‘環境土木科’ カテゴリーのアーカイブ

環境土木科出前授業@寄島中学校

2023年8月31日 木曜日

8月30日(金)、環境土木科が寄島中学校で行った出前授業のレポートです!

環境土木科は「土木の仕事を知ろう・ドローン体験」講座です。8名の生徒が体験しました。

まず、環境土木科の学習内容を聞いた後、「ダ・ヴィンチ橋」の製作体験をしました。

釘も何も使わないで木材を組み合わせるだけでできる橋です。

木材を組み合わせるだけで、人1人がぶら下がっても全く大丈夫な橋を作ることができました!その場にいらしたALTの先生は、この橋にぶら下がって懸垂してました!!スゲ〜!

その後割り箸を使って、机の上で同じ橋を作ってみました。みんな手際よく作ることができました。

次は測量体験。レベルを用いてものの高さを測りました。

続いてドローン体験です。ドローンを使えば高いところや危険なところでも調査したり写真を撮ったりできるので、土木の世界ではドローンを活用しています。

バーをくぐったり、障害物を避けたりするドローン操作を体験しました。

中学生の皆さんは、良く話を聞いて、実際にやってみようとする意欲ある姿勢が素晴らしかったです。

ぜひ、身近な工業技術にもっと興味をもつきっかけになったらいいなと思います!

お疲れ様でした♪

地域課題を考える〜笠工テクノ工房班〜

2023年8月18日 金曜日
講師 山陽新聞社読者局
教育サポートセンター副主幹 太田 知二様

環境土木科の課題研究という授業ないで設けている笠工テクノ工房班では、10月21日(土)に笠岡市民会館で行われる、Jimoto♥Award(ジモト アイ アワード)〜あなたはまちがすきですか〜(主催:一般社団法人笠岡青年会議所)に参加することとしています。

そのため、自分自身が考える地域課題をより具体化するために、山陽新聞社の太田様にご協力をいただき、山陽新聞 総合データベースSandex(サンデックス)を活用し、情報検索・収集、先進的な取り組み事例、手段・手法など様々なアプローチの方法を教えていただきました。

人口減少、観光資源の活用方法、公共交通機関の利便性など、生徒はそれぞれ考えて発表し、その問題についてSandexを使い調べていました。

ある生徒は、地域課題を見つけるために、家族から近所の方が「住んでいて、買い物に行くにも不便なんだ」という声を聞いたようで、公共交通について取り上げ、課題解決の方法を探ってみようとする生徒がいました。自分や友人など身近なところから課題とするのではなく、他人が困っていることに注目し、その解決をしようと考えることが、人のため、社会のためと考える土木科らしさが出ていると感じました。

就職や進学と将来のために忙しい時期であるのですが、どのような解決方法が考えられるのか楽しみです。もし、興味を持たれた方は10月21日(土)に行われるプレゼンを見に来ていただきたいと思います。

Jimoto♥Award〜あなたはまちがすきですか〜 で検索してね!

第40回中国地区測量技術競技大会その3

2023年8月8日 火曜日

抽選→競技→閉会式が終わりました。

選手の抱負をインタビューしましたので、そちらからお読みください。

いつもの練習どおりに作業して、一番いい結果を出します!(C1佐藤)

アリダードの人が見やすくなるようにポールを立て、巻尺もぴったり0に合わせます!(C1増成)

練習で誤差が大きかったので、本番では頑張ります!(C1井之上)

賞状を持って帰ります!(C1曽根)

優勝トロフィーを持って帰ります!(C1竹森)

では大会の様子をご覧ください。

結果をお伝えします。

第40回中国地区測量技術競技大会

平板測量の部

第1位

岡山県立笠岡工業高等学校環境土木科Bチーム

第2位

広島県立広島工業高等学校土木科

第3位

広島県立総合技術高等学校環境設備科

第6位

岡山県立笠岡工業高等学校環境土木科Aチーム

すごいぞBチーム!!!

両チームとも、夏の炎天下の中で、この日のために毎日練習を積み重ねていました。どちらのチームも本当にお疲れ様でした。

何よりも中国大会に 2チームどちらとも出場できたことが素晴らしい!今回、Aチームは入賞することができませんでしたが、この経験を来年度に必ず活かしましょう!!!

会場校の島根県立松江工業高等学校の生徒の皆さん、先生方、夏休みにもかかわらず準備、運営いただきましてありがとうございました。お世話になりました。

一同、バスにてこれから笠岡工業高校へ帰ります!

