保護者懇談スタート

2025年7月23日

本日7月23日(水)保護者懇談がスタートしました。

初日の本日は、M1、E1、M2の3クラスですが、
明日24日(木)には、上記3クラスにくわえて、E2、M3、E3の3クラスもスタートします。

令和7年度に入りまして、保護者の皆さんとお会いする機会としては
・入学式
・PTA総会(授業参観、クラス懇談)
・PTA役員会
などがありましたが、

このたびの保護者懇談で、HR担任に会うのは本年度初めてという方々が、2〜3年生を中心に多くおられると思います。

十分な意見交換や教育方針等を通じて、信頼関係を築いて、お子様の指導にチームワークよく当たって行ければと願っております。
よろしくお願いします。

E1の懇談机の様子です。
順番を待っていただく廊下にはエアコンが利いていませんので、大型ファンを設置しています。
E1のロッカーの様子です。
教材、実習服、体育館シューズなど、完全持ち帰りが徹底されてあります。
ゴミの分別も徹底されてありました。
年度当初の厚生係の指示に従って
ペットボトルは、1 フィルムを剥がして可燃物へ、2 中をキレイに洗浄して、3 キャップは専用箱へ が徹底されていました。
黒板もキレイに消されています。
「人は 見ているものに心が似てきます」というところでしょうか。
黒板の受け皿もキレイに拭き取られています。
C1も31日(木)の懇談に向けて準備万端です。
掲示物がきちんと揃って貼られています。
C1もロッカーの私物などの完全持ち帰り指導が徹底されています。
C1では、HR担任がこのような掲示物を独自作成して、入学当初から地道に指導されているので、
体操服や実習服が普段からきちんと畳(たた)まれています。

両クラスとも、工業教育の大前提である「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ(習慣づけ))にしっかり取り組んでおられ、
今後の飛躍が大いに期待できそうです。

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強さの秘訣

2025年7月22日

C科土木研究部が毎夏出場している「高校生測量技術競技会」では、

令和6年度の県大会では、
平板測量(1年生)で優勝、水準測量(2年生)で、優勝、準優勝でした。

令和6年度の中国大会では、3名に臨む測量競技を2名で出場する極ハンディのなか、準優勝を獲りました。

令和5年度の県大会では、平板測量(1年生)で準優勝、3位でした。

令和5年度の中国大会では、平板測量(1年生)で、県大会3位だったチームが優勝を果たしました。

これらの強さの秘訣には、日頃の夕練や、大会直前の追込み練習の成果に違いないですが、
このほかに「トップ層だけではなく、できていない生徒」への粘り強い指導」によって、科全体のレベルアップに取り組んでおられるのを、私は知っています。

6月下旬の平日19時頃。
測量実習の授業で、測定数値を誤っていた班に対して、担当の先生が付きっきりで計測のやり直しを指導されていました。
目標値までの距離の計測と、水平面と垂直面における角度の計測ができる「トータルステーション」。
価格は1台、な、なんと300万円。
笠工ではこのトータルステーションが各班に1台ずつあります。
プリズムを担当している彼はボランティアです。
自らの班は授業中に合格していたのですが、この補習のサポートに自主的に参加していました。
トータルステーションとは、このプリズムに照準を合わせ、プリズムからの反射光により測距しています。

この女子生徒は生徒会に所属していて、土木研究部員ではありませんが、
授業中の測量数値が大きくズレていましたので、担当の先生は部活動指導のあと、再測量の指導をなさっておられました。

このたびは、C科の先生による「学校全体の水準を上げる指導」の一例を紹介しましたが、

M科もE科も同様の指導を行っていますので、
令和6年度には、
・M科でも溶接競技で県優勝・準優勝、中国大会準優勝、

・E科でもソーラーカー全国3連覇、マイコンカー3年連続全国準優勝

などの輝かしい成果に恵まれていると思います。

なお、令和7年度岡山県測量技術競技会 高校生ものづくりコンテスト岡山県大会は、
7月25日(金)に津山工業高校を会場に行われます。
頑張れC科!
頑張れ笠工!

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朝学 小テスト結果通信

2025年7月20日

笠工では、毎朝8:40〜8:45まで、「朝学」という時間を設けて、次のようなテキストを使用して、基礎学力などの定着をはかっています。

1年生『高校生のための10分間基礎トレ3科』

2年生『ステップアップ 国・数・英』

3年生『基礎から学ぶSPI ベーシック問題集』

1学期を終えて、2年生の学年主任から「小テスト結果通信」が発行されましたので、抜粋して紹介します。

下のグラフにあるように、
第1回の小テストを4月25日(金)に実施し、
第2回を5月9日(金)というように、2週間に1度のペースで、
7月17日(木)までに計9回を実施しました。

