2024年7月 のアーカイブ

先言後礼と立腰姿勢

2024年7月10日 水曜日

笠工では、学校長の学校経営計画に基づいて、SHRの開始時・終了時、授業の開始時・終了時などに「先言後礼」を行っています。

環境土木科3年生の授業開始時の先言後礼です。
お辞儀としては「敬礼」30度を意識して行っています。

「先言後礼」は、先に言葉を発して、その後にお辞儀をする礼法で、
入社試験などでは必ず実践しなければならない最上級のビジネスマナーです。

先言後礼を授業開始時にすることで、

・休み時間との区別・ケジメをしっかり付けることができる。
・授業に対して主体的・積極的になれる。
・先生に対して敬いの気持ちや感謝の気持ちを持てる。
などの効果が期待できます。

小生の授業では、授業開始時に「先言後礼」を行ったあとに、
腰骨を立てた姿勢(=立腰姿勢)で、腹式呼吸を1分間行う「立腰タイム」を行っています。

腰骨(腰椎5本)をしっかり押し込んで立てている姿勢です。

立腰を行うと、次のような功徳(くどく)が科学的に証明されています。

1 やる気が起こる
2 集中力が高まる
3 持続力がつく
4 頭が冴(さ)える
5 勉強が楽しくなる
6 成績が上がる
7 行動が俊敏になる
8 バランス感覚が鋭くなる
9 内臓の働きが良くなる
10 スタイルが良くなる

笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

出前授業@金浦中学校

2024年7月9日 火曜日

令和6年度に入り、本日で4校目(高屋中→木之子中→笠岡東中)となる出前授業に、金浦中学校へ伺いました。

このたびの訪問では、金浦中出身のM(電子機械)科3年生が2名、C(環境土木)科3年生が3名、C科2年生が3名同行しました。

この8名の中には、現生徒会長のほか、岡山県溶接競技大会の1位・2位、県測量大会優勝者、レスリング全国大会出場者などがいます。
このように、金浦中学校は本校の活躍を支えてくれている中心的な中学校の1校です。

本日の出前授業では、M科参加者25名、E科参加者20名、C科参加者22名で、いずれの専門科も非常に盛り上がり、あっという間の2時間でした。
各科の講座の様子は次のとおりです。

■M(電子機械)科

M科の開会行事の様子
溶接競技大会岡山県1位のM3坂本くん(金浦中出身)が溶接しているのを見学している様子
このたびは熱中症予防も兼ねて、希望者限定の溶接体験となりました。
溶接体験を希望した金浦中の男子生徒が順番待ちをしているところです。
機械科の先生の指導のもと、溶接体験を行いました。
グラウンドのトンボを溶接で2本製作しました。
笠工専門科公認キャラクター「MEC(メック)君」を製作している様子
MEC君は金浦中女子生徒からは「かわいい〜」と大好評でした。
閉会時では、M3生徒から、笠工はどのような学校であるか、電子機械科はどのような科であるか、などの話がありました。

■E(電気情報)科

電気情報科の先生が、基盤のどの箇所にはんだ付けするかを、黒板に基盤図を描いて説明している様子
複雑な作業の場面では、電子黒板で基盤を投影して、丁寧に具体的に説明しました。
基盤に「LEDランプ」や「抵抗器」をはんだ付けしている様子
基盤に電池ボックスを取り付けている様子。
カメラマンをなさっておられた金浦中の先生も見兼ねて、ついに参戦しました。
いよいよ最終段階です。
基盤を「ことりちゃん」で台座に留めて、
青海波(せいがんは)模様の木製カバーを取り付けました。
この木製カバーは、電気情報科の先生方の完全手作りで、レーザー加工機で製作されました。
「ことり」と「青海波」の組み合わせは、「波に千鳥」に由来しています。
「波に千鳥」とは、我が国奈良時代から使われている、伝統抜群・縁起抜群の文様です。
電気情報科長は奥深いですね〜!!