以上で、第40回中国地区測量技術競技大会のブログを終わります!!

高校生ものづくりコンテスト中国地区大会溶接部門に出場する電子機械科 2年の岡田くんも、頑張ってください!!!

第40回中国地区測量技術競技大会その2

2023年8月8日 火曜日

開会式が始まりました。

これから、抽選、競技、閉会式へと進みます。熱い1日が始まりました!!

次の更新は閉会式後を予定してます!!

第40回中国地区測量技術競技大会その1

2023年8月8日 火曜日

応援ブログありがとうございます!

前泊させていただき、環境土木科1年生のメンバーは会場校である島根県立松江工業高校に着いています!!!

今朝の宍道湖の様子でその1ブログを終わります。その2へつづきます!!!

笠工テクノ工房〜環境土木科から愛を込めて1〜

2023年7月7日 金曜日

環境土木科では3年生課題研究の授業を5つの班に分けて活動しています。

『笠工テクノ工房』という班では、地域の課題(依頼)を受けた後、生徒が考えてその課題に対して解決策を見い出し、解決に向けて取り組むことで、実践的な課題解決に対応する力の成長を目的にしています。(= PBL:課題解決型学習)

さて、今回の依頼は青空認定こども園からの依頼について紹介します。

半円形テーブル(2枚1組)の足に付いていたキャスター(コロコロ)が故障したため、高さが合わず使用できなくなっていました。

また、キャスター部分を切り、足の高さを揃えることで、手をついたときに移動しにくいようにすることで子供の転倒も防ぎたいということも依頼の一つでした。

完成
鉄パイプの足は電子機械科に切ってもらいました

高さは、インターネットで2歳〜5歳の一般的な座高を参考にして、30〜35cmとなるようにしました。

今回の依頼を受ける中で、生徒たちは『子供が安全に使用できる』という部分に注目して考えていました。特にテーブル裏面の板もよく傷んでおり、板の繊維が棘(とげ)のようになっていて怪我の危険があるという事も出ました。

ネジ跡をパテで埋めて再度ネジ込めるように下地(したじ)を整え、損傷面と共にヤスリがけをして、可能な限り平坦さを出しました。

裏面はどうやってもきれいにならないので塗装をした4mm程度の板を新たに張り付け、足を取り付けました。この足は折りたたみ式のため、同じ位置に取り付けなければ4本がバランスよく開かず、ガタついてしまいます。それを防ぐためにも穴をパテで埋める必要がありました。

生徒たちは初めて取り掛かる作業のため、教員の指示を聞いて動くことも多く、また塗装一つでもどのように刷毛(はけ)を動かすと色ムラ無く仕上がるのか、試行錯誤しながら作業していました。

今回の経験で、道具や材料の名前、道具の扱い方のコツなど地道に学んでくれたと思います。

そう、それはコツコツと・・・一歩ずつ確実に!

園を後にする前に一枚。達成感満載の二人!

C科:笠工Flights(R5.6.26)_営業報告 vol.4

2023年6月28日 水曜日

※ 笠工Flightsとは、環境土木科3年が職業リテラシーを身につけるために設立した“仮の会社”です。

私たち、笠工Flyghts(環境土木科ドローン班)の営業報告をさせてください。

先日、株式会社小田組様のご協力を得て、ドローン測量のデータ処理に関する『専用ソフト利用講習会』を開催させていただきました。

高度な技術を身につけて笠工を卒業し、就職先(建設企業)でいち早く活躍するため、生徒は真面目に取り組んでいました。

実際に、建設現場で活用している技術を直に教えていただけることはすごく嬉しいことです。

本当にありがとうございます。

笠岡工業高校は、岡山県にある工業高校の中で唯一、ドローンを学ぶことができる学校になります。

また、多くの企業の方々にご協力を得ながら、実際の仕事現場を想定した学びを取り入れています。

実際に今回の講習会で使用したデータは、白石島(6月3日)に行き、ドローンを飛ばして得た測量データになります。

※白石島のドローン測量では、天野産業株式会社様のご協力を得ています

次回の活動は2学期(9月以降)になりますが、データの解析ができれば、成果報告のための資料作成に移っていこうと思っています。

コツコツ頑張ります。

現場からは以上です!!

【笠工テクノ工房】ひまわり認定こども園のフェンスを修繕しました その2

2023年6月26日 月曜日

しばらくぶりの投稿になりました!