E2とC2がデッドヒートを繰り広げているのが分かります。

学年主任からは次のようなコメントがありました。

・平均点が拮抗している回が多く、皆さんの小さな積み重ねが伺えます。

・満点獲得者を毎回通信に載せたため、多くの生徒が満点を目指して頑張るようになってくれたことも嬉しいことでした。

・平均点が5点を下回る生徒が各クラスにいます。
「学び直し」「つまづきを克服する」を主たる目標にしている朝学は、そういう生徒のために始めた取組ですから、奮起してくれることを心から期待しています。

なお、C2の生徒全員に対して、学年主任の先生から副賞のペットボトルジュースが贈られました。

景品を取りに来たC2の生徒たち。もう少し嬉しそうな顔もしていたような・・・?終業式終わりだったので疲れてたようです。
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2学期も、2年の朝学小テストは継続して行います!2学期の覇者となるクラスはどこかな?楽しみですね!

1学期終業式

2025年7月19日

昨日7月18日(金)大掃除を行ったあと、9:30〜 体育館で、次のような式次第で、終業式行事を行いました。

1 収納式
2 壮行式
3 終業式
4 各課長の話

収納式の様子です。
VYS部 М3砂原くんが、校長先生に「青少年善行(公共生活への貢献)の表彰状」を収納しました。
「VYS部は、昭和40年より、近隣地域子供会の指導、社会福祉施設への慰問、公園等公共施設の清掃活動を行っている。
また、現在は、笠岡固有のカブトガニの保護活動や地元海岸の清掃を、近隣の学校にも声をかけ、活動している」ことが表彰の理由とのことです。
壮行式の様子です。
現時点で今夏、全国大会に出場するのは、次の3つの部活動と生徒たちです。
・E2生徒 ウエイトリフティング部 インターハイ出場(鳥取県)
・C3、E2、C1の各生徒 レスリング部 全国グレコローマンレスリング選手権大会(滋賀県)
・E2生徒2名 全国ソーラーラジコンカー大会(石川県)

校長先生からは次のようなお話がありました。

・どの学年の生徒も自分の役割や目標に向かってしっかり努力してくれている姿がとても印象的でした。

・1年生は笠岡工業高校生の一員としての自覚が芽生えてきました。

・2、3年生は上級生として学校全体を支えてくれました。

・先日のオープンスクールでは昨夏を上回る中学生・保護者の方に来ていただきました。
その際、本校を紹介する皆さんの対応が非常に丁寧で良くて、来場した保護者の方々からお褒めの言葉を沢山いただきました。

・とても暑い1学期でしたが、部活動、ものづくりコンテストへの挑戦、高度な国家資格へ向けて取組む姿勢に感銘を受けました。

・目標に向かって努力する姿勢は、工業高校の生徒として非常に頼もしく思っています。等々

終業式の様子です。
暑い体育館でしたが、聞く態度や姿勢がとても良かったのです。
校長先生からも「本年度当初からの指導の成果である」とのお言葉がありました。
生徒課長が1学期の振り返り(遅刻や交通事故が多かったこと等)や夏休みの注意(無断アルバイト、部活動での熱中症防止対策等)を行っている様子です。

教務課長
「身心相即の理」(自分の行動が自分の心に影響を与えているという理論)勉強をサボっていたら学力が身に付かないだけでは済みません。
・いい加減な提出物→だらしない性格に。
・他人の成果を写して提出したら→ズルい性格に。
・課題テスト勉強をもせずにテストに臨めば→不誠実な性格に。
そのような人柄になれば、社会に出たときに、周囲から信用されなくなる恐れがあります。等々

進路課長
就職試験や入学試験を自分事として、自分から情報収集して、必要であれば自分から指導を仰仰ぎに行くなど、必ず自分から動きなさい。
「言われなかったから」とか、「言ってもらえるのを待っていた」というような言い訳は通用しません。等々

教育相談課長
夏休みに入りますが「安全に」「無事に」「自分を大切に」過ごしてください。
そして、9月になったら、また元気に登校してきてください。
今「自分を大切に」と言いましたが、自分と同様に「相手も大切に」してあげてください。
人間は相手の心や相手の立場を考えられる生き物です。ですから、周りに困っている人がいたら、助けてあげてください。等々

終業式後、7月25日(金)ものづくりコンテスト測量大会に出場するC科1〜3年生を校長先生が激励をなさいました。
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笠岡市観光協会との連携協定を締結しました(7月17日)

2025年7月18日

昨日、本校を会場に、笠岡市観光協会との連携協定の調印式が行われました。

笠岡市商工観光課よりご依頼いただき、本校のテクノ工房の活動の一環として今春始まった、笠岡諸島は真鍋島の遊歩道に設置された案内看板の更新プロジェクト。本プロジェクトのスタートを受け、この度、笠岡市とともに観光振興の一翼を担う笠岡市観光協会と連携する運びとなりました。

調印に臨む本校校長と観光協会会長
協定書を手に記念撮影

本校のもつ技術をもとに、笠岡市の観光振興のために微力ながら協力していく、記念すべき第一歩となりました。

レーザー加工機で作った記念のコースター(コルクとアクリル板)

0719 電気情報科のつぶやき

2025年7月17日

土曜日に実施される、第二種電気工事士に向けて、最後の追込み中です!

