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【環境土木科1・2年生】現場見学に行ってきました

2020年2月4日 火曜日

 本日令和2年2月4日(火)学校行事の一環として、環境土木科1・2年生が現場見学へ行ってきました。

2年生の様子(玉島笠岡道路工事現場にて)

今回の現場見学では、株式会社三幸工務店様にご依頼し、高梁川鶴新田河道外整備工事現場(倉敷市連島町付近)と、玉島笠岡道路六条院西地区第4改良工事現場(鴨方町六条院西付近)の2現場を、1年生と2年生が入れ替わりで見学および体験させていただきました。

以下その様子です。

高梁川鶴新田河道外整備工事現場

現場到着。まずはご挨拶から
前回からの進捗状況を説明していただいています。
河川を閉め切り、水を抜き、コンクリートを打設する準備の説明を真剣に聞いています。
バックホウの排土板に取り付けることで、地盤の高さを正確にならせたかどうかを可視化できる模型を用いた体験
プリズムの位置を自動で追いかけてくれる測量機器を用いた、測点探し体験。タブレット端末に表示される位置と、実際の位置をピッタリ合わせることに一生懸命になっていました。

玉島笠岡道路六条院西地区第4改良工事現場

掘削工事の様子を説明してくださいました。小さく見える奥のバックホウですが、一すくいで、1.2㎥もの土砂をすくうことができます。午前中に口頭で教えていただいた「丁張(ちょうはり)」がさっそく見ることができました。
高所作業車に乗り、地上12mの高さへ。眼下にボックスカルバート工事の様子を見ることができました。この高さくらいまで土を盛るという話を聞き、その大きさ(高さ)に生徒は驚いていました。
その地上12m地点での様子。余裕のピース。
三次元測量ができるこの機械は非常に高価だそうです。レーザーにより観測し、多くの点を集めてデータ解析し、3Dの図(絵)が描けます。
このブルドーザーはパソコンと連動し、入力した指示通りの角度で排土板を動かすことができるので、地盤の高さを正確にならすのに有効です。5枚目の写真の可視化できる模型で学んだことをすぐさま体験することができました。運転はオート設定すると簡単にできたが、自分で動かすとなると、なかなか難しかったとの感想でした。

 今回の見学会では、1年生は12月に見学させていただいた時からの変化の様子を見聞きすることができました。そして現場の大きさや土木技術の進歩をを目の当たりにし、より一層土木工事に興味を持った様子でした。

 また、2年生は、様々な現場の仕事の様子を知るだけでなく、現場代理人という仕事の面白みを教えていただいたことで、あと半年に迫った進路決定の大きな一助となったのではないでしょうか。

 今回の現場見学会におきましても、12月と同様に、見学のみならず様々な体験プログラムまでご用意してくださいました。内容もわかりやすく話してくださるなど、多くのご配慮をいただいたおかげで、生徒は非常に楽しく学ぶことの多い一日を過ごさせていただきました。

 ご多忙中にもかかわらず、ご準備から見学・体験までさせてくださいました株式会社三幸工務店の皆さま、ご関係の企業の皆さま、本当にありがとうございました。