一昨日12月24日(火)収納式、壮行式のあとに、2学期終業式が行われました。
2学期終業式で、校長先生がお話なさいました内容を、昨日から2回にわたって紹介していまして、本日は後半です。

*12月24日(水)のブログのつづきです。
また、式典後の記念講演では、本田技研工業で「S660」の研究開発の責任者を務めた、本校電子機械科の卒業生、椋本陵さんからは、次のようなお話をいただきました。
・ものづくりの基本である「消費者意識」、すなわち、乗る人が幸せな気分になれる、ワクワクする車づくりを目指したということ。
・そして、最終的に車が完成したときには、開発チームみんながワクワクするような車ができたということ。
また、椋本さんから笠工生へのメッセージとして、
・一生懸命に勉強してほしい。
・一生懸命に遊んでほしい。
・「一生懸命に勉強する」ことで、みなさんの夢の近道や選択肢がしっかり広がるということ。
・「一生懸命に遊ぶ」ことで、刺激を受けることができたり、また友達が増えたり、友情が深まること。友達や友情は、人生においては大きな意味があるとのことでした。
笠工の先生方は、皆さんの体験的な学習もしっかり充実をさせて、
皆さんの知識・技能をより高めようという思いで、日々授業や行事に取組んでいます。
12月だけを例にとってみても、
・2年生全員が参加したインターンシップ
・M3とE2の生徒を対象に、三菱自工から電気自動車を笠工に持って来てもらっての見学会や講演会
・C3からは、第17回コンクリート甲子園に出場
・M3からは、第22回全日本ゼロハンカー大会に出場
など、体験的な学習や活動に多く取り組んでくれ、活躍してくれました。
そして、皆さんのこうした学習をより充実させるために、福山大学と高大連携協定を今月結びました。
大学の先生に笠工へ来てもらったり、皆さんが福山大学の研究室を訪れたりする、というような授業も取り入れながら、皆さんが成長してくれることを願っています。
令和7年も、地域で活躍できる人財づくりのしくみをしっかり充実させていこうと考えていますので、皆さんも積極的に取り組んでほしいなと思っています。