■C(環境土木)科

速乾性コンクリートを練(ね)る際に、本校環境土木科3年生が指導している様子
練ったコンクリートを、好みの型枠に流し込んでいる様子。
このあとマグネットを埋め込んで、「コンクリートマグネット」の完成です。
測量体験の様子。
メジャーで測ったりするのではなく、測量機器(トータルステーション。奥に見える緑色の機器)を用いて瞬時に測る方法を体験しました。
環境土木科の先生が、測量機器トータルステーションを用いた測量結果をもとに、残る1辺の長さの算出方法を説明しています。
C3生徒の指導のもと、ドローン操縦初体験にもかかわらず上手に飛ばしていました。
キャーキャー大笑いしながら、大盛り上がりのドローン操縦体験
閉会直前、班対抗ドローン飛行レースを実施しました。
MCを務められましたC科長のトークで、本日最高の盛り上がりとなりました。
笠工HPのオープニング画面にありますので、是非とも再生▶ボタンをクリックしてみてください。

酷暑週末の部活動

2024年7月8日 月曜日

過日7月6日(土)午前 テニス部の練習冒頭、部員全員で草抜きを行いました。

毎日の夕練で行っている草取りも期末考査割発表後はできていませんでしたので、わずか1週間で雑草が繁茂していました。

1時間ほど草抜きをして、打球練習を開始しようとしたとき、テント内の温度計に目をやると、午前10時前にもかかわらず、すでに38℃超になっていました。

グラウンドでは、野球部が7月6日(土)には津山高校と、7日(日)には津山工業高校と練習試合を行っていました。

7月7日(日)津山工業高校との練習試合前のアップの様子です。

なお、野球部は、全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)岡山県大会では、大会2日目の7月14日(日)美咲エイコンスタジアム 第1試合(9:00〜)で、倉敷工業高校と対戦します。

0705 電気情報科のつぶやき

2024年7月5日 金曜日

放課後の教室を覗いてみると…

何やら集まって楽しそうにお勉強をしていました。

来週から、1学期末考査です。1学期学んできた内容を、しっかり復習し、知識を定着させましょう!

皆さん、いい点取ってくださいね!

お世話になりました

2024年7月4日 木曜日

7月4日(木)午後、本校にてPTA活動に御尽力頂いた3名の方に表彰状・感謝状の授与が行われました。清掃活動やもちつき、コサージュの製作など率先してPTA活動に協力してくださいました。懐かしい話に花が咲きました。おめでとうございました。今後とも御指導のほどよろしくお願いします。

以下、様子です。

笠岡東中学校に出前授業に行ってきました!!

2024年7月3日 水曜日

7月3日(水)13:30~14:30

笠岡東中学校の3年生を対象に、出前授業を実施しました。

3つのグループに分かれ、電子機械科・電気情報科・環境土木科の学習内容を説明してきました。

中学生のみなさんは、工業高校の学習内容をしっかり感じ取ってくれました。

■電子機械科では、金属加工技術である溶接の見学や3Dプリンタで製作したMEC(メック)君のキーホルダーを作りました。

 

■電気情報科では、卒業生2名も応援に駆けつけ、電気工事の1つである金属管の曲げやプログラム制御によるドローン制御などを見学しました。

 

■環境土木科では、土木技術の説明やドローンによる測量の実演、また、速乾性のあるコンクリートを用いた小型マグネットの製作を行いました。

 

3学科とも工夫を凝らした内容で、1時間という短い時間でしたが、笠岡工業高校の魅力を中学生の皆さんに伝えることができました。笠岡東中の3年生の皆さんいかがでしたか?

今日の電子機械科(7/3[Wed.])

2024年7月3日 水曜日

笠岡東中学校の美術室の椅子が壊れた!

ということで、溶接しました!

溶接は電子機械科の得意分野です。

きれいにくっつきました!

工業高校生はしっかり技術を身に着けて、卒業をしていきます。

中学生のみなさん、ぜひ笠岡工業高校へ進学してください!

日本の工業を支えるのは、君だ!

0703 電気情報科のつぶやき

2024年7月3日 水曜日

熱いです!

気温?

いえ、電気情報科の生徒たちです!

現在、第二種電気工事士取得に向けて、毎日放課後練習をしています。

暑いけど、負けずに熱く頑張りましょう!

夏季OS 参加者数は近年最多!

2024年7月2日 火曜日

本年度の夏季オープンスクールは、昨年度(7月15日)に比べて2週間早めて、6月29日(土)に実施しました。
この早期実施は、7月初旬〜中旬に各中学校で実施されます保護者懇談の前に、是非とも笠工の魅力や強みを中学生やその保護者の方々へ直接お伝えしたかったからです。

さて、
・この早期実施が影響しているのか、
・昨年度以来の出前授業の実施校拡大によるものなのか、
・新旧様々な広報活動の成果なのか、
その要因を知る由(よし)もありませんが、今夏のオープンスクールには中学生だけで、定員を大幅に上回る生徒さんが参加してくださり、保護者の方を合わせると、参加者数は実に200にも上りました。(近年過去最多の参加者数)