頑張って合格しましょう!

PTA役員 表彰状授与式

2025年7月16日

令和6年度笠工PTA会長の藤井さん、同PTA副会長の神野さん、同PTA監査の横山さんに対してまして、
本日7月16日(木)17:30〜 応接室におきまして、表彰状授与式を行いました。

これは、過日6月23日(月)に岡山県高等学校PTA連合会から、上掲3名の方々のうち、藤井さんには表彰状が、神野さんと横山さんには感謝状が授与されましたので、
本校で改めて授与式を執り行なわせていただきました。

3名の方々をご功績を簡単にご紹介させていただきます。

藤井さんは令和4年度には「学級理事(文化教養部)」、令和5年度には「文化教養部の部長」、令和6年度には「PTA会長」をお務めいただきました。

神野さんは令和4年度には「学級理事(厚生部)」、令和5年度には「PTA副会長」、令和6年度にも「PTA副会長」をお務めいただきました。

横山さんには令和4年度には「学級理事(文化教養部)」、令和5年度には「PTA監査」、令和6年度にも「PTA監査」をお務めいただきました。

私には、お三人の方々との思い出が幾つかありますが、
中でも、神野さんが、令和6年度PTA総会「閉会の挨拶」で、次のようなお話をなさいましたのが、今でも忘れられません。

思い出すたびに心がほんかわした気持ちになりますし、
誓いの大切さや、誓いを立てた以上は退路を断って取り組まないといけないことを改めて教えていただきました。

(前略)私は仕事ばかりしてきて、子育ては二の次でしたが、子供が高校へ入るときに2つの誓いを自分自身に立てました。

1つは毎日手作りのお弁当を作ること。

もう1つは学校にできるだけ行くようにすること。

そのためには、PTA活動に関わることで、学校に行くしかないという状況を作りました。(後略)

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出前授業(大島中)7月15日

2025年7月16日

昨日は一学期最後の出前授業に行ってきました。今年度、はや6校目です。

お昼終わりの5時間目から6時間目にかけて、3年生を対象に実施しました。一昨日の雨のおかげか、暑さがやや和らいだこともあり、中庭の日陰では、風が心地よく感じられました。

それでも溶接は暑いのですが、「是非やってみたい」と手を上げてくれた生徒さんも複数名おり、本校教員の手ほどきのもと、順番に溶接を体験しました。本校の出前授業は、このような体験活動が魅力の一つです。

M科の様子:溶接用のマスクで太陽を覗いています
M科の様子:生徒に続き、先生も溶接を体験しました

E科の様子:ハンダゴテの使い方も上々です
C科の様子:ドローンの操作に挑戦。簡単そうで難しい。

工業高校ではどのような学びをしているのか、工業高校を卒業後はどのような進路があるのか、なかなか分かりにくい部分はあるかと思います。本校の出前授業を通じて、工業高校の様子が少しでも伝われば幸いです。

書籍を寄贈していただきました!

2025年7月15日

デュポンスタイロ株式会社様より、書籍を寄贈していただきました!普段の学習、就職試験対策として役立つ書籍を23冊も寄贈していただきました。進路指導室や図書館で見ることができます。生徒のみなさん、ぜひ活用してみてください!

測量技術検定

2025年7月14日

過日7月9日(水)1〜3限 本校中庭、グラウンド
C2(環境土木科2年生)が、入学以来の学習成果として「測量技術検定」に挑戦しました。



この検定には、毎年7月初旬に、C2生徒が測量実習の成果として挑戦していますもので、

・「平板測量」
・「角測量」
・「水準測量」
の3種類から成り立っており、この3種類すべてに合格して初めて得られる資格です。

この日も午前中から30度を超える猛暑で、
中でも、炎天下のグラウンドで行われた平準測量は、測量の技術技能もさることながら、
猛暑や直射日光に対する適応力や忍耐力、集中力やそれらの持続力が問われる「人間力検定」でもあるように思えました。

環境土木科の先生が、早朝6時過ぎから、水準測量に必要な測量用スタッフ(標尺)を設置されていました。
トランシットを用いて「角測量」を行っているところです。
レベルを用いて、水準測量(高低差の測量)を行っているところです。
C2生徒の実直さがひしひし伝わってきます。
なお、我が国の高さ(標高)は、測量法により、東京湾の平均海面を0mとして定義されています。 
環境土木科の先生から、このあと行われる平板測量検定についての説明を受けているところです。
平板測量とは、平板にはりつけた図紙に、基準点(この三脚の真下)からの測量結果を縮尺して書き込んで、地形図を完成していく測量法です。
炎天下の中で、テク女も頑張っています。
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