7月になりました。朝,あいさつ運動をしていても,日差しが強くなってきていることを感じます。今日から求人開始で,企業の方が多く来校されます。気持ちいい挨拶でお迎えしましょう。
でも,毎朝校門に立って挨拶をしていても何をしているか分からないとご指摘があったので…ジャ~ン!!あいさつ運動タスキを作ってみました。気持ちいい挨拶で,気持ちいい笠工を作っていきましょう。
執行部の必殺技「手作り」で作ったタスキです。なかなかの出来でしょう。
この笑顔が挨拶には大切ですね。
午後から学校行事の芸術鑑賞がありました。今年は演劇で東京演劇集団 風 による「肝っ玉おっ母とその子供たち-あとから生まれてくる人たちに」を鑑賞しました。
挨拶をした生徒会長に話を聞きました。「話はすこし難しかったけれど、戦争や家族についてもう一度考えてみます。」とのこと、彼も何か感じるものがあったようでした。
クラスの生徒は「子供の命をお金ではかるのはおかしい。なんで値切るんだろう。」とか「最後に雪の中でおっ母は何を考えていたんだろう?」とか「自分の子供を殺した軍隊との商売でしか生きられない生き方なんて信じられん。」などと感想を語ってくれました。演劇を通じて何かを考えるきっかけにしてくれればいいなと思いました。
放課後の校内で中央廊下を歩いていた生徒たちが空を見上げて騒いでいました。何だろうと声をかけるとちょうど頭の上に虹が架かっていました。しかも逆さまの虹です。
これは環天頂アークという気象光学現象で、虹が逆立ちしたような形になります。ほぼ頭の真上に見えるので気づきにくい現象です。
生徒たちによく気がついたなあと聞くと「先生、太陽の横に短い虹が見える。」「さっき、太陽が3つ見えた。」といいます。
これは、内暈(うちかさ)と幻日と呼ばれる現象です。残念ながら右側の幻日はもう消えていました。写真は校舎の陰から左の幻日と暈(かさ)を撮影したものです。部活の生徒たちも集まってきてしばらくみんなで空を見上げていました。