2023年9月10日 のアーカイブ

教務課だより

2023年9月10日 日曜日

8月18日(金)の登校日に引き続いて、9月1日(金)にも教務課長から『教務課だより』が発行されました。

『形から入って、心に至る』に関して、
日本戦前戦後最高教育学者と称されます、森信三先生は「身心相即」を提唱されています。
これは「自らの身体(言葉、表情、姿勢、行動など)が、自らの心(考え)に影響を与える」「身体と心はつながっている」という教えです。

『言葉』に関しては、
「しきしまの 大和の国は 言霊の さきはふ国ぞ まさきくありこそ」
このように、我が国最古(7〜8世紀)の歌集『万葉集』には「言霊」を使った歌が3首もあります。(この時点で、我々の先人は「言葉の持つ力」を既に認識しておられたということが分かります。)

また、昭和の大陽明学者と称され、玉音放送の最終添削者として知られ、元号「平成」の考案者とも言われている、安岡正篤先生は「言葉には思想が宿る」として、世界中の言葉を研究されました。

『教務課だより』は、奥深い話を身近な例を挙げながら分かり易く書いてくださっていますね。

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