08:40〜08:50 朝のSHR
08:55〜09:20 大掃除
09:30〜10:30 表彰式、始業式、諸連絡など
10:40〜11:30 LHR、帰りのSHR
【校長先生のお話】
・この夏季休業中に皆さんは優秀な成績をあげました。
ソーラーラジコンカーレースの全国大会2連覇、
測量の中国大会優勝、
ものづくりコンテスト(溶接)中国大会奨励賞、
高校総体ウエイトリフティング競技の入賞など、
これらの成果は、日頃の努力の積み重ねによるものです。
・8月19日には各専門科の特色を生かした本校での親子ものづくり教室が大成功で幕を閉じましたが、これもこの行事に参加して、親子25組を指導してくれた先生方や生徒諸君の協力のたまものであります。
・笠工では、専門的な知識・技能をしっかり高め、地域で活躍できる人財となるよう、ものづくりを通した人づくりをしていきたいと思っています。
・3年生は進路実現ができるようにしっかり努力をしてもらいたいです。
・1、2年生は部活動では新チームがスタートになります。素晴らしいスタートが切れるように高い目標を持って、自分を成長させてもらいたいと思います。

【教務課長のお話】
・お正月で言えば「一年の計は元旦にあり」。
これを2学期で言えば「2学期の計は始業式にあり」。
計画を立てようとすれば「PDCA」(=プラン・ドゥ・チェック・アクト)のうち、アクト(Act、改善)がとても重要になってくる。1学期の反省と改善に基づいて、目標を立てなければなりません。

・「笠工授業5」の再確認。「時間を守る」「場を整える」「挨拶・姿勢」「自分から 前向きに」「期限内に必ず提出」。これができるようになると、素晴らしい人物です。

・「守破離(しゅはり)」 これは武道の世界でよく使われる教えです。
「守」とは師匠の教えを守ること。
「破」とは師匠に教わったことを自分なりに変えていくこと。
「離」とは師匠から離れて一人前として生きていくこと。
笠工を卒業したらこんな力が身に付いたというようになってほしい。
そのためにもまずは先生や親など、大人の言うことをしっかり聞いてください。

【生徒課長のお話】
・夏休み中には部活動の輝かしい成果が幾つもありました。これらを2学期・3学期につなげていってください。
・集団生活なので、自己中心的な生徒は自らを改め、ルールをしっかり守り、協調性を大切にし、楽しい学校生活にしていきましょう。
・体育祭や文化祭をコロナ前(=4年前)の状態に戻すので、先輩方が行ってきた伝統をしっかり受け継いでください。
・一番心配しているのは校歌斉唱である。体育祭では校歌応援合戦をします。自分たちの母校の校歌が歌えないというのではいけません。

【進路課長のお話】
・3年生はこの2週間の間に「何人の先生に面接練習をしてもらうか」です。いろいろな先生に指導してもらうと、いろいろなパターンの面接試験に対応できます。
・面接練習だけではなく、職員室の出入りや提出物の出し方など、全てが面接試験につながります。
・夏休み前に、1〜2年生には「情報収集をしましょう」と言いましたが、2学期も引き続き行ってください。それにプラスして、3年生の様子を観察して、自分の将来に活かしていきましょう。
・3年生の中には、評定平均値がもう少し高かったら進路の幅が広がっていた生徒がいます。
また、1〜2年生は様々な行事にも積極的に参加して、入社試験や受験の際にアピールできるようにしておいてください。

【人権教育相談室長のお話】
・2022年に小中高生の自殺者が初めて500人を超え、その中でも9月1日が一番多かったです。
・困ったときは、誰かに相談したり、誰かに助けてもらいましょう。
・困っている原因が、一番身近で普段相談にのってくれるような人である場合には、外部の人、例えばスクールカウンセラーの先生に相談しましょう。
・お互いに協力し合って助け合って、2学期を乗り切っていきましょう。

校長先生をはじめ、お話をされた全ての先生方が始業式に行う話を、事前に長時間かけられてご準備なさいましたので、各先生方のお話を最低1つずつでも覚えて、2学期に是非活用してください。
「人は人によって磨かれる」
「自分を変えられるのは自分だけ」
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