前回のブログでは、電子機械科により製作されたフェンスについてお伝えしました。

今回は、環境土木科で製作したフェンスを支える基礎ブロック編です。

実は予告編ブログを、環境土木科~何ができるかな?~でお伝えしていました。

これ、基礎ブロックを作るための型だったんです!(型枠っていうよ!!!)

テクノ工房班の生徒がコンクリートパネル(側面4枚と底面1枚の板)とボイド管という段ボールの筒を加工して作りました。この型枠に、コンクリートを充填(流し込む)すればいいわけです!!!

では、コンクリートをよーく練り混ぜて、型枠にコンクリートを入れている様子の写真をご覧ください!!!

4つの型枠を用意しました
園児のみなさんの前で混ぜるぞ!!!
お兄さんと一緒にさらに混ぜるぞ!!!
万一セメントが園児さんについてはいけないので、型枠にコンクリートを詰めるのはお兄さんたちの出番だ!!!

このコンクリートは次の日には固まるのですが、より強いコンクリートにするために、固まったあとに型をはずして、水の中でしばらく置いておきます。(これを水中養生といいます。写真がありません>< 申し訳ありませんm(_ _)m)

今回のブログはここまでです。

その3は、コンクリートがより強くなるまで待っている合間に行った、この基礎コンクリートを設置するための、高さを揃えて土を掘る編です。

この「高さを揃えて」が難しいのです!

その3につづきます!!!

【笠工テクノ工房】ひまわり認定こども園のフェンスを修繕しました その1

2023年6月21日 水曜日

笠工テクノ工房とは、ものづくりの知識や技術を活かして、地域の困りごとを解決する学習活動です。おもに課題研究の授業で取り組んでいます。

今回より全6回に分けて、ひまわり認定こども園のフェンスを製作した様子をお届けしたいと思います。第1回は、電子機械科で行われたフェンス製作の様子です。それでは写真をご覧ください!!!

経年劣化により、かんぬきが錆びています。このかんぬきを今回は再利用していますが、その様子は後日ご覧ください!
角パイプとメッシュが溶接加工され、フェンスになっています!
完成したフェンスが錆びないように塗料を塗っています
フェンスが完成しました!!!

実際に溶接している作業の写真を載せることができていません。

(参考に、溶接実習をしている様子のリンクを載せます!)

投稿者である環境土木科の私が言うのもなんですが・・・工業高校って本当にすごい!!!

と改めて思いました!!!

次回は、このフェンスを支える基礎ブロックの製作編をお伝えしたいと思います!!!

(以前掲載した、環境土木科~何ができるかな?~を覚えていますでしょうか?今回はあえてリンクを載せません!!!)

電子機械科の取組はこれだけでは終わりません!

別の場所にあるフェンスの修繕も行っていました!!

鉄を自由自在に扱うことができる電子機械科は本当にすごいと思います!!!

かんぬきが上手く入らなくなったフェンスを直している様子です
調整をおこなった結果・・・
かんぬきが使えるようになりました!!!

C科:笠工Flights(R5.6.21)_営業報告 vol.3

2023年6月21日 水曜日

※ 笠工Flightsとは、環境土木科3年が職業リテラシーを身につけるために設立した“仮の会社”です。

本日は、本社の広報担当の仕事内容をご紹介します。

上の写真は、笠岡市の担当者と電話連絡をしている様子です。

〜 里海シンポジウムのポスター展示 〜

魚にとって生育の場として大切なアマモ場を増やす活動(アマモ場再生事業)に参加している私たちは、その活動内容をポスターにまとめ「里海シンポジウム(6月26日開催)」で展示しようと、今月上旬からポスター作りを進めていました。

笠岡市をはじめ全国各地の海辺からアマモという海草が減少しています。

アマモは、魚が豊かに育つための住みかとして大切な役割があり産卵場所になっているため、「どうにかならんのか?」といった状況なわけです。

そこで、「アマモ場再生事業(アマモを増やす活動)」のことを知らない人に、わたしたちの活動を知ってもらい、少しでも海の環境を守るためにご協力していただくために、どのようなポスターを作ればいいのか真剣に考え、工夫して作りました。

そのポスターがこれです(下)。

ポスター制作にあたって、市の担当者との電話やり取りはもちろん、その他、多くの作業に取り組んできました。

これからも、社会人リテラシーや職業リテラシーを身につけさせるために「めっちゃ忙しいやん」と思うくらいの仕事を任せていこうを思います。

現場からは以上です。