2026年7月15日 のアーカイブ

主権者教育LHR

2026年7月15日 水曜日

本日7月15日(水)3限 Fujiホールにて、
2年生対象の主権者教育LHR の一環として、租税教室を行いました。

本日講師をお務めくださる園田志朗様は、倉敷税務署で広報広聴官として、倉敷税務署管内や近隣税務署管内で、税金の授業や広報活動をなさっておられます方です。

倉敷税務署 広報広聴官 園田志朗様によるご講演の様子。

本日の主だったお話は次の通りです。

【税金クイズ】

Q1.通学路で1億円拾った場合、税金はかかる?

A1.1,800万円の税金がかかる。
内訳は、所得税約1,759万円 復興特別所得税約37万円


Q2.おじいちゃんから、1億円をもらった場合、税金はかかる?

A2.贈与税 約4,800万円の税金がかかる。


Q3.宝くじで1億円当選した場合、税金はかかる?

A3.税金はかからない(非課税)。


Q4.アルバイトをした場合は、確定申告が必要なのか?

A4.アルバイト収入は給料と同じ取扱いとなるため基本的には確定申告は必要ありません。

但し、複数のアルバイトを掛け持っている場合や、年の途中でアルバイトを辞めた場合には確定申告する必要がある場合がある。

生徒達の3分の1ほどは「非課税」の方へ挙手していました。

【税の種類】国税と地方税を合わせると、合計約50種類

・法人税や所得税などの直接税、消費税や酒税などの間接税

・国税 ・・・24種類

・地方税・・・不動産取得税や自動車税などの県税16種類、
固定資産税や軽自動車税などの市町村民税13種類 

【暮らしの中の税なぜ税が必要なのでしょうか?】
国民が豊かで安全に暮らすためには、いろいろな公共施設や公共サービスが必要です。
そのためには、国は地方公共団体に多くのお金が必要となります。

【1年間に国民1人当たりに使われている税金】
・警察費+消防費・・・約5兆8千億円 国民一人当たり約47,000円

・ごみ処理費用・・・約3億円 国民一人当たり約24,000円

・国民医療費の公費負担額・・・約18兆円 国民一人当たり145,000円

【公立学校での児童・生徒一人当たりの年間教育費】
・小学校・・・約97万円

・中学校・・・約108万円

・高等学校・・・約106万円

・これを合計すると、高校までの12年間で、
1人当たり 約1225万の税金が使われていることになる。

【税金の使い道は誰が決めているでしょうか?】
・国民が納めた税金の使い道は選挙で選ばれた国会議員が、国会で話し合って決めています。

・具体的には、まず、内閣が予算案を国会へ提出し、その後、国会で審議され、議決を経て、決定されます。

【財政の定義や仕組み】
・所得税の仕組み各個人が自分で税額を計算し、税務署に申告・納税する仕組みを「申告納税制度」。

・給料をもらっている人の場合は、会社が給料を支払うときに、あらかじめ所得税を差し引き、本人に代わって国に税金を収める制度「源泉徴収制度」。

講演を聴いている2年生の様子。
多くの生徒達が園田様のお話にメモを取っていました。
ご講演の最後に「源泉徴収票」の見方を具体的に丁寧にご説明してくださいました。

【生徒の振り返り】
・(前略)私達が安全に暮らすためには税金が必要で、
税金が無くなったら、救急車一台呼ぶのもたくさんのお金がかかってしまうので、個人的には税金は嫌だけど、税金の大切さがよく分かった。

・(前略)税は大人になって払うものだというイメージがあったが、消費税以外の税も納めるケースがあるということが勉強になった。
公共施設や公共サービスに税金が使われているので、自分事として捉えていきたい。

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