当日の様子は次のとおりです。

体育館での朝の整列時の様子です。プラカードを持つ手前の3人は生徒会の2年生たちです。
溶接によるイノシシの箱わなです。
中学生に「イノシシになってみたい人?」と呼びかけましたが、今回は誰も手が上がりませんでしたので、笠工生自らがイノシシ役になって捕まりました。
なお、一番左側に立っている生徒はM3坂本くんで、過日の岡山県溶接大会では第1位に輝きました。
ちなみに、岡山県第2位も、M3の岡田くんです。
電気情報科のロボット製作です。
カニロボットやムカデロボットが動いていました。
ドローン測量実習や起業設立体験などについて、C3生徒が中学生に説明しているとこです。
笠工PTAとの座談会の様子です。
左からM3、C3、E1に息子さんを通わせておられますお母さん方です。
お母さん方のご意見は嘘や大げさが無いので、説得力や安心感が絶大です。
食堂を担当なさっておられます「はつね」のスタッフさんが、助っ人として息子さん(大学2回生)を連れて来られました。

最後に、生徒アンケート、保護者アンケートから幾つかのご意見をご紹介させていただきます。

【中学生の感想】
・すごくワクワクしました。

・ゼロハンカーがすごかった。

・どの科の生徒もすごく楽しそうにしていると思った。

・笠工の最新の設備が素晴らしかった。

・1人につき30社以上の就職先があり、笠工を安心して選べます。

・先輩や先生方の説明が分かりやすく、とても明るい雰囲気だったので、話しやすかったです。

・機械を自分の手で作っているのがすごいと思ったし、やりがいがあると思った。

・先輩が明るくて、優しくて、工業について説明してくれたので、楽しかったです。

・笠岡工業は先生と生徒の距離が近いことや、分からないことも先生が教えてくれるので驚きました。

・笠岡工業の生徒と先生の雰囲気がとても良くて、印象に残った。

【保護者の感想】
・生徒、先生、みんな、あいさつが気持ちいい。

・生徒さんがとてもキラキラしていた。楽しそうでした。

・在校生が明るく素直で、言葉遣いが丁寧で、良い子たちだと思いました。

・先生も生徒も感じが良く、思っていた以上に雰囲気の良い学校だと思った。

・全体的なイメージが変わりました。楽しそうでした。ありがとうございました。

・在校生の方々一人一人がしっかりしていて頼もしく思えました。

・どの科に行っても、先生と生徒が丁寧に説明してくれて分かりやすかったです。

・「地域とともに」というところが良いと思います。

・生徒主体で説明してくれたので、とてもリアルに感じられた。頼もしく成長していて素晴らしかった。

・学ぶ内容が将来に役立ちそうな事ばかりなので、これからは貴校のような学校がもっと注目されていくのではないかと思いました。

・座談会の雰囲気がとても良かったです。

・実際に通わせている方のお話を聞くことができて(=座談会で話を聞くことができて)、進学先として安心することができました。

臨時休校&ケルシー先生とのお別れ

2024年7月1日 月曜日

本日7月1日(月)は、午前4時半頃に、笠岡市、里庄町、浅口市に「大雨警報」「洪水警報」が発令され、午前8時半時点でも解除されませんでしたので、本校の規定に従いまして臨時休校となりました。

笠工でも、一部の側溝があふれ、大きな水たまりがあちこちには見られました。

休校になりましたので、小生は担当している「歴史総合」(3年生)と「地理総合」(2年生)にChromebookのクラスルームから、課題プリント(期末考査の範囲)の解答などを配信して、家庭学習を促しました。

さて、話は変わりますが。
本日は、本校で5年間お世話になりました、ALTのケルシー先生が最後の勤務日でした。
あいにく臨時休校になりまして、笠工生たちとの最後の授業ができずにお別れとなりましたので、ケルシー先生も本校生徒たちも非常に残念で、不本意ではないかと推察しています。

お昼休みには、生徒が登校していませんでしたので(生徒対応がありませんでしたので)、英語の先生が中心となって、ケルシー先生とお弁当を囲んでお別れ会をしました。

なお、ケルシー先生は、自然豊かで落ち着いた雰囲気の笠岡の地を非常に気に入られて、ALTとしては異例の5年間を笠岡市で過ごされました。
このたび、ご郷里のフロリダ州オーランドに戻られるそうです。

笠工と笠工生のために長きにわたりご厚誼ご尽力くださり、本当に有難うございました。教職員・生徒一同、心から感謝しています。