警報が発令されたが、ユウキは姉の忠告を無視して物置部屋にとどまっていた。
すると、夜が明けると、物置部屋は無人島に移動していて、その後も様々な場所へと移動する。
一方、フリーターの【新井レナ】(高島絵里さん)は、「ただ押すだけ。誰でもできる簡単な仕事」というブラックバイトに半ば強引に採用されてしまいます。
その仕事は、部屋のような大きな何か(=高床式物置部屋)を、ただひたすら指示されるがまま押す、行先もわからない(知らされない)。
【新井レナ】もまた、様々な場所を転々と移動していく。
上の世界の【ゆうき】、下の世界の【レナ】。
見ず知らずの二人の世界が関わり合い、やがて二人はそれぞれの一歩を踏み出していくという物語。

役者さん7名のお一人お一人の熱量と迫力がすごかったです。
私の個人的な感想は、
【ゆうき】と【レナ】が少しずつ成長いく過程からも明らかなように、
人との出会いや様々な経験が人生においてとても重要で、
そのためにも、自分の狭い世界に閉じこもっていたり、周囲からの指示や意見で受動的に行動していてはいけないなと改めて思いました。

お辞儀のともなった挨拶がしっかりできていました。

笠工バイク通学生たちは、笠岡市民会館に出入りされる自家用車などをちゃんと優先していました。

